「奇皇后」第41話ネタバレあらすじと第42話予告:ワン・ユ復位!ヤンよ、皇帝の逆臨に触れるな!刻まれた溝…
ヤンはペガンを欺き、ヨンチョルの秘密資金が鉱山村に隠されていると信じさせ、ついに秘密資金を持ち出すことに成功した!後は興徳殿の隠し部屋に運び込むだけだが…高麗ではワン・ユは復位するが、またもやタンギセとヨム・ビョンスが動き出す!そして今回はヨン尚宮が大きな役割を果たす…第41話の詳しいあらすじと第42話の見どころを紹介、MBC「奇皇后」サイトで関連動画が公開中だ。
※NHKにて2014年に放送した際に紹介した記事です。
【作品詳細】 【「奇皇后」を2倍楽しむ】
■キャスト ⇒相関図(NHKへ)
キ・ヤン/スンニャン役:ハ・ジウォン
ワン・ユ役:チュ・ジンモ
タファン役:チ・チャンウク
タナシルリ役:ペク・ジニ
皇太后役:キム・ソヒョン
ヨンチョル役:チョン・グクファン
タンギセ役:キム・ジョンヒョン
■第41話「隠し部屋」詳細あらすじ
ヤンはワン・ユと密会し秘密資金をペガンの屋敷(元ヨンチョル邸)から運び出す計画を練った。危険だから自分一人で計画を実行すると言うワン・ユに、成功せるためにも自分が絶対に疑われないタファンや皇室の人たちとペガンの屋敷に乗り込むと言うヤン。計画は、タルタルが秘密資金の捜索で鉱山村に行って不在になる4日の間に全てを終わらせなくてはならない。
タルタル出発の日。秘密資金が征服戦争の資金になるというペガンの言葉に浮かない顔のタルタル。何か言いたいことがあるのかと問うペガンに帰って来てから話すと答え、秘密資金の回収に向かった。
ヤンは、なぜペガンの征服戦争に同調したのかとタファンに訊ね、タファンは、ペガンにはこれまでの丞相のような権力欲や私利私欲がないと答えた。ヨンチョルも初めは忠臣だったというヤンに、だから見ている最中だ。心配するなと。なおも、戦争を防ぐべきというヤンに、「征服戦争は野心ではなく大義だ。いや、後世に愚かな皇帝だと記録させないためにも、アユルシリダラ(アユ皇子)に父として誇れる英雄となりたい。だから反対するな」とこれまでになく強い口調で言った。
いよいよ計画決行!ヤンの指示でホンダンとパク内官が宮中で流行り病が流行しているように見せかけ、ヤンは難を避けるためにタファンや皇族一行をペガンの屋敷に避難させるように仕向けた。
一方、ワン・ユはペガンに高麗に帰って復位すると切り出し、名残りを惜しむペガンに屋敷で宴を開いてもらうように頼んだ。
こうしてタルタルが不在の間に、ワン・ユ、ヤン、そしてタファンはじめ皇室の全員がペガンの屋敷に集まる口実ができた。後は運び出す手伝いにヨンビスの力が欲しい。ところがその頃ヨンビスは拉致されメバクの頭首の前に引き出されていた。ヨンビスだけが無事なのを頭首が疑っていたのだ。タンギセを匿っていることがワン・ユに知られ、彼らを渡す代わりに商団を生かした。今後、宮中の物資はメバクが独占で扱えるようになったと必死に弁明し釈放された。
その後ヨンビスはヤンに呼び出され、怪しまれずにペガンの屋敷に乗り込むための方法を聞く。その後ヨンビスは、ヤンにワン・ユを慕っていることを告白し、ワン・ユが今もヤンを忘れられずに苦しんでいると告げた。
一方、鉱山村にはタルタルたちに先んじて到着したタンギセとヨム・ビョンスたちが、マクセンの上手い誘導で莫大な金塊と交鈔を発見!タンギセはペガンの追撃を逃れるためにマクセンを道案内に先を急ぐことに。だが、ヨム・ビョンスはタンギセに秘密資金を渡すつもりはなく、時期をみて亡き者にするつもりだった。
いよいよ計画実行だ。タファンは皇太后と一緒にバヤンフトが姿を見せたことに不快の表情。するとまたもや皇太后のヤンいびりが始まった。バヤンフトはあくまでも優しく思いやり深い態度を見せ、結局はバヤンフトも一緒に避難することに。その他、皇太后の腹心チャン・スニョンやタファン付き内官コルタ、ヤン付きの内官パク・プルファ、そしてお付きの宮女たち全員がペガン邸に向かった。一行が移動する時、ペガンの牢から移動させられたメバクの者と遭遇。すると、その中のひとりが誰かの顔をみて表情を一変さえ跪いた。果たしてそれは?
一行の移動が済み、ペガンは陛下のもてなしとワン・ユの送別の宴を開くことになった。
その頃、タンギセたちに遅れてタルタルが鉱山村に到着。タンギセが秘密資金を運び出したことを聞くとすぐに後を追った。だが、タルタルたちが追いつこうとしたとき、こっそりとマクセンが秘密資金に仕掛けた爆弾に火をつけた。燃え盛る秘密資金を残してタンギセたちは逃走。タルタルは秘密資金がすべて燃え尽きたことを目撃した。
これこそがワン・ユたちの計画。鉱山村の交鈔はすべて偽物。彼らに秘密資金が消滅したように思わせる作戦だった。だが、タルタルは燃え残りから交鈔が偽物だと見抜いた。そして子供たちの「八八王の歌」を聞いてすべてを悟り、大都へ急いだ。
ヤンがアユ皇子を抱いているとき、ワン・ユは庭でぐずっているマハ皇子をあやしていた。宴に向かうヤンがワン・ユに近づき声をかけた。ワン・ユは、ヨンビスに届いた知らせからタルタルが作戦に気づいたことを告げ計画を早めることに。ヤンが妙案を思いついた。ワン・ユが麻雀でペガンやタファンたちの気をひき、その隙にヤンたちが運び出す作戦。さっそく全員での麻雀が始まった。ホンダンは見張りの兵士たちに眠り薬入りの酒を振る舞い、ヤンはアユ皇子を口実に麻雀を抜け、秘密資金の隠し場所の特定に急いだ。そして見取り図を火にかざして書斎の裏に隠し部屋だと気付いた。あとはパン・シヌやヨンビスが秘密資金を持ち出した。
タルタルが到着した時…すべてが終わった後だった。
麻雀の後、タファンは「高麗のためにも高麗は元の一部になった方が良い」とワン・ユに告げた。その場にタルタルが現れ、秘密資金がすべて灰になったと報告。だがその目はヤンを見ていた。
二人になったワン・ユは「秘密資金は二人で折半しヨンビスには自分の取り分から渡す」とヤンに告げた。部屋に戻るヤンをタルタルが書斎の隠し部屋に誘い、秘密資金をどこに隠したのかと訊ねた。ヤンは「戦の資金が消えたのなら幸いだと思う」と答えた。タルタルは負けを認め「真実を知りながら何もできない時がある。ヤン様は師である私に勝った。だがその資金がわが一族に害を及ぼせばその時は黙っていない」と。その背中に、「民より一族が大切なのですか」と声をかけた。
全ては計画通りに事が運んだ。後は秘密資金をヤンの興徳殿に運び込むことだけだが…。
■第42話「刻まれた溝」(赤字はドラマのみどころ)
興徳殿に秘密資金を運び込むとき、運悪くタファンや皇太后と出くわしてしまう。ヤンの機転で何とか切り抜ける。タファンがヤンを遠くに感じると嘆くと、コルタはもっとヤンに強い態度を取るべきだと告げる。タファンとペガンは長官たちの反対を押し切って征服戦争を始めると宣言。タルタルは内政に励むべきだとペガンに反対し、ヤンもまるでヨンチョルと同じだと指摘するが、ペガンは国と皇帝のためだと聞く耳を持たない。ヤンはタファンに考え直してほしいと頼むが…。バヤンフトはヨンファを脅し、幼いマハを使ってヤンを陥れる作戦に出る。
そして高麗ではついにワン・ユが復位を果たす。
「たかが側室」と言ったコルタにタファンはどんな態度に出るのか?これまで優しい顔だけを見せていたバヤンフトがついに鬼の形相を見せ始める。バヤンフトの卑劣なやり方をお見逃しなく。今回は、ヤンがマハ皇子をその胸に抱くシーンがある。果たしてどの場面で?そしてマハ皇子はヤンに懐くのか? さらに、タファンがアユ皇子の食事の世話をするほのぼのシーンもある。その後の修羅場でタファンが怒りの言葉の中にもヤンへの深い愛の言葉があるのでお聴き逃しなく。
ワン・ユ復位後の最初の仕事は?そして後半、マハ皇子とアユ皇子のちょっぴり成長した姿で時の流れを表し、タファンにも変化が…。
◇韓国MBC「奇皇后」番組公式サイト
【作品情報】【「奇皇后」を2倍楽しむ】