「奇皇后」第40話ネタバレあらすじと第41話予告:征服戦争は野望か大義か?秘密資金を運び出せ

2016年07月01日09時35分ドラマ
(C)Lee Kim Production/MBC

ついに秘密資金を発見!さあ、ヤン(ハ・ジウォン)はたちはこれを無事に運び出すことができるのか?そして、ヤンの師匠タルタル(チン・イハン)は、ヤンたちの作戦にまんまと騙されるのか?それとも見破るのか?今回はヤンとタルタルの師匠対決に注目を!いよいよ終盤に差し掛かり見どころたっぷりの「奇皇后」、第40話の詳しいあらすじと第41話の見どころを紹介、MBC「奇皇后」サイトで関連動画が公開中だ。
※NHKにて2014年に放送した際に紹介した記事です。



【「奇皇后」を2倍楽しむ】には、各話の詳しいあらすじと見どころ、実在する人物の紹介、年表、ファンミーティングの再現レポなどをまとめて紹介しているので、視聴の参考にどうぞ。
また、高麗時代のドラマをあまり視聴されていない方やヒロインとなった“奇皇后”をご存じない方は、先にこちらの記事を読むことをお勧めします。⇒「奇皇后」直前SP放送!ヒロインは<シンイ>の悪役キチョルの姉?高麗時代と実在した主人公紹介!

■キャスト ⇒相関図(NHKへ)
キ・ヤン/スンニャン役:ハ・ジウォン
ワン・ユ役:チュ・ジンモ
タファン役:チ・チャンウク
タナシルリ役:ペク・ジニ
皇太后役:キム・ソヒョン
ヨンチョル役:チョン・グクファン
タンギセ役:キム・ジョンヒョン

■第40話「丞相(じょうしょう)の大望」詳細あらすじ
夜道、ワン・ユとの密会に向かうヤンをタンギセが襲った。追い詰められたヤンは簪をタンギセの左目に投げ刺した。ワン・ユたちが駆けつけるがタンギセたちを取り逃がす。その後、ヨンチョルの秘密資金について鉱山で古く歌い継がれている“八八王の歌”に謎が隠されているのではないかとワン・ユがヤンに話す。

パヤンフトはペガンから皇室の資金を管理するヤンの権限を奪うよう命じられ、ある作戦を思いついた。朝礼の場で、ヤンの影響力の大きさを示したうえで、後宮の全権をこれまで通りヤンに託すと言い、自らは徹底的に弱腰を装った。ソ尚宮たちが皇太后のスパイだと見抜いているパヤンフトが、彼女たちの口から朝礼での一件が尾ひれをつけて皇太后に伝わることを確信しての行動。目障りなヤンと皇太后を戦わせる“漁夫の利”作戦だ。

その頃ヨンビスは行首とともにメバクの頭に会っていた。だが、頭をはじめメバクの者たちは全員仮面をつけており、返答も全て筆談。秘密資金の在処を聞くが知らないと。タンギセの処遇については“活”と書き、生かしておけと指示。渦中のタンギセは痛みにうなされヤンへの復讐心を一層強めていた。

タファンは大殿に姿を見せないヤンにやきもきしながらも、ヤンの不機嫌は自分が皇后にするという約束を守らなかったためと反省。ヤンの気持ちを癒してやろうとコルタを呼ぶが、不在。遅れてやってきたコルタを勤務怠慢と注意し、影絵の準備を指示。そのころヤンは“八八王の歌”の秘密解明に苦心していたが、そこに皇太后が現れ、朝礼での一件でヤンを叱責。後宮を取り仕切る印と帳簿を取り上げ、今後は皇后に従うことを命じた。これこそがパヤンフトの狙いだったが、今のヤンには乏しい後宮の倉庫など眼中にない。秘密資金を探し出すことが急務。だが、今度はタファンからの影絵の誘い。しぶしぶ出向くが、途中でパヤンフトと出くわし皇太后の一件の謝罪を受ける。続いてタファンが登場。「皇后も一緒に」と影絵に誘うようヤンが促すも、タファンの態度はケンモホロロ。
影絵の最中もタファンはヤンの手を握りその美しい顔を凝視。だがヤンの頭は“八八王の歌”のことでいっぱい。しかし、ヤンは影絵からあるヒントをみつけた。気もそぞろのヤンの様子にさすがに腹を立てたタファン。そこにペガンから謁見の申し込みがあり、タファンは大明殿へ。

「ヤンに惑わされることなく、チンギス・カンやクビライ・カーンよりも偉大な王になってほしい」と言うペガンは、高麗などの周辺国を手中に収めるための征服戦争をタファンに持ちかけた。そして莫大な戦闘資金は、ヨンチョルの秘密資金で賄えると。タファンの野望を聞いたタファンは志を共にすることを天に誓った。
物陰からこれを聞いていたヤンは、ペガンに秘密資金が渡れば高麗が危ういと考え、“八八王”のなぞ解きを急いだ。そして“八八王”が“金”を崩した文字だとひらめき、隠し場所を特定。だがそこは回収が困難な場所。そこでヤンはヨンビスを巻き込んだ大掛かりな作戦を打ち立てた。呼び出されたワン・ユたちは、そこにヨンビスがいたことに驚く。ワン・ユに、秘密資金の隠し場所が分かったと告げ、ペガンやタファンがこの資金をもとに征服戦争を起こし、高麗を元のものにしようとしていると教えた。なおも、資格のないヤンと手を組むことに反対するヨンビスだったが、ヤンが秘密資金の隠し場所をみつけただけに、ヤンと手を組むしかなかった。

ところがヨンビスは、秘密資金の在処と2つの条件を引き換えにペガンに接触した。
一つは、メバク商団すべてを手中に収めるために大都支部を潰すこと。もう一つは、皇宮への物品納品の独占権。これには陛下の玉璽が押された約定書で約束してほしいと。
ペガンはすぐさまタファンの元へ向い、人払いを命じヨンビスのことを報告した。

その頃ワン・ユはマクセン(チョクホ)を呼び寄せ、過去に押収した大量の偽交鈔を鉱山に運ぶように命じていたが、ヤンからの知らせでヨンビスの裏切りが報告された。ワン・ユはすぐにメバク商団の捕縛を命じた。そしてワン・ユはペガンの元へ行き、タンギセが出現したことを報告。タンギセはメバク商団にかくまわれていたのでメバクを捕縛しろと命じに行くと告げた。ペガンは、ヨンビスとの取引に応じることにし約定書の手配に向かった。

逃げるタンギセは、ヨム・ビョンスたちと内輪もめ。そんな彼らの前をヨンビスが通り、他のメバクが捕まっているのにヨンビスが無事なのを怪しみ、尾行。ヨンビスの密会相手はペガン。ヨンビスは、後宮への独占権を認める約定書と引き換えに、秘密資金の在処が鉱山の作業場の納屋の中だと教えていた。これを盗み聞きしたタンギセたちは早速、鉱山へ行こうとする。

だが、すべてはヤンの作戦だった。ヨンビスは裏切り者のふりをしていたのだった。

■第41話「隠し部屋」(赤字はドラマのみどころ)
ヤンはペガンを欺き、ヨンチョルの秘密資金が鉱山の村に隠されていると信じさせることに成功。タルタルがその捜索で不在になる4日の間に、ワン・ユと一緒に本当の隠し場所から秘密資金を運び出す計画だ。ワン・ユは高麗に戻り王に復位することをペガンに告げ、ペガンの屋敷で送別の宴(うたげ)を催してもらうことに。ヤンは宮中に偽の伝染病騒ぎを起こし、避難先としてタファンと共にペガンの屋敷に移ると申し出る。
密会の時、ヤンの目を見ようとしないワン・ユが切ない。頭脳戦が続く中、短いシーンながらもワン・ユとペガンの手合せがあるのでお見逃しなく。
今回の作戦で最も危険な役目を担当しているのはヨンビスだろう。そんなヨンビスが今回ずばり、ヤンにワン・ユへの切ない想いを告白するシーンがある。その後、久々にワン・ユとヤンとの回想シーンがあるのでお見逃しなく。
すっかりパヤンフトの掌に載せられた皇太后が滑稽だが、今回は物語の結末に繋がる大事なシーンがあるのでお見逃しなく。移送されるメバクのメンバーの一人が移動する皇族たちの一団を見て怯えるシーンがある。いったい彼は何に怯えたのか?想像してみよう。
今回もワン・ユがマハを胸に抱くシーンある。出自を知っているパン・シヌたちの言いようのない表情をお見逃しなく。今回はその現場にヤンも登場する。そして、今回の作戦では麻雀が大きな役目を持つのでこちらもお楽しみに。
さて、今回もっとも注目したいのは、秘密資金で征服戦争を起こそうとするペガンに異を唱えるタルタルだ。ここまで師匠としてヤンにたくさんの知恵を授けてくれたタルタル。果たして今回の頭脳合戦はどちらに軍配が上がるのか?


韓国MBC「奇皇后」番組公式サイト

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