世界の水族館の2割は日本!「ガイアの夜明け」水族館・博物館で地方を変えるプロジェクトに密着!見逃し配信情報

2015年08月11日12時39分社会
(C)テレビ東京

これまでの博物館や水族館の常識を破り、新たな取り組みで集客に結び付けようという動きが全国で出てきた!今夜8月11日(火)のテレビ東京「ガイアの夜明け」では、地方を元気にするため地方の博物館とタッグを組んだプロジェクトに独占密着!過去放送を「BUSINESS ON DEMANDO」で見逃し配信している。

海に囲まれた日本には80以上の水族館があり、なんと世界の水族館の2割が日本にあるという。水族館は観光資源として地域活性化の起爆剤になる可能性を秘めている。
その力に商機を見出し、これまで水族館に携わってこなかった企業が開発に乗り出した。
また、国立科学博物館でも新たな挑戦をはじめ、さらなる集客を図るため、大幅なリニューアルに踏み切った。リニューアルによって新時代の博物館像が見えてくるという。
番組では、「国立科学博物館」、「仙台うみの杜水族館」、「三井物産」、「京都市動物園」ほかを取材し、地方を元気にするため地方の博物館とタッグを組んだプロジェクトに独占密着する。

今年5月、88年にわたって地元住民から愛された宮城県唯一の水族館、「マリンピア松島水族館」が閉館。そんな中、7月に仙台市内に新しく「仙台うみの杜水族館」がオープン。開発したのは大手商社の三井物産。八景島などと連携して「地域と共に作る水族館」を掲げ、松島水族館の生き物やスタッフを引き継いだほか、地元の漁業組合と観光協会の協力を仰ぎながら、展示物を作り上げた。まさに地元と一体となった水族館を目指しているのだ。展示の目玉となるのは「ヨシキリザメ」だ。仙台の気仙沼はヨシキリザメからとれるフカヒレの産地として栄えてきた。ただヨシキリザメは、長期の飼育が難しいため、実際に泳ぐ姿を目にするのは地元の人でもまれだという。現在、捕獲や飼育のためのチャレンジが続いているが、果たして成功するのか?またヨシキリザメのことをもっと知ってもらおうと新たな計画も持ち上がっている。これを夏休みの集客に役立てようというのだが、その計画とは?商社が挑む新しい水族館づくりを追った。

上野公園にある国立科学博物館は、日本で最も歴史のある博物館のひとつだ。その国立科学博物館が7月14日、15年ぶりの大幅な改修を終え、リニューアルオープンした。目的は最新の学説に基づいた分かりやすい展示にして、幅広い人たちに自然や科学への興味を持ってもらうためだ。実は入場者数はここ10年で倍増しているが、今回のリニューアルオープンでさらなる集客を図るつもりだ。今回、改修の指揮をとったのは事業推進部長の池本誠也さん。池本さんは国立科学博物館に来て20年以上のベテラン。池本さんは今回の改修を、地方も含めた博物館のモデルケースにしたいと意気込む。改修に向けた舞台裏に密着した。また、この盛り上がりを全国に広げようと、国立科学博物館では地方の博物館と連携して「コラボミュージアム」という活動をしている。なかなか見ることのできない貴重な展示物を地方の人々に見てもらおうという試みだ。この夏、コラボミュージアムを行う舞台は福島市。プロジェクトを任されたのは飯岡達人さん(27歳)。飯岡さんは、少しでも福島市民に博物館の魅力を伝えようと、奔走するのだが…。博物館は地方をどう変えていくのか?

この夏、京都でひときわ人を集めている施設がある。7月11日にリニューアルを終えた「京都市動物園」だ。日本で2番目に古い動物園だが、足を運ぶと古さを全く感じさせない動物園に生まれ変わっていた。動物を独自の発想で展示し、新たにコミュニティースペースを設けることで動物園らしくない動物園となっている。

テレ東「ガイアの夜明け」番組公式サイト
「BUSINESS ON DEMANDO」(見逃し配信)

【案内人】江口洋介
【ナレーター】杉本哲太
【音楽】新井誠志
【テーマ曲】◆オープニング曲「鼓動~ガイアの夜明け」(作曲/岸利至)
◆エンディング曲「夜空の花」(作曲/新井誠志)
【同時放送】
TX・TVO・TVA・TSC・TVh・TVQ 
【放送日時】
2015年8月11日(火)22:00~22:54