主役は韓国のジャッキー・チェン!「不良主夫」は、夫婦で観てほしい傑作ラブコメ!
ショウタイムが運営する韓国ブロードバンドチャンネルのKoreanTimeは、4月28日午後6時から、韓国で人気のコミック「不良主夫日記」をドラマ化した、笑いと感動がいっぱいのホーム・ラブコメディ「不良主夫」の配信を開始した。
物語の主人公は、ピザチェーン店の営業マンとして一家を支えるク・スハン。彼は、ある日、取引先の相手を殴って会社をクビになってしまう。そんな時、妻のミナは夫に内緒で就職活動をはじめ、夫が勤めていたピザ会社に勤めることに…。
原作は夫が家事や近所付き合いを経験しながら、主婦が大変な重労働であることを知るという内容だが、ドラマでは社会進出した妻からの目線も加え、社会で働く厳しさも興味深く描いている。
放送当時、ちょうど社会問題となっていた失業を軽視することへの懸念もあったが、主役陣とドラマの脚本家らの手腕で、笑って泣ける楽しいドラマに仕上がった。
主人公のク・スンハを演じたのはソン・チャンミン。ドラマ「クッキー」(主演:キム・へス)でチェ・ミングォン役を演じた、アジアのスーパースター“ジャッキー・チェン”激似の俳優だ。妻を演じたのはシン・エラは、1989 MBCドラマ「天使の選択」でデビューし、長男出産で芸能活動を中止していたが、2005年にこの作品で復帰した。
他にも、日本人女優で韓国で活躍しているユミンや、ちびっ子アイドルグループ「7姫」出身のイ・ヨンユらが登場している。
ドラマの脚本の面白さはコミックを超えるほど。それもそのはず、脚本を手がけたのは、カン・ウンジョンとソル・ジュンソクのコンビ。この二人は、この後、ドラマ「タチャ」の脚本も手がける、コミックのドラマ化には定評のある二人だ。
夫婦は、長く生活を共にするうちにいつの間にか互いを思いやる気持ちを失ってしまうことが多い。主人公夫婦も小さな誤解のために何度も夫婦ゲンカを繰り返す。しかし、最後には必ず後悔して和解する。
「男は働き、女は家庭を守る」という固定観念にとらわれることなく、互いの立場を気遣い、話し合うことの大切さを教えてくれる「不良主夫」。このゴールデンウィークに、ぜひ夫婦揃って見て欲しい一作品だ!
◆ 「不良主夫」 2005年/全18話(日本語字幕付) 放映:SBS
・利用料金:第1話 無料 第2話~ 1話210円/3日間
・配信ビットレート:768kbps、2Mbps
◆ ショウタイム「不良主夫」