「奇皇后」第47話ネタバレあらすじと第48話予告:ヤンとペガン、避けられぬ最終決戦!以他為過、成否のカギはタルタルに…
なんとメバクの頭は皇帝タファンの側近コルタ(チョ・ジェユン)だった!そして補佐役は護衛武士ナム(キム・ムヨン=JYJジュンスの双子の兄)…いよいよヤン(ハ・ジウォン)とペガン(キム・ヨンホ)の最終決戦が行われる!勝敗のカギを握るのはタルタル(チン・イハン)!果たしてどちらが生き残るのか?第47話詳しいあらすじと第48話の見どころを紹介、MBC「奇皇后」サイトで関連動画が公開中だ。
※NHKにて2014年に放送した際に紹介した記事です。
【作品詳細】 【「奇皇后」を2倍楽しむ】
■キャスト ⇒相関図(NHKへ)
キ・ヤン/スンニャン役:ハ・ジウォン
ワン・ユ役:チュ・ジンモ
タファン役:チ・チャンウク
タナシルリ役:ペク・ジニ
皇太后役:キム・ソヒョン
ヨンチョル役:チョン・グクファン
タンギセ役:キム・ジョンヒョン
■第47話「仮面の正体」詳細あらすじ
タファンはヤンに殺される悪夢に悩まされ、再び酒に溺れるようになっていた。ヤンを支持する臣下たちは前皇后バヤンフトの件でペガンの罷免を求める。ところが、ペガンは自ら職を退くと申し出ることで、タファンの一層の信頼を勝ち取る。対立をあらわにしたヤンとペガンは、どちらかが消えるまで戦うと互いに宣言した。
その頃、マハは仏様に祈りたいと寺に逗留。咳き込み血を吐くが誰にも告げずにいた。様子を見に来たワン・ユは元気のないマハを励ました。ワン・ユは、マハを自ら高麗に連れていき高麗で自分とヤンの息子だと明かすと、パン・シヌたちに告げた。だが、その話をソ尚宮が聞いたしまった。
皇帝の信頼を一身に受けるペガンは、ヤン派の優れた官吏たちの排除を始めた。タルタルはペガンの暴政を止めようとするが、ペガンは耳を貸さない。
タファンはアユルシリダラ(アユ)皇太子に「強く権力を持つ皇帝になれ」と言い、「徳を持って治める皇帝になれ」とのヤンの教えを否定。さらに「高麗は敵だ」と怒声を上げた。そして、ペガンの横暴を訴えるヤンには「政(まつりごと)に口を出すな。元を思うならワン・ユを殺すべきだった」と言い捨て、国事に関与することを厳禁した。
ヨム・ビョンスはメバクの頭からペガンに会うようにと書を渡された。ヨム・ビョンスが立ち去った後、仮面を外した頭はタファンの側近コルタだった。タファンの気持ちがヤンから離れたと判断したコルタはペガンを選んだのだ。今に金で権力を支配する日が来ると考えているコルタにとっては、誰が権力を握ろうと関係がなかった。
ヨム・ビョンスはメバクの頭から預かった「異民族の商団の資産を没収してほしい」という書を見せた。そして排除してくれれば、統治資金をメバクが供給すると付け加えた。ペガンはこれを受け入れた。
タルタルはこのやり方に納得がいかないものの、実働部隊を率いて動くしかなかった。その様子を見ていたワン・ユは、スリを呼んで対策を立てることに。ヤンの力を借りようと言うパン・シヌに「ヤンとの同盟はすでに切れている」と答えた。
没収した資産を見て喜ぶヨム・ビョンスに刀を突きつけるタルタルを、ペガンが制した。「商人弾圧をすぐにやめてくれ。民のための国だ」と、タルタル。「国が潤ってこそ民も生きられる」と、ペガン。なおも言葉をつづけようとするタルタルに「説教をする気か」とその頬を打ち、なおも「無知の勇気は破滅をもたらします。無知なら学ばなければならない」と引き下がらないタルタルを斬ろうとするペガンを、部下たちが止めた。
うつろな目をしたタルタルは捕縛した商人たちの顔に烙印を押させた。ペガンの暴政に手を貸したことをなじるヤンに、「陛下の庇護のある丞相は誰にも止められない」とタルタル。「この戦いを辞めてください。命もなくします」と頼むタルタルにヤンは、「最後まで戦う。私は卑怯でないから」と立ち去った。
再度マハの元を訪ねたワン・ユは、両親を思って祈るマハのために祈り、体調の悪そうなマハを案じた。
その頃、ヤンはタファンを連れ出し民たちの悲惨の暮らしぶりを見せた。民たちの怒りがタファンに向かうのを防ぐためにワン・ユからもらった金で民に施しをしたと説明。そして「かつての栄華のために民を苦しめるペガンの暴政から民を救わなければならない」と、説得しようとするが、タファンは聞く耳を持たない。「民の恨みと憤りの目を見てください」というヤンの言葉を聞いたタファンは、民の中にワン・ユを見つけ、狼狽し意識をなくして落馬。御医の見立ては「過度な飲酒により心臓に気血ができ、いつ目を覚ますかわからない」とのこと。
寺では、パク内官はソ尚宮に金を渡して去らせ、マハに薬を飲ませようとするが、すでにマハは一匙の薬も飲めないほど弱っていた。結局親が誰なのかを知ることもなく息を引き取った。ワン・ユは「目を開けろ。私が愚かな父だ」とマハを抱いて号泣。そしてパク内官に、ヤンにはマハの死を知らせず、ワン・ユが高麗に連れていったと伝えるようにと命じた。
タファンはまだ目を覚まさず、皇太后とペガンはこの期にヤンと反対勢力を排除しようと動き出した。トクマンからこれを聞いたヤンは、皇太子の母という立場を利用してすぐさま大明殿で摂政を宣言。これに不服を唱える皇太后には「皇室の資金が底をついているのは、管理を任された皇太后のせい。後任はトクマンに任せるといい、都城と宮中のすべての軍権をパク・ブラに託すと宣言。さらにペガンには玉璽を差し出すように命じた。
その後、まだ自分への協力を断るかと聞くヤンに、タルタルは書庫の「孫子の兵法書」の中に自分の答えがあると答えた。そこには、ぺガンの腹心たちの不正が記されていた。
ヤンはアユの誕生日に宴会を開き、そこにペガンと腹心たちを招待。だが用意したものは冷水だけ。その場で冷水と毒を使ったトリックで腹心たちに不正を認めさせた。
■第48話「避けられぬ戦い」(赤字はドラマのみどころ)
ソ尚宮(サングン)がタファンにマハの出生の秘密を話そうとしたとき、ヤンが現れる。あわてたソ尚宮は…。ヤンは意識を取り戻したタファンを再び薬で眠らせ、自分の居所、興徳殿(こうとくでん)に移す。すぐにペガンがタファンを連れ戻しに来るが、ヤンが追い返す。ヤンはペガンとの戦いに決着をつけると決意。やがて、タファンの生死も確認できないペガンはヤンの暗殺を計画。タルタルに私兵を集めるよう命じる。
ソ尚宮はヤンの前でマハに関する何を伝えたのか?タファンが薬を飲むときのホン尚宮の目に注目。ヤンはコルタがメバクの頭と知っているのだろうか?前回はワン・ユの号泣に泣かされたが、今度はヤンの号泣に視聴者の涙腺も決壊のはず。
内官から皇室の軍権を一手に握ったパク・ブラ。髪型も変わって凛々しい。さすが元高麗の巡軍万戸府副長。ところで、心臓に悪い薬を御医に用意させているヤン。一体に何をしようとしているのか?ヒントはタルタルのセリフ「以他為過(過ちをするように仕向けるという意味)」にある。タルタルはヤンを暗殺するのか? 中盤、タルタルとコルタの囁き合戦があるのでお聴き逃しなく。
さあ、今回誰よりも注目を集めるタルタル。演じたのはチン・イハン。「Dr.JIN」「愛情万々歳ブラボー!マイ・ラブ」などの作品で日本でも認知度の高い俳優だが、本作のタルタル役でブレイク。「弁護士の資格~改過遷善」では次世代エース弁護士、2014年には「マイ・シークレットホテル」に主演しコロコロ変わる表情とお茶目な仕草や憎めないキュートな演技を披露している。
そして今回は、護衛武士ナム役を演じているキム・ムヨン(キム・ジュノから改名、JYJジュンスの双子兄)のアップもたくさん見られるのでお楽しみに。
◇韓国MBC「奇皇后」番組公式サイト
【作品情報】【「奇皇后」を2倍楽しむ】