木村拓哉、イ・ビョンホン、J・ハートネット共演!日韓米激突の話題作を特報動画で先取りチェック!

2009年05月15日11時22分映画

木村拓哉(日本)、イ・ビョンホン(韓国)、ジョシュ・ハートネット(米)のトップスターが共演する映画、「アイ・カム・ウイズ・ザ・レイン」が6月公開!メガホンを取ったのは、フランス人監督トラン・アン・ユン。公式HPでは、見どころたっぷりの特報映像を公開中だ。

ユン監督は、村上春樹の名作「ノルウェイの森」を映画化したベトナム出身のフランス人監督。「青いパパイヤの香り」でカンヌ国際映画祭カメラドール(新人賞)、「シクロ」ではヴェネチア映画祭のグランプリを受賞した今やフランスを代表する監督だ。

監督が、本作の制作にあたり1年以上の歳月を費やしてキャスティングしたのが、木村拓哉、イ・ビョンホン、ジョシュ・ハートネットの3人だ。

木村拓哉は人気グループSMAPのメンバーだが、1996年に初主演したドラマ「ロングバケーション」で、アイドル・キムタクでなく、国民的俳優・木村拓哉の足がかりを築いた。何しろ同ドラマ、最高視聴率36%以上をたたき出し、月曜日は街からOLが消え、ピアノを習う男性が急増する「ロンバケ現象」という社会現象まで巻き起こしたというのだから…。
映画でも、「2046」「武士の一分」で確かな演技力を評価されている。

木村拓哉とは映画「HERO」で共演し、今回2度目となる韓国のトップスターのイ・ビョンホンは、韓流ブームで一世を風靡した「元祖、韓流四天王」のひとり。ドラマ「美しき日々」 (2001年) 、「オールイン 運命の愛 」(2003年)で爆発的な人気を博した。映画では、2005年映画「甘い人生」での演技が評価され、韓国の映画賞で、映画評論家協会賞など、最優秀主演男優賞3冠を受賞している。最近では、映画での活躍が目覚しく、映画「G.I. ジョー 」では忍者役でハリウッドデビューを果たした。

ジョシュ・ハートネットは、ジェイミー・リー・カーティス主演の「ハロウィンH20」(1998年)で映画デビューし、その後「パラサイト」で一躍注目された。当時、若き日のトミー・リー・ジョーンズに似ていることでも話題になったイケメン実力派俳優だ。昨年の2008年には、長年の憧れだったロンドンのウエストエンドの舞台に立ち、「レインマン」でチャーリー・バビット役を演じた。この役は、映画ではトム・クルーズが演じている。

物語は、他人の痛みを我が身に引き受けることができる不思議な力を持つ男シタオ(木村拓哉)が失踪したことから始まる。捜索を依頼された探偵クライン(J・ハートネット)は、彼の足跡を追ってロサンゼルスからフィリピン、香港へと渡る。そこでクラインは、香港マフィアのボス、ス・ドンポ(イ・ビョンホン)もシタオを探していることを知るが……。

木村拓哉の運動能力の高さは周知のことだが、鍛え抜かれた肉体のイ・ビョンホン、高校時代フット・ボールの選手だったというJ・ハートネットの3人が主演の同映画、サイコスリラーとはいえ、迫力満載のアクションもみものとなりそうだ。

映画の公開は6月6日で、5月27日に決定したワールドプレミアの舞台挨拶に木村拓哉、イ・ビョンホン、ジョシュ・ハートネットの3大キャストが登壇する予定。

映画「アイ・カム・ウイズ・ザ・レイン」公式HP