原作は横山秀夫の小説!新ドラマ「臨場」予告動画配信中-テレ朝
人気作家・横山秀夫の小説が原作のドラマが明日15日(水)から放送される! 「終身検視官」の異名をとる警察官が主人公の短編小説が原作の「臨場」だ。番組HPでは、予告動画と詳しいストーリーを見ることができる。
新聞記者だった横山は、記者時代の鋭い視点で、読者をあっといわせる実に見事な人間描写で事件を描いており、これまでにも、「陰の季節」、「半落ち」、「クライマーズ・ハイ」などの作品が映像化され、いずれも大ヒットしている。
彼の新聞記者としての手腕はタイトル付けにも生かされており、上の作品以外にも、「顔」、「ルパンの消息」など、ほとんど反則といっていいくらい魅力的なタイトルがつけられている。これが書店に並んだ日には、背表紙だけで思わず食指が動いてしまうだろう。
新ドラマ「臨場」も絶妙な命名(?)で、事件現場に臨み、初動捜査で的確に死者からのメッセージを読み取る、捜査一課の検視官を描いた社会派ミステリーに仕上がっている。
主役の倉石を演じるのは、内野聖陽。原作を読んだ方にはあまりのイメージどおりの配役に驚いたのではないだろうか? “鋭角なヤクザ顔で槍のように細い体躯が特徴的な一匹狼”。これが倉石の特徴だ。
内野は、演じる倉石について「倉石の持つ職人のような「頑固さ」や無頼な男の『気持ちよさ』を徹底的に追求して、表現していけたら良いなと思っています」とし、「かなり激しい男なので、…倉石の、『拾えるものは根こそぎ拾ってやる!』という強い心意気に自分も触発されつつ、見る人の希望になるドラマになってくれたらいいなと思います」と、役柄にかける意気込みを、倉石に負けないくらいの熱い心意気で語っている。
この内野に負けないくらい熱いのが、捜査一課管理官の立原を演じる高嶋政伸。高嶋といえば、未だにドラマ「HOTEL」で「姉さん事件です!」の心優しき熱血ホテルマン・赤川一平のイメージが残っていたが、今回の立石役で完全に払拭したかもしれない。番組HPでは、内野と共に検視官を演じる松下由樹、渡辺大らのコメントの記事が掲載されている。
ドラマ好きにはたまらない骨太なドラマ「臨場」は、15日夜9時から毎週水曜日に、テレビ朝日系列で放送される。
テレビ朝日「臨場」