ジュノ(2PM)、これが本物の僕!初主演映画『二十歳』ジャパンプレミアム上映会舞台挨拶!再現レポと予告動画
今年3月韓国で公開され、観客動員数300万人を動員した大ヒット映画『二十歳』の11月28日(土)の日本公開に先駆けたジャパンプレミアム上映会が9月23日(水・祝)、東京国際フォーラムにて開催され、2PMのジュノが俳優として初来日し、舞台挨拶を行った。2回公演で行われた上映会舞台挨拶に1万人のファンが集まった。ナビコンで取材したので、再現レポートでご紹介、映画公式サイトには予告動画が公開されている。
※記者会見は後ほどこちらで紹介⇒【韓流イベントレポ】
(赤文字) はその場の雰囲気や記者の感想など。本人がしゃべった日本語は下線。
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舞台挨拶のMCは、韓流イベントでおなじみの古家正亭。今回取材したのは第一部の上映会後の舞台挨拶。上映会に先駆け、MCの古家さんが登場し、『二十歳』の韓国での評判、映画の簡単な内容を紹介
【上映会】
『二十歳』は、社会に足を踏み出したばかりの絶対的な信頼で結ばれた二十歳の男子3人組が、夢と現実の狭間で苦悩する笑いと涙の青春グラフィティ。ジュノ(2PM)が演じたのはマンガ家志望の浪人生。共演者は、共に女たらしの自由人・チホ役に「相続者たち」のキム・ウビン、超オクテの大学生・ギョンジェ役には、同じく「相続者たち」や「未生-ミセン-」で大ブレークしたカン・ハヌル。現実でも25歳の同い年の3人が、おバカ全開の若者をイキイキと演じ、韓国で観客300万人を突破する大ヒットを記録した。
監督は“言葉の魔術師”と称される『サニー 永遠の仲間たち』のイ・ビョンホン。リアルなセリフを3人組の息の合った掛け合いと絶妙なカメラワークで5000人の観客を大いに笑わせてくれた。
【トークショー】
<スクリーン:映画のオフショット写真>
ジュノが登場。二階席までぎっしり埋まった会場を眩しそうに見つめる。会場からは、拍手と悲鳴。
ジュノ:はい みなさん、2PMのジュノです。ようこそいらっしゃいました。映画「二十歳」プレミアム上映会、みなさん、映画はいかがでしたか?(会場からは、面白かった、良かったの声)
僕は今本当にドキドキします。拍手をありがとうございます(会場拍手)
何もないステージに1人で立つのは恥ずかしいです。(笑)僕も後ろで見ていて皆さんがどう思っているのか緊張していました。これから映画のことをいっぱいトークしたいと思います。宜しく お願いします。
MC:何もないステージ…。
ジュノ:何もないステージは初めてです。
MC:ここにあるじゃないですか、凄いものが!(古家さん、ジュノのことを凄いものに例えたぞ。さすがだ。ジュノも「あー」と言って恐縮)
ジュノ:僕が「キミの声」のファイナルと「FEEL」の時にやったステージですけど、その時と違いますよね。(会場:拍手)
MC:今日は俳優ですからね。ここで改めてご紹介いたします。2PMのジュノさんです、大きな拍手をお願いします。今日は俳優ジュノさんと言った方がいいですよね。(俳優と言われて、自分で「俳・優?」と言い直し、照れている)映画を見終わったばかりなので皆さんにとってはスクリーンからドンウ(ジュノの役名)が飛び出してきたような感じがするんじゃないでしょうかね。
ジュノ:映画の僕の姿とはまた違いますよね。僕はそう思います。(映画の中のブサイクキャラのドンウと自分が同じだと言われた気がして、思いっきり否定したジュノに古家さんが大爆笑)
MC:そうですよね。髪型も違うし、髪型が最後七三になってましたもん。(古家さんがフォローの訂正を入れたが、ジュノ、髪型には触れないで欲しいというようなリアクション。かわいい)
ジュノ:これが本物です。忘れないでください。(茶髪でクリクリした前髪の今の姿をアピール )
<ここから本格的トークに入るため椅子の準備>
ジュノ:僕はここに座ります?
MC:そうです。そうです。
ジュノ:僕ひとりで?
MC:ひとりで。私はまだ膝大丈夫です。(会場笑)
ジュノ:僕も大丈夫ですよ。(ひとりで座るのが申し訳ないというジュノの気遣い&負けず嫌いな性格が出た部分。会場から「フーッ!」の声)
MC:もう、座っただけで「フーッ!」ですからね。
俳優ジュノさんにお話を聞いていきたいと思います。「스물」、日本では『二十歳』というタイトルで日本では11月に公開が決定しました。おめでとうございます。
ジュノ:ありがとうございます。(会場から拍手)
MC:韓国で3月に公開されて、これだけ早い期間で日本で公開されるケースは珍しいですが、日本での公開が決まって気分はいかがですか?
ジュノ:僕もすごく嬉しかったですけど、心配もちょっとありました。ファンの皆さんが知っている僕の姿とドンウの最後のシーンの髪型がちょっと違いますから、その時皆さんがどう思うのか心配しましたけど、今日は良く見て頂いてありがとうございました。(まだ、ドンウの髪型のことを引きずるジュノに会場からクスクス笑いが)
MC:僕も一足先に見せて頂きましたが、今回の映画はメッチャ面白かったですよ。(無反応の会場に)あれ?面白かったですよね?(会場拍手)皆さん、反応をどうしようかなと複雑だったと思います。結構ぎりぎりの線のセリフとかもいっぱいありましたし、いろんな意味で楽しませてくれました。
これまでも演技者として活躍してきましたが、この映画に出ようと思った一番の理由は何ですか?
ジュノ:初めシナリオを見た時、すごく面白くて、すぐその場で全部読みました。(この辺からいきなり韓国語スイッチが入った)その時ちょうど2PMの会食をしている時だったんです。これまでの『監視者たち』や『侠女(邦題:メモリーズ追憶の剣)』とはまた違う生活感のある映画に魅力を感じ、とても面白い作品になりそうだと思い、出演を決めました。
MC:髪型は別として(また髪型…)ドンウというキャラクターのどういったところに魅力を感じましたか?
ジュノ:3人の主人公が友達としての友情を描いていること、そして、3人が同い年だったのでとてもいい友だちになれました。撮影中も相乗効果があると思いました。ドンウというキャラクターが多くの皆さんが共感できる面があると思いました。チホとギョンジェともまた全然違うキャラクターで夢を持ったドンウが夢と現実の間で葛藤して悩む人物ですが、誰でも夢があり、現実との狭間で葛藤する時期もあると思うので、そういったキャラクターに共感して、とても好きになりました。
MC:今日はコメントの一つ一つに俳優としてのいい緊張感が漂っていますね。
ジュノ:カムサハムニダ、ありがとうございます。
MC:ジュノさんの二十歳の時はどんな風に過ごしていましたか?
ジュノ:僕の二十歳はちょうど2PMとしてデビューしたばかりで、はい、本当に忙しかったです。(当時のことを一つ一つ思い出すかのように、考えながら話すジュノ)
MC:毎日毎日?
ジュノ:毎日毎日。デビューしたばかりで、ステージやって移動してステージやって移動して、本当に忙しかったです。
MC:映画でドンウを演じていて、二十歳の時にできなかったことを追体験したということもありますか?
ジュノ:そうです。僕の二十歳の時は、まさに2PMとしてデビューして活動していた時だったので平凡な二十歳を過ごすことはできませんでしたが、映画の中で、チホやギョンジュと一緒に過ごすことで、撮影をしながらも、もしデビューをしていなかったら、こんな風に二十歳を過ごしていたんだろうなと代理満足をすることができました。なので、撮影中は僕が見過ごしてしまったことや、ささやかな幸せを感じることができたので、楽しかったですし、とてもいい経験になりました。
MC:だからといって、ジュノさんが工場でプレゼンなどしていたら、周りが放っておかないと思います。(映画のワンシーンのこと。古家さんのコメントに、また照れるジュノ)
ジュノ:カムサムニダ(古家さんに勧められ、水を飲んで一息)
<スクリーン:共演者、監督からのコメント映像>
■カン・ハヌル
「ジュノは歌手として活躍するカッコイイ姿しか知らなかったので、初めて会った時は、近寄りづらかったが、ジュノから近づいて来てくれて、とてもありがたかった。しかも、田舎も近かったので少しずつ親しくなり、今はとても仲良しです。俳優としてのジュノはタレント性があり、歌も演技もできるので素晴らしいと思う。」
■キム・ウビン
「ジュノが出演した『監視者たち』を見たんですが、演技がとても淡白で正直で上手で驚きました。撮影現場に来た時は、すでにドンウになりきっていて、僕をチホと思って接してくるのでおかげで自分はチホらしくなれた。とてもありがたかった。」
■イ・ビョンホン監督
「忙しいスケジュールの中にあっても、いつもエネルギーにあふれ、全力で撮影に向かっていた。これから本当に期待できる俳優だと思う」
MC:演技者として絶賛されていて、キム・ウビンさんは現場に入ったらすでにドンウだったとおっしゃっていましたが、相当キャラクターに没頭できましたか?
ジュノ:まず、あの髪型に服を着るとドンウになります。(まだまだ髪型で引っ張るが、会場からもまだまだ笑いが起きる) なので、すーっとドンウの役に入っていくことができました。撮影中は、個人的にソロツアーもあり、JYP Nation、そして2PMとしてはGo Crazyでカムバックもしていて、同時にワールドツアーの準備もしている時期でした。でも僕の中にドンウの面があり、ドンウに同化できていたのか、そんな最中でも、撮影現場に入ると、すんなりドンウに変わることができました。そして自分でも気づかないうちにドンウに自然に溶け込んでいた気がします。
MC:パフォマーとしてステージに立っている時に、演技者として映画の現場に行く、気持ちの切り替えは大変だったと思いますが、ステージのパフォーマンスと演じることの大きな違いは何かありますか?
ジュノ:もちろん違いはありますが、今振り返って見ると、自分が敢えて境界を作らないようにしていたと思います。もしそれを意識し過ぎたら、歌手からドンウに変わる間に例えば移動中も「これからはドンウにならなければいけない」ということを絶えず考え続けていけば、それがストレスになりと思いました。なので、歌手と俳優に境界を引かないようにしていました。どちらにしろ、僕自身であり、2PMのジュノであり、ドンウであると思うようにしていました。自分自身にストレスを与えないよう、切り替えることをしていなかったです。
MC:そういった中で、ベストな演技をこの作品の中で見せて頂いたということで、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
ジュノ:ありがとうございます。
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『二十歳』2015年11月28日(土)より、シネマート新宿 シネマート心斎橋ほか全国ロードショー
配給:NBCユニバーサル・エンターテイメント
配給協力:アーク・フィルムズ
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