「奇皇后」第32話ネタバレあらすじと第33話予告:ヤン(ハ・ジウォン)がマトリックス?命懸けの恋と涙の口づけ…
狩猟の日の夜、ヤン(ハ・ジウォン)が欲しいというタファン(チ・チャンウク)は…ヨンチョル一派によるヤンとタファンの暗殺計画?その時ワン・ユ(チュ・ジンモ)は?次回は久々に胸のすくような大アクションと命を懸けた恋が見られる!「奇皇后」第32話の詳しいあらすじと第33話の見どころを紹介、MBC「奇皇后」サイトで関連動画が公開中だ。
※NHKにて2014年に放送した際に紹介した記事です。
【「奇皇后」を2倍楽しむ】には、各話の詳しいあらすじと見どころ、実在する人物の紹介、年表、ファンミーティングの再現レポなどをまとめて紹介しているので、視聴の参考にどうぞ。
また、高麗時代のドラマをあまり視聴されていない方やヒロインとなった“奇皇后”をご存じない方は、先にこちらの記事を読むことをお勧めします。⇒「奇皇后」直前SP放送!ヒロインは<シンイ>の悪役キチョルの姉?高麗時代と実在した主人公紹介!
■キャスト ⇒相関図(NHKへ)
キ・ヤン/スンニャン役:ハ・ジウォン
ワン・ユ役:チュ・ジンモ
タファン役:チ・チャンウク
タナシルリ役:ペク・ジニ
皇太后役:キム・ソヒョン
ヨンチョル役:チョン・グクファン
タンギセ役:キム・ジョンヒョン
■第32話「真の皇帝」詳細あらすじ
ヤンが1人でヨンチョルの元へ乗り込んできた。ヨンチョルに向かって「自分とペガンを、皇子マハ暗殺を企てた犯人に仕立てて処刑し、長官たちを脅してクリルタイでタファンの親政を阻む計画だろう。だが、自分たちに手を出せば、丞相が犯人だという証拠になり、孫を暗殺しようとした非情な祖父と世に知らしめることになる」と、ニヤリと告げた。だがヤンたちは何の証拠も握っていない。諸葛孔明の「己の戦略を徹底して隠すことで敵を動揺させる」戦法に倣った作戦で、ヨンチョルを揺さぶろうとしたのだった。ヨンチョルはヤンが出まかせを言っていると思いながらも動揺を隠せない。ヤンが立ち去った後、ワン・ユに意見を求めた。ワン・ユは、「百度の成功も一度の失敗で崩れるから危険なヤンを避けるべき」と進言。もちろんヤンを守るためだ。
ヨンチョルは今回はヤンには手を出さず、長官の1人に白羽の矢を立てた。皇帝タファンを支えようと長官たちが話し合っているとき、「刺客が白状した!」と、長官チョクコンと側室である娘が連行された。
共謀者を吐けと二人に酷い拷問!そこにタファンが現れ拷問を辞めろと命じるが、ヨンチョルは応じず更なる酷い“油で煮殺す刑”を命じた。タファンは「皇子殺害を命じたのは自分だ。自分を煮殺せ」と涙で訴えたが、ヨンチョルは「これもヤンの書いた筋書きか。そのような浅知恵では天下は収められない。親政はあきらめろ」と恫喝。タファンはひるまず、すべては明日のクリルタイで決めるようと返した。
チョクコンの釈放を訴えるペガンたち長官の前に、ヨンチョルはチョクコンの生首の入った箱を置き、「箱は他にも9つある」と長官たちを怯えさせた。
クリルタイ開催の日。タファンは、これまで愚かで臆病者だったわが身を謝罪し、「これ以上ヨンチョルに怯えることも逃げることもしない。ゆえに恥を承知で皆に忠誠を求める。機会をくれれば決して無駄にしない」と訴えた。
だが、ペガン以外の誰も親政に賛成しない。「今後二度と親政を行うなどというたわごとを言うな」と、意気揚々と立ち去ろうとするヨンチョル。
その時、長官たち全員がタファンに跪き、不忠を許してほしいと泣き崩れた。ヤンは、「丞相のために親政は阻まれたが、陛下はそのおかげで長官たちから真の皇帝として認められた。丞相の非情さが陛下を強くした」と、感謝の言葉を述べた。貢女出身のヤンのことを目に焼き付けた、と憎々しげに睨みつけてヨンチョルは立ち去った。
一人座り込み「結局何も変えることができなかった」と気落ちするタファン。ヤンは「ヨンチョルは玉璽を守ったが人心を失い、陛下は9人の長官の心を得た。陛下の勝ちだ」、と勇気づけた。
皇后殿に復帰したタナシルリは、ヤンを懲らしめようとさっそく朝礼開催を命じた。これを聞いた皇太后は怒り、印章をヤンに渡して後宮の一切の権限を持たせた。朝礼で、ヤンの指示の通りに動く側室たちや宮女を見て怒り狂うタナシルリ。
そんな折、宮中では恒例の狩猟大会が行われることに。ヨンチョルは驚くような大物を捕らえるからワン・ユにも参加するようにと命じた。同じころタンギセはヨム・ビョンスを呼び寄せ、狩猟の日、九尾狐をしとめると言い、狩猟の最終日に皇帝とヤンを殺せと命じた。首尾よくいけば大出世ができると、ビョンスはこれを承諾。
一方、メバク商団から来たヨンチョル宛の資金要請の手紙を盗み見たワン・ユたちは、メバクを超えるヨンチョルの巨大な財力を思い知った。弱気になるヨンビスに、なおも諦めるなというワン・ユ。チュルクが滅んだのは諦めずに戦い続けたせいだと、言い返したヨンビスにワン・ユは真剣を渡した。自分は木刀を握って勝負!真剣相手の勝ち目のない。木刀は叩き斬られたが、ワン・ユは折れた木刀をヨンビスの喉元に突き付け、「諦めた瞬間国や部族を捨てることになる。どんなに辛くても諦めないことが信じてくれる者への礼儀だ」と叱咤した。
いよいよ狩猟の日。迎えに来たヤンの身なりを愛情深い目で見つめ身なりを整えてやるタファン。その頃タナシルリは、タンギセとヤン暗殺計画の最終確認。
狩場でタナシルリはワン・ユに親しく接するが、ワン・ユはつれない。ここで初めてワン・ユは自分ではなくヤンに恋慕の情を抱いていることを知り、ヤンに一層憎しみを募らせた。
みんなは狩りを楽しみ、タファンとヤンも大青島を思い出しながら馬で競争を楽しんた。
その夜、タナシルリが酒宴を開き、ワン・ユ、タファン、ヤンの4人が気まずく揃った。強引に酒を勧めるタナシルリ。ヤンが酒が弱いことを知っているワン・ユとタファンは心配するが、ヤンは平然とタナシルリの相手。ところが、酔ってたわごとを言ったのはタナシルリの方。酒席では平気でいたヤンだったが、終った途端酔いが回って足元がもつれた。そんなヤンを優しく介抱するタファン。二人を切なそうに見つめるワン・ユ。そしてそんなワン・ユをタナシルリは憎々しげに見ていた。自分ではなくヤンに恋するタファンにも怒りを爆発させるタナシルリだった。
■第33話「ゆがめられた事実」(赤字はドラマのみどころ)
狩猟大会初日の夜。天幕で酔ったヤンを介抱していたタファンは、出て行こうとするヤンを引き止め、「そなたが欲しい」と迫る。タナシルリはタファンとヤンが一緒にいることへの怒りをあらわにするが、タンギセは明日には2人とも死ぬので、もう心を乱すことはなくなると告げる。外ではヨム・ビョンスが狩場にたくさんのワナを仕掛けていた。
翌日、狩りが始まり、タファンとヤンはワナが仕掛けられた場所へ馬を走らせる…。
天幕を出るとき、ヤンはある恐れを感じる。ヨンチョルを前にしてもひるまないヤンが、恐れるものとは?ヤンの切ない女心を女優ハ・ジウォンが目で語る。
一夜のうちにヨム・ビョンスたちが仕掛けたワナはなんと30ケ!果たしてどんなワナか?
今回久々にタファンとヤンのコミカルなシーンがあるのでお見逃しなく。久々にヤンの見事な弓の腕前やマトリックスのようなアクションが見られる。そして、ピンチのヤンを助けるのはワン・ユか?タファンか? 今回は、ワン・ユたちの大立ち回りにもしびれさせられる。それにしても、陰でヤンを守るワン・ユが辛い。狩猟の後、後宮に戻ったヤンとすれ違った後のワン・ユの一言、その後タファンの元へ行ったヤンが涙ながらに何をするのか?お見逃しなく
◇韓国MBC「奇皇后」番組公式サイト
【作品情報】【「奇皇后」を2倍楽しむ】