【韓国芸能】相次ぐスターの自殺の実態と原因を動画ニュースで検証(後半)
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■ 芸能界の憂鬱症は職業病?
いつも世間の目を意識するしかないスターたち。大衆の前でいつも明るい姿だけ見せようとする職業的特性上、いつの間にか憂鬱症が芸能人の職業病として認識されてもいるようだ。
「インタビュー:イ・ギチャン」
Q)憂鬱症を経験したスターたちは多い?
A)ひとつの文化を創作する職業の人たちじゃないですか。いつも悩んで何か特別なことをしなければ、他の人たちからぬきんでることができないので、憂鬱になることが強くなるのでは…。
ファンたちの前ではいつも笑って見せていた故チェ・ジンシルもまたブラウン管の後ろでは、酷いデマと悪口で心を痛めていたようだ。
「インタビュー:パク・ヨンチョン、漢陽大学クリ病院神経精神科」
Q)故チェ・ジンシルさんのような場合も、悔しい目にたくさんあったようです。こんなことの中に、すっきりと解消できて、他の人にも理解してもらえたら、多分今回のような自殺はなかったはずです。ところが、たちの悪いデマや悪口にずっと攻撃されて、耐えるのが大変で自殺したのではと思います。
一方、スターたちの一挙手一投足は商品化されて、彼らの私生活まで露出している状況だ。特に最近にはインターネットの発達で匿名性による悪口の攻撃が増え、スターたちの私生活が保護されていないのが実情だ。
■ 憂鬱症でこの世を去る芸能人たち
継続される悪口と積み重なる疲れ、そしてたまらない寂しさに打ち勝つことができずに、後戻りできない道を選ぶ一部の芸能人たち。
2005年、自ら命を絶った女優の故イ・ウンジュ。そして、3集のカムバックを翌日に控え、この世を去った故ユニと、演技の夢を見たまま2007年天に昇った故チョン・ダビンも生前、多くの悪口によって苦しめられ、とても辛い思いをしたと知られている。
こんな芸能人たちに続く自殺の知らせで芸能界では、自殺に対する憂慮の声が大きい。韓国放送映画公演芸術人労組側では昨年、故チェ・ジンシルの死を契機に声明を出して大作作りに乗り出した。
「インタビュー:キム・ウンシキ、韓芸組委員長」
故チェ・ジンシルさんは生前に残したメモで、わが国最高の女優さえ避けることのできなかった大衆文化人として心細い命をこのような形で表現しました。-私は、一人ぼっちで息をすることができない。国民の皆さんに切にお願いします。国民の皆さんの胸の中で私たち俳優たちが幸せになるように、私たちを包んでください-
■ スターの自殺、これ以上はないように…
いくら現実がつらく悲しくても死を選ぶことは絶対にしてはいけないことだ。
「インタビュー:チェ・ブラン」
今後再びこのような自殺が伝染しないようにしたいというのが私の心情です。悲しいことは誰でも悲しく辛いけれど、それを死で解決することはいけないことです。
故ウ・スンヨンの残念な死で振り返って見たスターたちの華麗な中の暗い一面!ちょうど、伝染病のように広がっていくスターたちの自殺を阻むため、芸能界はもちろんファンたちも彼らの心を慮ろうと努力しなければならない野かもしれない。
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