阪神電車、「阪神沿線物語」佐藤江梨子、ハマカーン出演TVCM第8話とメイキングを公開
阪神電気鉄道は、阪神沿線の魅力を発信するため昨年1月からTVCMシリーズ「阪神沿線物語」を開始しているが、佐藤江梨子とハマカーンの神田伸一郎が出演するTVCM第8話「知縁篇」と、そのメイキングを公開した。
TVCMシリーズは、佐藤江梨子とハマカーンの神田伸一郎が演じるカップルの生活を通じて、阪神沿線の利便性や人の温かさといった様々な沿線の魅力を発信していく連続ドラマCM。
阪神沿線で育った優子(佐藤江梨子)と阪神沿線に縁もゆかりもない東京出身の達也(神田伸一郎)が織りなす、笑いあり涙ありの人生ドラマ。CMには、2人のほか、ハマカーンの浜谷健司も出演する。
第1話のストーリーは、東京で働く達也には優子という神戸出身の彼女がいたが、ある日のデートの帰り道、達也が意を決して優子にプロポーズすると優子の口からは意外にも別れの言葉が出る。物語は、大失恋から大きく動き始める。
第2話のストーリーは、達也が東京から優子を追って神戸までやってくる。優子は、その熱意に負けてプロポーズを受け入れる。達也は、御影で洋食屋を営む優子の実家に挨拶に行くことになるが、そこには結婚の許可をもらうための大きなハードルが待ち受けていた・・・。
第3話のストーリーは、優子の実家で結婚後も同居するつもりでいた優子と達也のところへ、突然、優子の姉が出戻ってくる。彼女は、「あんたら2人で住んだらええやん」と2人を追い出そうとしたため、2人はやむなく新居探しを始める。
第4話のストーリーは、2人は、結婚式を目前に控え、優子の子供のころのアルバムを見ながら盛り上がる。同じころ、優子の父が営む洋食屋には、たくさんの人たちがお祝いに駆けつける。
第5話のストーリーは、神戸での生活にも慣れてきた2人が、休みの日に阪神電車に乗ってデートに出かける。2人は、甲子園球場のスタジアムツアーでグラウンドに降り立ったり、神戸ポートタワーで買い物を楽しんだりする。
第6話のストーリーは、2人が商店街に買い物にやって来る。達也が優子が街の人たちと笑顔で話しているのを見て感心するが、優子は「(みんなで震災を)乗り越えてきたから、笑うときも一緒に笑う。家族みたいなもんや」と説明する。
第7話のストーリーは、優子と達也に子供が産まれ、家族が今まで以上に阪神沿線に根付いていく様子を描く。また、今年、球団創設80周年を迎えた阪神タイガースのラッピング電車「Yellow Magicトレイン」が登場するほか、阪神タイガースOBの桧山進次郎も特別出演している。
第8話のストーリーは、優子の父(島崎俊郎)が玄関で靴ひもを結びながら「行ってきまちゅね~」と声をかけると、赤ちゃんを抱いた優子が「はーい」と返事する。
起きてきた達也が「お父さん、朝早いね」と言うと、優子が「駅前のラジオ体操、行ってるらしいわ。ラジ友もおるらしいで」と父が「御影ラジオ体操会」に通い始めたことを明かす。
達也が「ラジ友!?」とビックリすると、優子は「達也くんも、なんか始めてみたら?」と提案する。
達也は、料理教室に通うことにし、男性に「で、ここに来たと・・・」と聞かれ、「はい」と返事するが、その娘に「自分、お遊び気分なん?」と指摘される。
男性が「ちょっと」とたしなめるが、娘は「ダディは黙っといて!」と却下し、達也は「ダディ!?」と引っかかる。
そこに、「はじめまちゅね~」と、優子の父が現れ、娘は「あ、先生きはったわ」と笑顔になり、達也は「お父さん!?」と驚き、父も「おっ」とビックリし、男性も「おっおっ」と予想外の展開にあっけにとられる。
最後に、達也が「母さん。僕はこの街の出会いを大切にしたいと思います」と言って締めくくる。
メイキングは、こうしたCMの撮影風景が見られる。出産が近づく佐藤江梨子が上手に赤ちゃんを抱っこしているところや、料理教室の撮影で出演者同士のアドリブも交えた和気あいあいとしたやり取りも楽しめる。
また、同社の取組みとして実施した「阪神沿線ラジオ体操会~御影編~」(2013年10月14日~11月10日)を契機に、近隣住民が「御影ラジオ体操会」として自主的に毎朝ラジオ体操を継続して行っており、新たなコミュニティが創出されている。
今回のCMの中のラジオ体操のシーンでは、地域の人々との交流という「知縁」を象徴的に表すものとして近隣住民がエキストラ出演しており、御影グラッセで行われた撮影の様子も見られる。
◇阪神電車「阪神沿線物語」CMギャラリー