ゴールデンウィークに突入してスポーツ界も盛り上がる中、4月29日にJリーグJ1第8節全9試合が開催され、鹿島アントラーズがJリーグのチームで初となるリーグ戦通算1000ゴールを達成した。

記念すべきゴールは試合開始早々に誕生する。ヴィッセル神戸と対戦した鹿島アントラーズは前半1分、野沢のコーナーキックを岩政が頭であわせてゴール。Jリーグ開幕戦にジーコがチーム初ゴールを決めて以来、あしかけ16年、通算552試合目での1000ゴールを、ホームのサポーターたちの前で決めた。試合はこのゴールを最後まで守り抜いたアントラーズが1対0でヴィッセルに勝利。前節終了時点で首位の浦和レッズが清水エスパルスと2対2で引き分けたため、勝ち点で並び、得失点差で首位を奪い返した。

また、柏レイソルは大分トリニータと対戦。試合は後半36分、北島のゴールでレイソルが1対1の同点に追いつくと、後半ロスタイムに途中出場の大津がヘディングでゴール。リーグ戦初ゴールが劇的な逆転弾となった。レイソルは今季8戦目にしての初勝利で15位に浮上。トリニータはこれで5連敗となり、最下位に低迷している。その他、ガンバ大阪がFC東京に4対2で快勝。川崎フロンターレも京都サンガに4対1で勝利している。

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