今ノリに乗ってる吉田鋼太郎56歳が、実在の人物、電力王、電力の鬼と呼ばれた松永安左ェ門74歳を熱演！電気事業の民営化を任され戦後日本の復興を支えた男を描く！NHK総合19日（土）夜9時より【放送90年ドラマ】第3弾「経世済民の男 鬼と呼ばれた男 松永安左ェ門」を放送。予告動画は番組公式サイトで公開。

【放送90年ドラマ】「高橋是清」「小林一三」に続き第3弾で放送されるのは、戦後日本の復興を電力で支えた男・松永安左ェ門をフューチャーする。演じるのは近年、映像での活躍が著しい吉田鋼太郎56歳。特殊メイクで74歳の松永になった。

松永安左ェ門とは「電力王」「電力の鬼」と呼ばれた財界人。美術コレクター、茶人としても有名で近代小田原三茶人の一人に挙げられ「耳庵」の号を持つ。幼いころから『学問のすすめ』に感動し福澤諭吉にあこがれ、明治22年慶應義塾に入学。明治26年、父の死を機に一度実家へもどり家督を継ぎ、三代目松永松永安左ェ門となる。21歳で再び慶應に戻るも、学問に興味を失いそのことを福澤諭吉に告白すると、それなら早く社会へ出ろと進められ慶應義塾を退学。その後、日本銀行に入行したが1年で退職。福澤諭吉の婿養子・福澤桃介と親しくなり、一緒にいくつか事業を立ち上げる。
明治42年、福博電気軌道の設立に携わる。これこそが「電力王」と呼ばれるようになった安左ェ門が電気に関わる第1歩となる。

その後、いくつかの電力会社を合併させ、大正11年、関西電気と合併し東邦電力を設立し副社長となり、昭和3年社長に就任。その間、衆議院議員に立候補し当選、一時は国会議員も務めたが次の選挙で敗北を味わう。
昭和2年、東京電燈と東京電力が合併し、松永は同社の大株主になり、取締役に就任。民間主導の「電力統制私見」を発表し「電力王」と言われるようになる。

19日放送の「経世済民の男　鬼と呼ばれた男 松永安左ェ門」、太平洋戦争で電力が国家管理されたことで松永安左ェ門は一度、表舞台から身を引いたが、戦後、74歳になった安左ェ門は再び、日本国復興のため立ち上がった。安左ェ門は日本国中で電気を自由に使えるようにしたい…そう願って尽力を尽くした。しかし、安左ェ門の前にGHQや時の政治家、吉田首相らがたちはだかる。はたして、安左ェ門が描く日本の未来は訪れるのだろうか…。74歳になった安左ェ門が戦後日本の復興のために奮闘する姿を描き、吉田鋼太郎が熱演する。

NHK総合9月19日（土）夜9時より「放送90年ドラマ経世済民の男 鬼と呼ばれた男 松永安左ェ門」を放送。出演は吉田鋼太郎、萩原聖人、伊藤蘭、國村隼、うじきつよし、国広富之、岩松了、藤木孝、串田和美、伊東四朗、高嶋政伸、高川裕也、宝田明、利重剛、大竹まことほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

◇NHK総合【放送90年ドラマ】「経世済民の男」番組公式サイト
◇NHK総合「経世済民の男　鬼と呼ばれた男　松永安左ェ門」番組公式サイト
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