好きに弾け、俺が合わせてやる…韓国版「のだめカンタービレ」第1～4話（BSフジ1-6）あらすじと予告動画

指揮者を目指すエリート音大生・ユジン（チュウォン）に恋したピアノ科の落ちこぼれの音大生ネイル（シム･ウンギョン）の恋と成長を描くクラシック音楽ラブコメディ「のだめカンタービレ～ネイル カンタービレ」がBSフジにて12月10日より2話連続で放送開始！オリジナル第1話～4話（BSフジ版1-6回途中）まであらすじと見どころを紹介、予告動画はDVD公式サイトで視聴できる。
【｢のだめカンタービレ～ネイル カンタービレ｣を2倍楽しむ】では、ドラマのあらすじや見どころ、キャストの紹介、来日イベント再現レポなど、ドラマをもっと楽しむための情報をまとめているので参考にどうぞ。
以下、赤字はドラマの見どころ。

【作品詳細】【「のだめ」を2倍楽しむ】

■キャスト⇒相関図（DVD公式サイト）
チャ・ユジン役：チュウォン
ソル・ネイル役：シム・ウンギョン
イ・ユヌ役：パク・ボゴム
ユ・イルラク役：コ・ギョンピョ
チェ・ミニ役：ドヒ（Tiny-G）
マ・スミン役：チャン・セヒョン
フランツ・ストレーゼンマン役：ペク・ユンシク
ソン・ミナ役：イェ・ジウォン
アン・コンソン役：ナム・グンヨン
ト・ガンジェ役：イ・ビョンジュン
チェ・ドギョン役:キム・ユミ
チョン・シウォン役:ペ・ミンジョン

■第1話（BSフジ版1-2回）
ハヌム音楽院に通うユジンは、才能、容姿、家柄の三拍子そろったエリート音大生。世界的なマエストロ・ヴィエラに憧れて指揮者を夢見るが、幼少期の事故のトラウマによる飛行機恐怖症のせいで留学できずにいた。ある日、エリート専門教師のト教授と決別し、元カノのドギョンにも愛想を尽かされて自暴自棄になったユジンは、家の前で泥酔。一風変わったピアノソナタで目を覚ますと、そこにはゴミだらけの部屋でピアノを弾くネイルの姿があった。ネイルがユジンの部屋の隣人でハヌム音楽院に通う生徒だったことを知るユジンはその日を境に、変わり者のネイルに振り回されることになる。さらには新担任で落ちこぼれ専門教師のアン教授の提案で、ネイルと連弾することに。練習を強要するユジンの腕に噛みつき、逃げ出すネイルだが、自分の演奏に合わせてくれるというユジンの言葉に再びやる気になる。楽譜も見ず自由気ままに弾くネイルに戸惑いながらも、ユジンは彼女の才能を引き出し、自身も音楽への意欲を取り戻す。そんな頃、理想に燃える学長が学校を代表するオーケストラの創設を宣言。有名な指揮者であるフランツ・シュトレーゼマンが招聘されるが…。
　神経質でドSなのに、繊細で優しくて面倒見のいいユジンのキャラクターが良く表れているシーンが初回から満載で見どころたっぷり。ネイルのゴミ屋敷をユジンが掃除する場面では、あの大ヒットドラマを見た人にしか分からないセリフが出てくるので注目して欲しい。ユジンが師と仰ぐ指揮者ヴィエラ役には、実際に世界的な指揮者として活躍し、現在は2014年1月からKBS交響楽団の音楽監督を務めるヨエル･レヴィが特別出演している。

■第2話（BSフジ版3回）
ユジンとネイルの連弾を聞いたアン教授はユジンが指揮者志望であることを見抜く。ユジンに完全に恋をしたネイルは、彼をさらに追いかけまわすように。しかしドギョンがユジンの家を訪れるところを目撃してしまい、ショックを受ける。バイオリン科のイルラクに再試験でのピアノ伴奏を頼まれるが、練習にまったく身が入らない。一方、ドギュンから、尊敬するフランツ・シュトレーゼマンが指揮科の教授として来る話を聞いたユジンは指揮者に転科申請しようと決心する。そんな頃、学内に怪しいオジサンの影が……。ネイルに近づいたその男は、彼女に連れられてユジンの家にやって来るが、部屋にあったヴィエラの写真を見つけ、ユジンが彼の弟子であることを知り、出て行ってしまう。さらにネイルもユジンに追い出され、風邪を引いてしまう。イルラクの再試験はユジンが代打を務めることとなり、暴走するイルラクの演奏をピアノで上手く導く。感激したイルラクは自信を取り戻し、ユジンと一方的に親友になる。来校したシュトレーゼマンは既存のオケを無視し、なぜか落ちこぼれの生徒ばかりを集めてＳオーケストラを結成したいと学長のミナに提案する。そしてユジンが世界的なピアニストであるチャ・ドンウの息子であることを知るとSオーケストラに選ばれた学生たちの前で、ユジンの転科申請書を破り捨て、彼の指揮科への転科を拒否する
　ネイルがユジンを呼ぶ時にいう「オラバン」は女性が年上の男性を呼ぶオッパの意味で済州島の方言。「お前にバイオリンの何が分かるんだ！」とユジンに詰め寄ったイルラクの手から、さっとバイオリンを受け取り、演奏をするチュウォンのビジュアルに見とれてしまう。一方で、風邪を引いたネイルをおぶって、イルラクの再試験会場に現れたユジンの首にはネイルのあれが…笑。

■第3話（BSフジ4回）
指揮科に転入したいユジンはシュトレーゼマンに直談判をするが、ヴィエラに恨みを持つシュトレーゼマンはその弟子であるユジンを簡単には受け入れず、彼にあるミッションを与える。それは、昼休み中にSオケの団員全員にランチをおごるというものだった。ネイルとイルラクの助けを得ながら、ユジンはミッション遂行のために走り回る。時を同じくして、ネイルは水をかけられたり、弁当の中身をすり替えられたりと、正体不明の嫌がらせを受けていた。おとり作戦で捕まえた犯人は、ユジンに想いを寄せるSオケのティンパニー奏者・スミンだった。ネイルの突発的な行動により、Sオケで生涯初の指揮を振ったユジン。しかし団員の実力不足に愕然とし、ダメなところを一人ひとりに指摘し始める。それを見たシュトレーゼマンはユジンをSオケの副指揮者に任命し、一週間でオケを変えられなければ副指揮者の地位を剥奪し、転科を諦めるよう告げる。意気込むユジンは団員を厳しく指導するが、それが逆効果となってしまう。見かねたシュトレーゼマンは約束の期限まで一日を残し、ユジンに副指揮者の地位剥奪を告げるが、ユジンは明日までは自分のオーケストラだと言い張る。
　今回、ユジンの母親ソニョンがオーナーを務めるカフェで、ユジンとソニョンの親子初ツーショットが見られるが、この二人、どこからどう見ても親子には見えないと大半の人が感じたはず。ソニョンはユジンが子供の時にほとんど手をかけていないことが分かるシーンでもあるが、そんな母親にユジンが本音を打ち明けるシーンでもある。

■第4話（BSフジ5-6回）
結局、シュトレーゼマンはユジンに失格を告げ、今度は自身の助手になるよう提案。ユジンもそれを受け入れるが、なかなかレッスンに現れないシュトレーゼマンにしびれを切らした団員たちに促されて再び指揮台へ。気分を害したシュトレーゼマンはSオケを脱退すると言い出し、ユジンが指揮者を務めることになる。Sオケを潰したい理事会は、エリート学生で構成された既存のAオケとの演奏対決を企て、定期公演会で負けたオケの解散を命ずる。負けられないユジンは団員たちに厳しく接し、学費稼ぎのバイトで忙しく、いつも練習に遅れるコントラバス奏者のミニにもシビアな言葉を掛ける。ショックを受けたミニは練習に現れなくなってしまい…。コンマスのイルラクもAオケのコンマスであるシウォンと即興の演奏対決を繰り広げるが、負けて自信を無くしてしまう。ユジンのスパルタ指導の結果、楽譜通りだが魅力を失ったSオケの演奏。ネイルはユジンにピアノを弾いて聴かせ、問題解決のヒントを与える。定期公演の当日、ユジンは団員達の前で、自分の総譜を破り捨てる
　ネイルからグイグイと迫られる時に毎回見せるユジンの戸惑う演技。DVDリリース来日記者会見でもチュウォンが「韓国では女性から男性に迫ることはあまりないので、戸惑う演技は素の姿だ」と語っていた。そんなチュウォンの演技にも注目して欲しい。

◇BSフジ「のだめカンタービレ～」番組公式サイト
　2015.12.10スタート　木17:00～19:00　※2話連続、二カ国語放送／字幕なし
◇「のだめカンタービレ～ネイルカンタービレ」日本公式サイト
◇公式ツイッター：@kdrama_nodame

【作品詳細】【「のだめ」を2倍楽しむ】