「奇皇后」第44話ネタバレあらすじと第45話予告:ワン・ユ死亡!? マハ出生の秘密は明かされるのか?

2016年07月29日09時20分ドラマ
(C)Lee Kim Production/MBC

ついにワン・ユ(チュ・ジンモ)が流刑に処されるが、その途中、タンギセ(キム・ジョンヒョン)らの矢、ペガン(キム・ヨンホ)の剣にが襲い掛かる!果たしてワン・ユの命は…?「奇皇后」では、いよいよ皇太子冊立に後宮が大揺れ、ヤン(ハ・ジウォン)、バヤンフト(イム・ジュウォン)、皇太后(キム・ソヒョン)の腹の探り合いが激化する!ヤンはマハの出生の秘密を明かすのか?第44話詳しいあらすじと第45話の見どころを紹介、MBC「奇皇后」サイトで関連動画が公開中だ。
※NHKにて2014年に放送した際に紹介した記事です。



kandoratop 【作品詳細】 【「奇皇后」を2倍楽しむ】

■キャスト ⇒相関図(NHKへ)
キ・ヤン/スンニャン役:ハ・ジウォン
ワン・ユ役:チュ・ジンモ
タファン役:チ・チャンウク
タナシルリ役:ペク・ジニ
皇太后役:キム・ソヒョン
ヨンチョル役:チョン・グクファン
タンギセ役:キム・ジョンヒョン

■第44話「皇帝の分身」ネタバレあらすじ
罪人として捕らえられたワン・ユが元の都に到着し、ヨム・ビョンスたちに煽られた民衆は共犯のヤンも殺せと騒いでいた。ヤンはこれが皇太后とペガンがヤンの企みと見抜き全力で反撃することを決心。タファンはヤンを守るため、ワン・ユの調査が始まる前に自ら殺そうとするがヤンに止められる。皇太后も現れワン・ユに手を貸したものをあぶりだして、ともども処罰すると。ヤンと二人になったタファンは、ワン・ユをかばうヤンに怒りの声を挙げたが密書のことは打ち明けられずにいた。ヤンは、タファンの力を借りずにワン・ユと自分の潔白を証明すると立ち去った。

拷問をかけても口を割らないワン・ユに皇太后は取り引きを持ちかけた。ヤンに罪を着せれば、処刑を免れさせてやると言われたワン・ユは、これをきっぱり断った。そんなワン・ユにペガンはさらに酷い拷問をかけ偽りの自白を迫った。
その頃、ヤンは行省の長官たちに協力を求め、渋る長官たちに「マハ皇子が陛下の実子ではない。タナシルリが拾ってきた子だ」という重要な秘密を明かした。そして「これまでの援助は、将来アユシリタラ(アユ)皇子が王位についたときに後ろ盾になってもらうためで、今回の協力は願いではなく、命令だ」と強い口調で告げた。さっそく長官たちが動き出した。帳簿が偽であることを理由にワン・ユの無罪放免を訴え、ワン・ユンの拷問は中断。オ長官が、キム・スンジョから帳簿が偽だという密書が届いたことを報告し、タファンはすぐにキム・スンジョの召喚を命じた。
ペガンと皇太后は、親衛隊に続いて長官たちまでがヤン擁護に回ったことで、改めてヤンの力の大きさに驚いた。そこでキム・スンジョが元につく前に殺害することにし、毒矢で暗殺。だが、これはヤンの想定内のこと。殺害されたのは影武者で、これを知ったキム・スンジョはヤンの側につくことを決心した。

ヤンの影響力の大きさに驚いたのはタファンも同じだった。どのようにして長官たちを手中に収めたのかと問うタファンに、ワン・ユから融通してもらった金で長官たちへ資金援助をしたと告白。すべてが高麗の血を引くアユ皇子を守るための勢力がためだと。自分を信じず勝手な行動に出たヤンにショックを隠し切れないタファンは激怒し、酒に逃げた。

その頃瀕死のワン・ユたちの前に現れたマハ皇子は3人に水を与えた。礼を言うワン・ユに「ヤンの罪を暴いたのちに死んでもらう」と憎しみの目を向けた。「タナシルリを死に追いやったのはワン・ユとヤンだけでなく、皇帝、皇太后、ペガンとその臣下すべてだ」というワン・ユの言葉にうろたえるマハ。

ペガンはキム・ジョンソの死を告げ、ワン・ユの即刻の処刑を申し出た。酒に酔ったタファンは市中での処刑を命じた。皇太后はこれに乗じて民を煽り立て、ヤンも一緒に罰しようとしたが、ヤンを罵倒する声はいつしか「民に救済米を配ってくれたのはヤン様だ!万歳!」という賞賛の声に代わった。これにはヤンも驚いた。救済米の噂を広めたのはタルタルだった。処刑台に連行されたワン・ユたち3人。最初に自分を処刑しろと言い、何とか時間稼ぎをしようとしたパン・シヌの刑が執行された。その時、ヤンが兵の弓を取ってパン・シヌを宙吊りにした綱を切った。そしてキム・スンジョの到着を告げた。ヤンは、ペガンがキム・ジョンソに送った密書を取り出し、すべてがペガンの仕組んだことだと暴露。だがこの時、酒の残るタファンはワン・ユの幻影をみた。「私にはヤンが付いている。ヤンに見捨てられたお前は無能で愚かな皇帝だ」と嘲る幻影に正気をなくした。
目覚めたタファンはペガンに今回の奸計を問い質した。「ワン・ユを殺したいと願うタファンへの忠誠心からだ」と答えたペガンに、「なぜそこまでの忠誠心を見せるのか」と問い、ペガンは「先帝を守れなかった不忠を繰り返したくないから」と答えた。

命は助かったものの辺境への流刑に処されたワン・ユ。ペガンも処罰されるべきと言うワン・ユの訴えに、タファンはペガンを呼び寄せた。さらに印を用意させ、今後、すべての文書には玉璽とこの印が押され、危機の際にはこの印が玉璽の代わりになると言い、ペガンには処罰ではなく、その印を授け、今後ペガンは謀反以外のどんな罪も問われることなく、皇帝の分身としての絶対権力者になると告げた。

牢へ会いに来たヤンを、ペガンが絶対権力を手にしたことで心配するワン・ユ。「全てが自分のせい。もっと力をつけて流刑を解く」と謝罪するヤンに、ワン・ユは敵国に硝石と硫黄を売ったことを認め謝罪した。これはこの国の皇帝の側室という立場のヤンを裏切る行為。ヤンはワン・ユとの同盟解除を申し出、立ち去った。
自分がどの国の人間なのか?高麗か…元か…ヤンもまたトンマンと同じ悩みを口にし、守ってくれる国もなく自ら守るしかない境遇に涙した。

絶対権力を手にしたペガンは、タルタルにワン・ユの押送を命じ、同時にワン・ユ暗殺計画を明かした。絶対権力を手にした以上、タファンへは事後承諾だ。
押送されるワン・ユをヤンは静かに目礼で見送った。ヨンス山で待ち構えるペガンはワン・ユと1対1の勝負を挑んだ。ところが、そこにはタンギセたちが潜んでおり、ワン・ユを弓矢で射た。ふらついたワン・ユをペガンの剣が突き刺した。復讐心に燃えるタンギセたちはペガンにも矢を放った。タルタルが必死でペガンを助け、後をつけてきたチョンバギやヨンビスは谷底に転がり落ちたワン・ユを発見した。

その頃、タファンはバヤンフトや側室たちと宴を開き酒浸り。心配してやってきたヤンを「命令があるまで目の前に現れるな!」と帰らせた。部屋を出たヤンはタルタルに出くわした。

■第45話「出生の秘密」(赤字はドラマのみどころ)
ワン・ユ死亡の知らせに激しく動揺したヤンは、冷酷なペガンに対抗するためには自分も手段を選ばぬとタルタルに宣言。母タナシルリの死について言及したワン・ユの言葉が気になって仕方がないマハは、ヤンに母の死のいきさつを訊ねるが…。
タファンは皇太子の冊立を促されていらだつが、ペガンの提案でマハとアユを競わせることに。ヤンはアユ勝利の切り札のために、ひそかにヨンファを呼び出す。
一方タルタルは、ワン・ユの死を確認するために遺体の捜索を始める。そのころ、ヨンビスはひん死のワン・ユを必死に介抱していた。
ワン・ユ死亡の知らせにヤンがどれほど取り乱すのか?そしてそんなヤンにタルタルはなんと言うのか?お聴き逃しなく。
これまでワン・ユからの密書は内容を見なかったタファンだが、今話冒頭ではついにその中を見る。オリジナル音声では、これが偽だということを証明するようにヨム・ビョンスの声になっているが、吹替えではどうなるのか気になる。ヤンとの溝がどんどん深まり不安がるタファンの泣き笑い。あまりにも激しいヤンへの愛。チ・チャンウクの狂気の演技が胸を打つ。
さて、マハ皇子は母の死の真相をヤンから聞き出すことができるのか?皇太子冊立をめぐりヤンとバヤンフト、そして皇太后の腹の探り合いの中、ヤンはヨンファをうまく利用できるのか?今回はバヤンフトの残忍さ見られる、ヨンファとヨム・ビョンスとのラブラブシーンもあるのだが…。
ヨンビスはどんな方法でワン・ユを救うのか?今回は珍しくタルタルの華麗な殺陣も見られる。ほんの一瞬なのでお見逃しなく。


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