9/11、北大路×貫地谷×杏×斎藤工の豪華キャストで送る人気時代劇第4弾「剣客商売 陽炎の男」放送!関連動画
本日9月11日(金)のフジテレビ金曜プレミアムでは、池波正太郎の代表作、年の差カップル小兵衛(北大路欣也)×おはる(貫地谷しほり)の人気シリーズ第4弾「剣客商売~陽炎の男」を放送!第4弾は、女武芸者・三冬(杏)が襲われ、大治郎(斎藤工)との関係に変化が…YouTubeでは藤田まこと主演で放送したドラマが無料配信されているので、北大路版と見比べてみるのも一興だ。
『鬼平犯科帳』シリーズと並ぶ池波正太郎の人気時代小説『剣客商売』は1972年から98年まで「小説新潮」で連載、テレビドラマ化もされ、現在もその人気は衰えることを知らない。主人公・無外流の達人老剣士・秋山小兵衛とものすごい年の差結婚をしたおはるを中心に物語は綴られている。
連載当初、原作者の池波正太郎は主人公・小兵衛を歌舞伎役者二代目中村又五郎(2009年没)をモデルにしたと書き残しており、又五郎主演で2度テレビドラマ化されている。
YouTubeで配信しているのは、2010年に亡くなった故藤田まこと版。藤田主演ではレギュラー5シリーズ、スペシャル6作品が放送されている。そして藤田の死後、フジテレビ「金曜プレステージ」枠にて北大路欣也主演の2時間ドラマとして年1回の割合で放送している。昨年8月には第3弾の「鬼熊酒屋」を放送。北大路版「剣客商」も好評で、年の離れた妻・おはる役には、NHK「吉原裏同心」で汀女を演じた貫地谷しほりが扮している。
昨今の北大路欣也、ソフトバンクのおとうさん犬(の声)やテレ東「三匹のおっさん」に主演したり「リーガル・ハイ」のスペシャル版では古美門研介(堺雅人)と対決する新人(?)弁護士役だったり、「半沢直樹」では銀行頭取だったり、そして先日最終回を放送した「刑事7人」と活躍の幅をコミカルなものからシリアスなものまでへと広げているが、やっぱり昭和の名優・市川右太衛門の息子たるゆえ、北大路欣也の時代劇は見応えがある! 殺陣はもとより時代劇特有の所作や仕草、そしてその佇まいの美しさは、キャリアを積んだだけあって若手俳優とは貫禄が違いすぎる。藤田まこと亡き後、北大路欣也を選んだことは「剣客商売」ファンも納得できるキャスティングではないだろうか。
一方、妻・おはる役の貫地谷しほり。現代劇から時代劇まで彼女も幅広く活躍している。この数年で急に実力アップしてきた若手女優の1人。大御所北大路欣也相手に引けを取らない妻役を演じることは、決して安易なことではない。しかし、ちゃんと仲むつまじい夫婦に見えるのは、貫地谷しほりの実力あってのことではないだろうか。
そして北大路の息子・大治郎役には「昼顔」で大ブレイクした斎藤工、女武芸者・三冬役には杏。今冬クール「デート~恋とはどんなものかしら~」、今夏クール視聴率ダントツトップの「花咲舞が黙ってない」シリーズに主演し、プライベートでも「ごちそうさん」で共演した俳優の東出昌大と今年結婚した、公私ともに絶好調の杏が、第4弾では重要な役を担当する。杏扮する三冬が襲われるのだ。果たしてその理由は?そして大二郎との関係にも変化が起きるのでお楽しみに。
■あらすじ
江戸屈指の剣の達人・秋山小兵衛(北大路欣也)は40歳年下の妻・おはる(貫地谷しほり)と悠々自適な生活を送っている。息子の大治郎(斎藤工)は父とは対照的に生真面目な性格で、自らの剣術道場で稽古に励む日々だ。小兵衛を慕う男装の女武芸者・佐々木三冬(杏)はある晩、見知らぬ浪人の押し込みを受けてしまう。三冬の機転で撃退したものの、三冬はその直前に見た、ゆらゆらと陽炎が立つ向こうから顔の分からない男が向かってくる夢のことが気になっていた。
小兵衛は大川端で、暴漢に襲われ痛めつけられている若侍を助ける。するとその若侍は、小兵衛が四谷で剣術道場を開いていたときの門人・村松左馬之助の息子・伊織(窪塚俊介)であることが分かる。小兵衛が伊織に事情を聞くと、二カ月前に汁粉屋で知り合い付き合うようになったお照(小林涼子)が、江戸の闇の世界にも通じていると言われる香具師の元締め・鎌屋の辰蔵(柄本明)の一人娘であったため、娘に手を付けたことに憤った辰蔵から命を狙われているという。小兵衛は御用聞きの弥七(山田純大)に、辰蔵について調べるよう指示を出す。
一方三冬は家に押し込みがあった件について大治郎に相談。大治郎から事情を聞いた小兵衛は再び押し込みがあると予想し、三冬を警護するために大治郎を和泉屋の寮に行かせるが…。
9月11日(金)夜9時放送「金曜プレステージ『剣客商売 陽炎の男』」は北大路版の第4弾。主演は北大路欣也、共演は杏、貫地谷しほり、斎藤工、遠藤久美子、古谷一行、國村隼、石橋蓮司ほか。
◇フジテレビ「金曜プレステージ」番組公式サイト
◇YouTube「剣客商売/陽炎の男」(藤田まこと版)