初回視聴率12.5%!冴羽獠役の上川隆也へ絶賛の嵐!18日「エンジェル・ハート」第2話あらすじと予告動画
秘密結社「レギオン」を脱走したグラス・ハートこと香瑩(三吉彩花)。獠(上川隆也)は彼女を普通の女の子として暮らせるよう手助けしようとうする。そんな中、香瑩はドク(ミッキー・カーチス)から獠の昔話を聞くのだが…18日(日)夜10時30分より「エンジェル・ハート」第2話を放送。予告動画は番組公式サイトで公開。
初回視聴率が12.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)!11日放送終了後、SNSでは冴羽獠役の上川隆也への絶賛の嵐だった。1985年からスタートした「シティーハンター」(以降CH)、テレビアニメ化もされ多くのファンや視聴者に「冴羽獠」のビジュアル的イメージは脳髄奥底まで染み渡っている。特にアニメでは神谷明が獠役を長年に渡って演じており、獠のコミカルでときにシリアスな2面性あるキャラは、神谷明でのイメージが強すぎるぐらいである。
上川隆也は冴羽獠役のオファーを、よく引き受けたものだと感心した。ドラマを見る前は「あの冴羽獠を上川隆也が演じるのって大丈夫?」と内心、心配していた視聴者やファンは多かったのではないだろうか。原作者・北条司が描く冴羽獠は意外と小顔、腕っ節のいいスナイパーだけあって肩幅が広く胸板がぶ厚い。トレードマークの袖をたくし上げたジャケットにTシャツ姿を実写で演じるのは至難の業だ。上川はこの役作りのために体脂肪率10%切ったそうである。
ちなみに袖をたくし上げたジャケットにTシャツスタイルは、CH連載より1年早くから放送された海外ドラマ「特捜刑事マイアミ・バイス」(1982年から89年)の主人公、ドン・ジョンソン演じるソニー・クロケット刑事のトレードマーク。時代からして、冴羽獠のスタイルは「マイアミ・バイス」からインスパイアを受けていると思われる。
なにはともあれ、SNSでは「立ち姿が冴羽獠だった」というほど、上川隆也への評価が著しく高かった。さらにファルコン(海坊主)役のブラザートム、野上冴子役の高島礼子も原作のイメージを汚すことなくすばらしい演技を見せてくれた。
あえて言わせていただければ、初回にだいぶストーリーを詰め込み過ぎた感が否めなかったのと(限られた放送回数だから仕方ない)、ガンアクションがちょっと物足りなかった。しかし、そんなことがどーでもよい! と思えるほど、上川隆也の冴羽獠がすばらしかった。1週間が待遠しい“早く冴羽獠”に会いたい! と思わせてくれるドラマだった。
ところでCHでお馴染みの「100tハンマー」。ドラマで登場するのか気になっていたのだが、さり気なく登場していたのをお気づきになられた視聴者はいらっしゃるだろうか。ファルコンの店「キャッツアイ」店内に、ひっそりとハンマーが置かれていた。残念ながらマンガで見るどデカいハンマーではなかったが、どこかで、獠が香瑩(三吉彩花)にハンマーで殴られるシーンが登場するのかもしれない。
■前回のあらすじ
新宿を舞台に、プロのスナイパーとして裏家業で活躍するシティーハンターこと冴羽獠(上川隆也)には相棒で婚約者の槇村香(相武紗季)という大切な存在がいた。もうすぐ結婚式を挙げる…その直前、香が交通事故で脳死状態に陥ってしまった。香は「臓器提供意志表示カード」を持っていたのだが、移植コーディネーターが臓器の輸送中に襲われてしまい…それから1年経った今も、獠は香の心臓を探していたのだが見つからなかった。
そんなある日、ファルコン(ブラザートム)の喫茶店「キャッツアイ」に来客があった。目が不自由なファルコンは、その客に懐かしさを感じ、つい、香がいつも飲んでいたハチミツ入りのコーヒーをその客に出してしまった。そのコーヒーを飲んだ客は一言「おいしい…」と呟いたのだが、慌てた様子で店から飛び出してしまった。
ファルコンから知らせを受けた獠は、すぐ店にやってきた。ファルコン曰く「あれは香だった」と言うのだが…。
1年前、一人の女性(三吉彩花)がビルの屋上から飛び降り自殺を図った。彼女の名は「グラス・ハート」。秘密結社「レギオン」に所属する暗殺部隊の一員だった。物心つくころから「人殺し」の術を学ばされてきたグラス・ハートは部隊一の凄腕だが、心はガラスのよう…そのため「グラス・ハート」というコードネームだった。日々、使命を果たさなければならないことに疲れ果て、自殺を図ったのだが、すぐさま組織に保護され治療を受けさせられた。グラス・ハートに移植された心臓は、奪われた香の心臓だった。
1年間、昏睡状態だったグラス・ハートはある日目覚めたのだが、自分の記憶とは別に、他人の記憶、他人の意識が入り込んでいることに戸惑う。そして組織を抜け出し、街中をフラフラと彷徨い、気づくと「キャッツアイ」に辿り着いていた。
組織から逃げだしたため、グラス・ハートは刺客から追われる身となった。幼なじみで同じ組織に属する信宏(三浦翔平)はグラス・ハートのことを案じ、刺客より早く見つけ出そうとする。信宏もグラス・ハートを追って「キャッツアイ」にやって来た。そこにいた獠とファルコンを見て、カタギではないと察知する信宏。しかし獠は信宏に「胸にキズのある女の心臓は香のか?」と問いただし、信宏は「そうだ」と答えた。
その頃、グラス・ハートはレギオンの刺客カリート(和泉崇司)に追われていた。格闘の末、なんとか逃げ出せたもののキズを追ったグラス・ハート。そんな彼女を助けたのは獠だった。
死にたいと思っているグラス・ハート。しかし自分の意思とは別に「生きたい」という強い思いが宿っていた。そんな思いに苦しむ彼女に獠は「君はオレと香の希望だ。君には二人分の命が宿っていると思って生きるべきだ」と言う。
カリートに追われる獠とグラス・ハート。そこへ登場した信宏はカリートに銃口を向けた。勝ち目がないと悟ったカリートに獠は「組織の偉いヤツに伝えろ。彼女に用があるのなら、冴羽獠が相手になる」と言った。
グラス・ハートと一緒に信宏も組織を抜けることに。そしてこの新宿で暮らしていくことになった。信宏は獠にグラス・ハートの本名を伝える。彼女の名は「香瑩(シャンイン)」。
第2話あらすじ
獠(上川隆也)に助けられたグラス・ハート(三吉彩花)。獠は彼女を本名の「香瑩」に戻し、普通の女性として生きることができるよう、手助けしようとする。そんな中、道でヤクザに絡まれている親子を見た香瑩は、思わずヤクザを叩きのめしてしまった。自分の意思とは別に、体が無条件で反応してしまったのだ。
獠の馴染みのドク(ミッキー・カーチス)は、香瑩は香の影響を受けているかもしれないと話す。臓器提供された患者は、臓器提供者の性格や趣味嗜好が似る症例があるのだ。
そんな中、香瑩はドクから獠がなぜ「シティーハンター」になったのか、その経緯を聞くのだが、それは獠にとって辛く悲しい過去の思い出だった…。
日本テレビ10月18日(日)夜10時30分より「エンジェル・ハート」第2話を放送。出演は上川隆也、相武紗季、三吉彩花、三浦翔平、ブラザートム、ミッキー・カーチス、和泉崇司、山寺宏一、ゴリ(ガレッジセール)、高橋努、戸塚純貴、渡邉このみ、高島礼子、竜雷太ほか。第2話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。日テレ無料TADA!にて最新話放送終了後から1週間、無料見逃し配信。またHuluではドラマ「エンジェル・ハート」のほか、アニメ版「シティーハンター」「エンジェル・ハート」も配信中。
◇日本テレビ「エンジェル・ハート」番組公式サイト
◇日テレ無料TADA!by 日テレオンデマンド公式サイト
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