お嫁さんにしたい女優から稀代の悪女へ!「善徳女王」ミシルと女優コ・ヒョンジョン紹介!予告動画

2015年05月05日09時30分ドラマ
(c) MBC 2009 All Rights Reserved.

BS朝日「善徳女王」の第1話、2話を視聴されて、ミシル(コ・ヒョンジョン)が功臣から悪女への道を踏み出した理由がお分かりいただけただろうか?今回は、ミシルと演じたコ・ヒョンジョンについて紹介しよう!DVDや関連書籍も好評発売中で、予告動画はDVD公式サイトで視聴できる。



【「善徳女王」を2倍楽しむ】では、BS朝日の放送に合せてネタバレなしのあらすじや、ドラマ視聴に役立つ情報、各話ごとの詳しいあらすじや見どころをまとめているので参考にどうぞ。

■ミシル(美室)(生没不詳:540年代? - 612年以後)
ずば抜けた政治感覚と美貌の持ち主のミシルは、新羅の歴代王妃を輩出してきた王妃族の系列。真興王の寵愛を受け命懸けで王と新羅に尽くしたがその身分は側室。王は死に際してミシルの実力を認めながらも彼女の底に秘めた野望を嗅ぎ取り、王亡き後は仏門に行くように命じた。だが、王の本心は違った。自分以外にミシルを止められるものはいないと、臣下にミシルの殺害をこっそり命じた。ところが命令を受けたのがミシルの情婦ソルォン。王の本音を知ったミシルは、王の次男(のちの真智王)を色香で惑わせ息子までもうけた。ところが、真智王もまたミシルを王妃にはしなかった。怒ったミシルは王を廃位させ、ぐんと年の離れた真智王の甥っこである真平王にまで手を出そうとした。
ミシルは結局3人の王から拒絶され、どうしても王妃になりたい彼女は、息子を捨てて新たな夫セジョンを王位につけようを策略を巡らせていく。

美室美室役コ・ヒョンジョン★コ・ヒョンジョン(1971年3月2日生、身長172cm)
本作には韓国時代劇おなじみの名優たちが大勢出演しているが、意外なキャスティングも多い。その中のひとりがこのコ・ヒョンジョンだ。
2005年以降韓ドラにハマったファンにとってコ・ヒョンジョンは、強い女性のイメージを持っているだろうが、彼女はいわゆる“お嫁さんにしたい女優”、“きれいなお姉さん”的位置づけの女優だった。1989年ミスコリア出身で、1991年に「なつめの木に愛が実るよ」でドラマデビュー。その後もドラマに出演し、1995年には「砂時計」でブレイクし一躍スターダムにのし上がった。そして誰もがうらやむ御曹司と結婚し、惜しまれながら芸能界から消えた。その後も彼女の人気は衰えることなく、復帰して欲しい女優のランキングでは50%の投票率を誇った。
その声にこたえたわけではないだろうが、彼女は離婚して女優復帰。離婚後彼女が選んだ作品は、日本のドラマ「星の金貨」で、ノリピーこと酒井法子が演じたヒロイン。韓国のタイトルは「春の日」。なんと34歳で20代前半を演じた。申し訳ないが筆者には正直きつかった。
彼女もそう思ったのか、この後はこれまでのイメージを打ち破った作品に出演している。2006年「キツネちゃん、何しているの?」ではアダルト雑誌の編集者できわどい言葉もポンポン吐いた。2007年にはソウル警察も全面協力したクライムアクション「H.I.T.-女性特別捜査官-」で勇ましい韓国初の女性特別捜査課長。「善徳女王」の後、2010年には「レディプレジデント〜大物」で韓国初の女性大統領役を、2013年には日本の同名コミックのリメイク作「女王の教室」で冷酷さと近寄れないカリスマ性を持つ悪魔のような女性教師、マ・ヨジンになりきった。
「善徳女王」放送当時コ・ヒョンジョンは、このミシルで主人公を飲み込むほどの人気となり、MBC演技大賞をはじめ数々の賞を独占した。
韓国ドラマに悪女ブームをもたらせたのもこのミシルだ。

さあ、今後ドラマの中でミシルがどんな悪女に成長していくのか?BS朝日での放送をお見逃しなく。

★本サイトで掲載されている記事、写真については無断使用・無断複製を禁止いたします。

「善徳女王」DVD公式サイト
BS朝日「善徳女王」番組公式サイト
 2015.5.4スタート 月~金 8:58-10:00

kandoratop【作品詳細】【「善徳女王」を2倍楽しむ】