「奇皇后」第38話ネタバレあらすじと第39話予告:新皇后冊立!ヤン×ワン・ユvs皇太后×ペガンの戦いスタート
高麗人を元の皇后にしないために皇太后とペガンが手を組んだ!ペガンの裏切りにヤンもワン・ユの手を握った!新たな戦いが始まるドラマのキーマンとなるのはペガンの姪バヤンフト(イム・ジュウン)…第38話の詳しいあらすじと第39話の見どころを紹介、MBC「奇皇后」サイトで関連動画が公開中だ。
※NHKにて2014年に放送した際に紹介した記事です。
【「奇皇后」を2倍楽しむ】には、各話の詳しいあらすじと見どころ、実在する人物の紹介、年表、ファンミーティングの再現レポなどをまとめて紹介しているので、視聴の参考にどうぞ。
また、高麗時代のドラマをあまり視聴されていない方やヒロインとなった“奇皇后”をご存じない方は、先にこちらの記事を読むことをお勧めします。⇒「奇皇后」直前SP放送!ヒロインは<シンイ>の悪役キチョルの姉?高麗時代と実在した主人公紹介!
■キャスト ⇒相関図(NHKへ)
キ・ヤン/スンニャン役:ハ・ジウォン
ワン・ユ役:チュ・ジンモ
タファン役:チ・チャンウク
タナシルリ役:ペク・ジニ
皇太后役:キム・ソヒョン
ヨンチョル役:チョン・グクファン
タンギセ役:キム・ジョンヒョン
■第38話「終わりなき争い」詳細あらすじ
秘密資金を探すタンギセの元に父ヨンチョル丞相と弟タプジャヘが殺され、見せしめのためにその遺体が曳きまわしの刑に処せられていることが伝えられた。その知らせは冷宮のタナシルリの元にも。
各行省からヤンの元にたくさんの貢物が届いたが、ヤンはすべて皇室のモノとした。そして高麗からも貢物が届き、中には高麗王からの密書が入っていた。密書はワン・ユの元にも届き、高麗のためにヤンが皇后の座に就くことを助けるようにとあった。
そんな中、タルタルはヨンチョルの秘密資金を探すために屋敷と執務室を捜索。様子をうかがいに向かったワン・ユが見たのは、我が物顔に丞相の部屋を使うペガンだった。さらに自分が正式に丞相になり、ワン・ユが復位した暁には高麗は元の属国としての礼を尽くせと言い放った。これはヨンチョル時代より酷い。帰りにヤンと行き交ったワン・ユは、「モンゴル人とその伝統を重んじるペガンに注意するように。高麗出身のヤン様はいつか疎んじられる。そして要らぬ敵をつくらぬためにも公の行事に出席することを避けるように」とアドバイスした。
ヤンの元に、論功行賞で自分たちの味方になるように長官たちが頼みに来た。聞き入れないときには、タファンは全行省を失うことになると。
その頃タファンは論功行賞に悩んでいた。ヤンは、オガンたちの対面を守るために、権力ではなく名誉を分ける妙案を考えついた。様子を見に来た皇太后も納得したが、それがヤンの考えたものだと知り改めてヤンに脅威を感じた。
いよいよ発表の日。丞相にはペガンが任命された。だが任命はまだ続いた。丞相と同格の三つの官職を復活させ、オ・グァンは太師、プ・サギは太傅、ソル・トガンは太保にそれぞれ任命。そしてワン・ユの高麗王への復位を発表。さらにヤンの皇后冊立を発表しようとしたとき、皇太后が待ったをかけた。ヤンはタファンを制し、皇太后の言うとおりにすべきと口添えした。
論功行賞の後、ヤンはタルタルに今回復活させた三つの名誉職は、長官たちの対面とタファンへの忠誠のための苦肉の策だと説明。ペガンが誤解しないようにタルタルから説明してほしいと頼んだ。だがその頃、皇太后がペガンを揺さぶっていた。今回の論功行賞がヤンの考えだと告げ、高麗人のヤンが皇后になれば高麗の血を引くアユが皇帝の座に就くことになる。この国を守れるのはペガンだけ。姪を皇后にしてペガンが皇室の姻戚になってはどうかと提案。今回の褒賞に不平のペガンはすぐに姪のバヤンフトを呼び寄せ皇后教育を始めさせるように指示した。
一方、パン・シヌはトクマンに頼んでマハ皇子の元へ。足の甲にある3つのホクロを確認し、憐れな皇子の身の上に涙を流した。そのマハを救おうとしたタナシルリは、皇太后に自分の命と引き換えにマハの命を救ってくれと泣いてすがった。その涙に、皇太后はマハ皇子がタナシルリの子だと確信した。
いよいよタナシルリ毒殺刑執行の日。だがタナシルリは運ばれた賜薬を地面にたたきつけ、やってきたタファンにつかみかかり悪態をついた。騒ぎの中ヤンが現れ、毒殺刑では物足りない。絞首刑にしてくださいとタファンに頼んだ。そしてタナシルリの耳元でマハがニセモノだと知っていると告げた。
刑場に送られるタナシルリはワン・ユとすれ違い、「恨めしい、心を奪われなければ…死んでも許さない。ヤンと共に呪ってやる」と静かに言い捨て、ワン・ユはここでもヤンを守ろうと、「呪うのは自分一人に欲しい」と返した。
民の罵倒を受けながらタナシルリの絞首刑が執行された。タナシルリが最期に見たのは兄タファンの姿だった。
ヤン皇后冊立の噂で沸く中、皇太后が大明殿の前に座り込み、高麗の者を皇后にはできないと反対。タファンはペガンを呼び寄せ皇太后の説得を頼むが、ペガンもまたヤンの皇后冊立に反対し、すでに禁婚礼を出したと報告。ワン・ユの危惧したとおりになってしまった。
皇后候補たちがやって来て、ペガンの姪バヤンフトも到着。「そなたが皇后になることはない」と言うタファンに、バヤンフトは「陛下は私を皇后になさいます。私も陛下を好きになりました」と悪びれずに答えた。
■第39話「秘密資金」(赤字はドラマのみどころ)
今後は元にいる高麗の者と自分のために闘うと誓ったヤン。いつか皇后になり息子を皇帝にして力を得る手助けをしてほしいとワン・ユに頼む。まずは協力してヨンチョルの秘密資金を捜すことに。
ペガンが姪バヤンフトを皇后候補とし皇太后も支持。ヤンはペガンとの対立を避けるため、バヤンフトを皇后に迎えるようタファンに告げる。一方、ヤンの息子アユルシリダラの食事に毒が入っているのが見つかり大騒ぎに…。
ペガンと皇太后が手を組んだことで、今彼らと正面衝突をすることを避けるべきだというヤンは、タファンになんというのか?そして、ヤンと手を組もうとするワン・ユにヨン・ビスはどんな態度にでるのか?
今回最大の見どころは、ワン・ユがマハを抱き上げるシーン。わが子と知らずにマハに癒されるワン・ユが憐れだ。そしてマハもまたヤンの子でしかも父がワン・ユだと知った時、皇太后はどうするのか?
これまでヤンに主導権を渡していた皇太后がいよいよ牙をむき始めた。さすが、現代ドラマに悪女で鳴らしたキム・ソヒョン。今後の女のバトルが楽しみに。
それにしてもバヤンフト(イム・ジュウン)が美しい。タナシルリとはタイプの違うバヤンフトにタファンは大丈夫か?タナシルリ相手にはまったく動じなかったヤン。ヤンの心にも変化が…。
そして今回中盤で、チ・チャンウク扮するタファンがスンニャンのために歌ったオリエンタルテイストのバラード曲「蝶へ」(나비에게)が聞けるのでお聴き逃しなく。
◇韓国MBC「奇皇后」番組公式サイト
【作品情報】【「奇皇后」を2倍楽しむ】