ET-KING、TENNの追悼イベントを、メンバーのKLUTCH主宰で開催!アルバム『宴会歌集』発売!新ア写メイキング動画

2015年09月14日23時58分音楽

昨年9月25日に急死したET-KINGのTENNの追悼イベントが、メンバーのKLUTCHが主宰となり、命日の翌日となる9月26日に開催されることが分かった。出演するのは生前のTENNと親交の深かった、大阪を拠点に活動をするアーティストやDJ30組以上。
YouTubeには、新生ET-KINGアーティスト写真撮影メイキング動画が公開されている。

当初、メンバー達は、一周忌にあたる今年の9月25日にはイベントなどは開催せず、それぞれで故人を偲ぼうという考えだったが、今回出演する多くのアーティストや友人から"是非、みんなで集まってTENNに思いを馳せたい"というリクエストを受け開催が決まった。大阪の音楽シーンで、世代を超えた沢山の関係者、ファンなどから愛されていた彼の人柄がうかがえる。

会場のCONPASSは、ET-KINGがインディーズ時代から自主企画イベントを行なっていたライブハウス。CLUB CAMONはKLUTCHがイベントを企画したり、ET-KINGのライブの打上げなどを行なったりしていた会場である。
また、ET-KINGはグループとしての出演はないが、メンバーはそれぞれ個人や別ユニットなどで参加する。今回のイベントの売上は、TENNの名義で「大阪方式の校庭の芝生化・大阪府公立小学校の運動場の芝生化推進事業」に全額寄付をされる。
http://www.pref.osaka.lg.jp/midori/siba/index.html

KLUTCHは、「TENNは音楽が好きで、歌うことが大好きで、地元大阪とその大阪の音楽シーンを愛していました。TENNと一緒に大阪の音楽シーンを盛り上げようというテーマで『大阪らりあっと』というイベントを一から作り上げました。ホンマに楽しいことをするのが好きな奴だったので、影響されて僕も周りのみんなも、心から楽しんで企画をしていました。誰もが口を揃えて『TENN君はすごい人やった!』という言葉でした」と、生前の個人の活動を懐かしみ、「音楽以外の部分でも大阪の社会に貢献したいと考えて、アーティストなどの仲間を集めてフットサル・チームを作って、チーム名も大阪らしい名前にしたい!ということで『DONAIYA OSAKA』というチーム名にしていました。全力で楽しんでスケールのでかいことをやってのけていて、思わず感心してしまいます。その心意気はコシバKENやBUCCIを含めた、他のメンバーに受け継がれています」と、多くの仲間から愛された故人を偲んだ。
そして、「『ONE LIFE』はTENNが笑って、楽しんでくれるようなイベントにしたいと思っています。"TENNだったらどうするかな~?"ということを考えながら作り上げていきたいと思います。TENNがやってきたことと、やろうとしたことを忘れないように、次の世代にも語り継いでいけるように、「ONE LIFE」は毎年やっていこうと考えてます」と、コメントしている。

【イベント詳細】
『ONE LIFE -for TENN-』
9/26(土) TENN(ET-KING/ヒロウモンズ)一周忌追悼イベント

14:00 OPEN
@ CONPASS http://www.conpass.jp/
料金: 2,000円(別途1D代)
【出演】[LIVE] BUCCI from ET-KING, なにわボーイズ, DONAIYA OSAKA, BAKI, BASI from
韻シスト, ROYALcomfort, SIBLING, TAKA, あたりめ, イチゼンバッカー, 強, デリカテッセン, 世史久,
ロデオドライブ and more [DJ] DJ AN-ZI [MC] コシバKEN from ET-KING

22:00 START
@ CLUB CAMON http://www.clubcamon.com/
料金: 2,000円(別途1D代) ※CONPASSに来場された方は1D代のみで入場できます。
【出演】[DJ] DJ BOOBY from ET-KING, DJ A-KILLER, DJ ANI, DJ AN-ZI, DJ FUKU, DJ GIANN, HYOUTAN from デリカテッセン, DJ KO-TARO, DJ MASAKAZ 13, DJ REE-AGE, DJ SHU-C, DJ ケンイチ, KING JAM, 46 from STARDOM RECORDS [LIVE]
SHINGO☆西成 [MC] MC AMI

※イベントに関するお問合せはそれぞれ会場まで。


ET●スタッフが明かすアルバム『宴会歌集』収録曲の制作エピソード
ET-KINGメンバー7名によるアルバム『宴会歌集』の発売を明日に迎えて、その収録曲のうち、未発表曲とCD初収録曲の制作秘話を、長年に渡って支えてきたスタッフが語っている。

♪ Splash!(未発表曲)
新たなET-KINGに挑戦したいというテーマで、ET-KINGの数々の楽曲をプロデュースしていただいたJazzin' parkに歌詞・メロディ・アレンジ全てをお願いしてできあがった曲です。
何やかんやで歌詞をET-KINGらしい方向に手直ししたりもしましたが、ほぼJazzin' parkのおふたりのアイデア通りにまとまりました。それぞれの歌い手が交互に掛け合いをしていくスタイルは、ワイワイガヤガヤしたET-KINGっぽさでもあり、夏の喧噪を思い起こさせる雰囲気でもあり、それぞれの良さをいい形で合体させることができたのだと思います。
自分達だけだとどうしても不器用な男っぽさばかりがでてしまうのですが、そんなET-KINGにセクシーさとおしゃれな雰囲気がプラスされたと思います。とはいえ、湘南や江ノ島の雰囲気には決してならず、あくまで須磨海岸っぽい雰囲気になるのは彼らの歌声のせいなのでしょう。

♪ GO(未発表曲)
サッカー好きなメンバーが多いET-KING。その中でもフットサル・チームなどでも活動していたTENNとBUCCIが中心になって作り上げた曲です。
ピッチの中の11人が、日頃のトレーニングを糧に必死で勝ちに行くのはあたりまえだけど、周りで応援するそれぞれも12人目のプレイヤーとしてスポットを当てるつもりでできあがったということです。
これを聴く色々な立場の皆さん全員が、一体感をもって自分を震い立たせる応援歌にしてもらいたいという気持ちが詰まっています。

♪ 松風(未発表曲)
漫画「華の慶次」にインスピレーションを受けて作った曲です。イベントで原画の原哲夫さんにお会いしたことをきっかけに話しが進み完成しました。
元々、メンバー全員大好きな漫画だったのですが、そのときいときんが全巻持っていたのであらためて全員でいちから読み直し、世界観を叩き込んでから曲作りをはじめていました。
それぞれが自分の事を慶次と思い込み、レコーディングに向かっていました!主人公である前田慶次の愛馬、松風にまたがり力強く走る姿を想像していたのでしょう。

♪ ええやんけ阪神(初CD化曲)
いときんがMBSラジオのナイター・オフの番組でレギュラー出演をしていたときに、解説者の亀山努さんやリスナーの皆さんに"阪神ファンあるある"を教えていただいて、いときんが中心になって歌詞をまとめました。
球場で応援している人から、家でラジオ聴いて応援している人、テレビに向かってヤジを飛ばしてる人たちなどなどの、阪神の勝敗への悲喜交々が、みんなで歌って楽しくテンションが上がるような歌詞とメロディに仕上がりました。
大人から子供まで、全ての阪神ファンが好きになってくれるような曲をイメージしていました。

♪ 纒 ~花の慶次バージョン~(未発表曲)
ET-KINGがインディースの頃から歌っている代表曲を、漫画「華の慶次」にインスピレーションを受けてリメイクした曲です。
主人公の慶次の人物像の強い、優しい、情に厚い、そんなイメージを曲に詰め込めたらと思い、原曲の歌詞を一部書き直すかたちで完成しました。
トラックをDJ BOOBYが作り直し、オリジナルをしのぐ完成度の一曲になったと思います。

♪ 愛の花(初CD化曲)
ドラマ「新・ミナミの帝王」の主題歌のお話しは、「お前を連れて」につづき2曲目で、メンバー全員とても喜んで制作に取り組んでいました。しかも今回は、原作の漫画でのおなじみのセリフから言葉を引用させていただいたりするかたちで、原作者の天王寺大さんと郷力也さんとの共作というとても光栄な機会をいただきました。少し切ないトラックに乗せて、大阪の街で繰り広げられる人間模様を描いた、人情味溢れる曲になったとおもいます。
メンバーそれぞれドラマの放送日は、テレビの前にスタンバイしてドキドキしながら観ていたようです。

【アルバム『宴会歌集』詳細】
2015年9月16日発売⇒宴会歌集(amazon)
UPCH-2053  2,800+税
1. パーッと行こう!
2. ドーナッツ
3. どまくれ酒
4. Splash!(未発表曲)
5. GO(未発表曲)
6. 松風(未発表曲)
7. 日本全国酒飲み音頭
8. ええやんけ阪神(MBSラジオ「withタイガース MBSベースボールパーク EXトラ!」2014年度テーマソング・初CD化曲)
9. 纒 ~花の慶次バージョン~(未発表曲)
10. キラッ☆サマー
11. わっしょい二次会
12. 愛の花(関西テレビ ドラマ「新・ミナミの帝王」第7~10作 主題歌・初CD化曲)
全12曲収録

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YouTube「新生ET-KINGアーティスト写真撮影メイキング映像」