TBS大型ドラマSP「赤めだか」でビートたけし×二宮和也が共演!嵐ニノが演じる主人公・立川談春って?関連動画
嵐・二宮和也とビートたけしが初共演!今、一番チケットが取れない落語家・立川談春の自伝エッセイ『赤めだか』(扶桑社)がドラマ化!高校中退して17歳で立川談志に入門した青年…師匠の身の回りの世話をしながら人として、落語家として成長していく物語で、主人公談春役に二宮和也、師匠談志役にビートたけしが決定した。
2008年、立川談春著『赤めだか』が扶桑社より刊行された。この物語は高校を中退して落語家・立川談志に入門した1人の青年が「立川談春」という名を授かり、師匠の身の回りの世話をしながら、兄弟弟子たちと切磋琢磨し修業を重ね、1997年国立演芸場で行われた「第6回立川流真打トライアル」を経て、真打昇進するまでの苦難と葛藤を描いた自伝。『本の雑誌』2008年上半期ベスト1位受賞、2008年講談社エッセイ賞受賞、2015年1月現在まで12万部突破したベストセラーエッセイである。⇒赤めだか(amazonでチェック)
今年48歳になる立川談春、本名佐々木信行。本当は競艇選手になりたかったのだが、身長が伸びすぎて夢が絶たれた。もともと大学へは行くつもりがなかった佐々木青年は、高校2年生の春、競艇の次に好きな落語家になることを決意する。弟子になるなら古今亭志ん朝(2001年没)か立川談志(2011年没)と決めていた佐々木青年は、「立川談志芸能生活三十周年記念の会」で聴いた「芝浜」に感銘を受け談志の弟子入りを決意する。17歳で入門、31歳で真打昇進。2008年には師匠談志と歌舞伎座にて「立川談志・談春親子会」を開催、さらに同年、閉館間際の大阪フェスティバルホールにて独演会を開催。名実ともに落語会でトップをいく噺家になった。
近年ではTBSドラマ「ルーズヴェルトゲーム」に俳優として出演するなど、落語以外での活躍も目立っているが、本業の落語家として毎週全国各地で落語会を開催している売れっ子、今最もチケットが取れない落語家、と言われている。
自伝エッセイ『赤めだか』によると、師匠談志から教わった噺は「道灌」と「狸」だけ。3度目に談志から稽古の声がかかったとき、たまたま風邪を引いていた談春は、師匠にうつしては申し訳ないと断りをいれたそうだ。よかれと思ってやったことが師匠の怒りを買ってしまった。「弟子に稽古をつけてやると言ったら風邪を引いてますと断られた。こんなことは初めての経験だ。無礼にもほどがある」と、それ以来二度と稽古をしてもらえなかった。普通の人ではない談志だからこその反応だったのかもしれない。とにかく人間的にかなり変わった師匠についた談春が真打昇進するまでの物語なのだが、これがなぜだか涙なしには読めない本なのである。談春がどれだけ師匠を大事に思っていたか、談志がどれだけ弟子を大切にしていたか…その物語がビートたけしと二宮和也によってドラマ化される。
師匠・立川談志役にビートたけし。弟子・立川談春役に嵐の二宮和也。まだオフィシャルには2人のキャスティングのみの発表で、放送日も確定していない。しかし2015年、TBSが社運をかけた大型ドラマスペシャルとして放送される。
この2人の共演は落語ファン、談志、談春ファンでなくとも見てみたいドラマである。
残念ながら立川談春の高座動画(オフィシャル)なものはないのだが、YouTubeにて2010年に開催された独演会の宣伝動画がアップされている。立川談春、顔と名前をご存じない方はぜひご覧あれ。この強面な噺家役を嵐のニノが!?かなり美化しすぎていると思うのだが、ジャニーズきっての演技派、ハリウッド映画にも出演した二宮和也と、自身も映画監督として世界的に高い評価を得ているビートたけしというすばらしいキャスティング、ドラマの完成が待ち遠しい限りである。
TBS2015年年度大型スペシャルドラマ「赤めだか」。主演は嵐・二宮和也とビートたけし。その他出演者、放送日はまだ未発表。
◇TBS2015年度大型スペシャルドラマ「赤めだか」番組公式サイト
◇2010年「立川談春独演会」立川談春コメント動画(YouTube)
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