爆弾作りの名手・小野為八（星田英利）松下村塾にあらわる！井上真央主演「花燃ゆ」29日第13回あらすじと予告動画
松下村塾に小野為八（星田英利）という西洋砲術を学んだ男がやってきた！松陰（伊勢谷友介）をはじめ塾生たちは為八から爆弾づくりを教わることになる。そん中、萩では外国船から流入した「コレラ」が大流行していた！ 29日（日）夜8時よりNHK大河ドラマ「花燃ゆ」第13話を放送。予告動画は番組公式サイトで公開。
江戸時代でコレラ…といったらまず思い出すのが、大沢たかお主演「JIN-仁
」（TBS 2009年）である。これは平成の医師が幕末にタイムスリップする話だが、ここでもコレラが大発生し、治療のためにペニシリンを精製し…というストーリーだった。
29日放送の「花燃ゆ」でも、萩でコレラが大発生という展開になるようだが、ここで綾瀬はるかが「ペニシリンでございます！」といって登場したら…なんてことを想像するとちょっと笑える。
ネットで江戸時代におけるコレラについてちょっと調べてみたのだが、最初にコレラが大流行したのは文政5（1822）年、当然コレラに対する治療の手立てはなく大勢の人が命を落とした。次の流行が36年後の安政5（1858）年、アメリカ軍艦ミシシッピー号がシナから日本に持ち込んだとされている。江戸だけでも10万から26万人の死者が出たというから、どれだけ恐ろしい病気だったかがうかがえる。
21世紀の現代でも、コレラは死滅したわけではない。人類と病との戦いは、永遠に続くものなのである。
■前回あらすじ
松陰（伊勢谷友介）の後押しで、久坂玄瑞（東出昌大）と文（井上真央）は夫婦になった。婚礼の日、悪酔いした高杉晋作（高良健吾）が「玄瑞は、文は不美人だから嫁になど欲しくないと言ってたのに」などと目出度い宴の席で爆弾発言。その場にいた者たちは一瞬に凍り付き、玄瑞は慌てふためく。そんなハプニングもあったが、無事婚礼も済み玄瑞は杉家の一員として一緒に生活することになった。ところが一人暮らしが長かったせいか、誰かと一緒に生活することになかなか慣れない玄瑞。そんな玄瑞を文は暖かく見守った。
一方、小田伊之助（大沢たかお）が椋梨藤太（内藤剛志）のメンツをつぶしたおかげで、妻・寿（優香）はそれまで慕っていた椋梨の妻・美鶴（若村麻由美）との関係が悪くなったことを夫に抗議。美鶴に文の縁談をお願いしていたのに、勝手に玄瑞と結婚したことも立腹していた。伊之助、寿夫婦には、大きな溝ができはじめていた。
そんなある日、玄瑞が藩医として江戸へ遊学するよう命じられる。新婚ほやほやだったが、１人江戸へ行かねばならぬ玄瑞は、文に離縁を申し出る。しかし文は「遠い萩から、あなたのことを毎日思います。そしてあなたの帰りを待ちます。それが私の志です」と玄瑞に言い、2人は離縁することなく玄瑞の江戸行きが決まった。
そして安政5年4月23日、江戸では井伊直弼が大老に就任した。
■第13話「コレラと爆弾」あらすじ
夫・久坂玄瑞の江戸遊学を見送った文は、再び松下村塾の塾生たちの世話にあけくれる毎日を送っていた。そんなある日、塾に１人の男が現れた。名を小野為八（星田英利）といい、長崎で西洋式の砲術を学んだという。塾では松陰（伊勢谷友介）らが爆弾作りを教わることになる。
その頃、萩には外国船から流入してきた「コレラ」が猛威を振るっていた。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第13回は3月29日（日）、NHK総合は夜8時から。BSプレミアムは夜6時から放送。予告動画は公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。またNHKオンデマンドでは見逃し番組として配信を行っている。
◇NHK大河ドラマ「花燃ゆ」番組公式サイト
◇NHK大河ドラマ「花燃ゆ」Facebook公式ページ
◇NHKオンデマンド公式ページ
◇「花燃ゆ」NHKオンデマンド/GyaO!ストア
各話：216円/3日間、見放題パック：972円/毎月（自動更新）
【大河ドラマ紹介】 【2015年NHK大河「花燃ゆ」各話のあらすじ】
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