清武英利原作・江口洋介主演本格社会派ドラマ「しんがり~山一證券 最後の聖戦~」9/20WOWOWにて放送!予告動画

2015年09月20日20時30分ドラマ

清武英利原作・江口洋介主演で贈る、山一證券の自主廃業を描いたサラリーマンの心を射抜く本格社会派ドラマ「しんがり~山一證券 最後の聖戦~」が、いよいよ9月20日(日)、WOWOWプライムにてよる10時からスタート!第1話は無料、番組公式サイトには予告動画が公開されている。

1997年11月、四大証券の一角を占める山一證券が自主廃業を発表した…その要因となった約二千六百億円の簿外債務は、いつ、どのように生まれ、どのように隠し続けられたのか。役員までもが沈没船から逃げ出す中、最後まで会社に踏みとどまり、真相究明と顧客への清算業務を続けた社員たち。彼らは社内から“場末”と呼ばれ、煙たがられた部署の連中だった。

原作「しんがり 山一證券最後の12人」は、読売新聞社会部時代に「四大証券会社の損失補填」「日債銀の粉飾疑惑」など、数々のスクープを放った伝説の記者・清武英利、渾身のビジネス・ノンフィクション。 (しんがり 山一證券最後の12人 (講談社+α文庫)
四大証券の一角を占める山一證券が自主廃業を発表したのは、1997年11月のこと。店頭には「カネを、株券を返せ」と顧客が殺到し、社員たちは雪崩を打って再就職へと走り始めた。その中で、会社に踏み留まって経営破綻の原因を追究し、清算業務に就いた一群の社員がいた。彼らの一部は給与も出ないまま、「しんがり」を買って出て、無一文に近い状態になっている。この中心にいたのは、会社幹部に裏切られながら業務の監査をしていた人間たちで、証券会社では「カネを稼がない、場末の連中」と陰口を叩かれていた人々だった。

主演は、最新作『天空の蜂』など数々の映画やドラマで活躍している江口洋介。ともに闘う仲間には、萩原聖人、林遣都、勝村政信らが。さらに、破綻の元凶を作った会長役に岸部一徳など、個性豊かな演技派俳優が名を連ねる。監督は、迷走する巨大企業の内情を描いた映画『沈まぬ太陽』でメガホンを取った若松節朗。

理不尽な会社の不正への怒りを胸に、すべての社員、顧客、そして家族のため、使命感で自らを奮い立たせる「しんがり」たち。現代社会で働くすべての人々の心を射抜く、熱き社会派ヒューマンドラマ「しんがり~山一證券 最後の聖戦~」は、9月20日、全6話で毎週日曜日夜10時からWOWOWプライムにて放送。第1話は無料視聴できる。
 
■あらすじ
1997年4月。山一證券の常務取締役・梶井(江口洋介)は、業務監理本部(ギョウカン)本部長に就任する。ギョウカンは、社内監査を行なう部署だが、本社から離れたビルに居を構え、左遷社員が追いやられる“場末”と呼ばれていた。そんな梶井の異動初日に、大蔵省証券取引等監視委員会(SESC)の調査が入るという事件が起きる。当時金融業界は、総会屋への利益供与問題で大きく揺れていた。
梶井は、営業考査部部長・花瀬(佐藤B作)やその部下・中西(矢島健一)、秘書の蒲生(真飛聖)に社内調査を指示。そんな中、監査部の瀧本(萩原聖人)と吉岡(林遣都)は、渦中の総会屋との関係を示す資料を見つけてしまう。一方、会長の有原(岸部一徳)らはSESCの調査に対し余裕の表情を見せるが、副社長の片瀬(光石研)だけは不安な表情を浮かべていた。梶井や同期の林(勝村政信)もまた、上層部が何かを隠しているのではないかという疑念を抱く。

■作品詳細
原作:清武英利『しんがり 山一證券 最後の12人』(講談社+α文庫)
監督:若松節朗(『沈まぬ太陽』)、村谷嘉則
脚本:戸田山雅司(「相棒」シリーズ)
音楽:住友紀人(『テルマエ・ロマエ』)
出演:江口洋介 萩原聖人 林遣都 真飛聖 / 勝村政信 佐藤B作 矢島健一
    三浦誠己 霧島れいか 板垣瑞生 大河内浩 品川徹 田中健 / 佐野史郎 光石研 平田満 岸部一徳
制作協力:共同テレビジョン

WOWOW「しんがり~山一証券 最後の聖戦~」番組公式サイト

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