『MOZU』公開記念で3週連続MOZU祭!潜入捜査官・西島秀俊目線で描く「ダブルフェイス 潜入捜査編」を放送予告動画
11月7日に公開される『劇場版MOZU』に向けてTBS系列の月曜よる9時枠では、10月19日・26日・11月2日の3週連続でMOZU関連作品を一挙放送!第1夜の明日19日(月)は、大ヒット香港映画を西島秀俊と香川照之W主演で2作のドラマにリメイクした「ダブルフェイス 潜入捜査編」を、「偽装警察編」は26日に放送!番組公式サイトで予告動画が公開されている。
また、最終夜の11月2日は『MOZUスピンオフ 大杉探偵事務所~美しき標的編』を放送し、3作品の放送中に、データ放送でお送りするプレゼントキャンペーン企画がある。⇒プレゼント企画詳細
ドラマ「ダブルフェイス」は、「MOZU」同じく、WOWOWとTBSによる共同制作のドラマ。
2002年の大ヒット香港映画『インファナル・アフェア』のリメイク作品で、ハリウッドでもディカプリオ×マット・デイモンで『ディパーテッド』というタイトルで映画化された。
警察の潜入捜査官であるヤクザの幹部と、ヤクザのスパイであるエリート警察官という2人のスリルに満ちた戦いを描く。オリジナルの映画ではトニー・レオンとアンディ・ラウが熱演した2人の男を西島秀俊、香川照之が演じる。まさに“MOZU”プロジェクトの原点ともいえる作品だ。
「潜入捜査編」は、ヤクザの幹部で実は潜入捜査官である森屋純(西島秀俊)の視点で描いている。一方、「偽装警察編」はエリート警察官で実はヤクザ側の潜入員である高山亮介(香川照之)側の視点となる。
■「潜入捜査編」あらすじ
暴力団・織田組が大きな麻薬取引を行うとの情報が、潜入捜査官から警察に入った。この機会に織田組の組長・織田(小日向文世)を逮捕し組織を一網打尽にしようと目論む警視正の小野寺(角野卓造)だが、潜入捜査官の存在を疑う織田は、取引のぎりぎりまで幹部にも取引現場を告げず、警察内部に潜り込んだスパイから警察の動きを聞き出し、状況に応じて取引現場の変更を指示。一方、警視正の小野寺も潜入捜査官からの情報で取引現場と目される場所に急行。取引現場に突入するとともに、別場所で指示を出していた織田の身柄を押さえたが、現場で証拠の麻薬は見つからず、織田たちはすぐに釈放となる。
この一件で、織田も小野寺も自らの組織に潜入捜査官・スパイがいることを確信し、それぞれ「獅子身中の虫を見つける」ことを決意。
そんな中、織田と行動を共にする純(西島秀俊)は、警察官の亮介(香川照之)を見かける。実は、純は織田組の構成員でありながら、実は警察の潜入捜査官だったが、このことは小野寺以外の警察官は誰も知らない。しかし、潜入捜査官として6年も過ごしてきた純の精神は、少しずつバランスを崩し始めていた。警察への復帰を望んでいたが、小野寺からの指示もあり潜入捜査を続けるしかない純は、信頼できる弟分・ヒロシ(伊藤淳史)と同居し、暴力団構成員という「表」の顔での生活を続けている。そんな純が唯一心安らぐのは、精神科医・奈緒子(和久井映見)のカウンセリングを受けているときだけだった。
そのころ警察では、亮介が上司・菅原警備部長から警察内部の内通者を見つける任務を受けていた。実はエリート刑事の亮介こそが、織田組の内通者だったが、その事実を織田以外は誰も知らない。そんな亮介に内通者探しの命令が下り、警察の同僚から次第に疎んじられていく。そして亮介には織田からも密かに、織田組に潜入した捜査官を見つけ出すように言い渡されていた。
「誰かが自分の裏の顔(本当の身分)を暴こうとしている」見えない恐怖に、純も亮介も心が乱れ始めていた…。
1本の映画を2人の主人公の目線で別のドラマとして描いた本作は、西島秀俊と香川照之という最高の演者で、骨太の見ごたえのある作品に仕上がっている。それぞれ1本でも楽しめるが、2本続けて視聴されることをお勧めしたい。
西島は、今秋クールはフジテレビで「無痛〜診える眼〜」に主演、来夏公開の映画『クリーピー』で香川と共演する。
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◇ダブルフェイス|TBSテレビ
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