立川談志・談春の師弟愛をビートたけし×二宮和也で描くTBS年末SP「赤めだか」ついに予告動画解禁!
天才・立川談志とその弟子・立川談春の究極の師弟愛物語を二宮和也×ビートたけしの夢の共演で紡ぐTBS年末スペシャルドラマ「赤めだか」の予告動画がついに公開となった!共演は、香川照之、リリーフランキー、寺島進、濱田岳、新井浩文、さだまさしら超個性派キャスト陣に、落語界から春風亭昇太、春風亭小朝、三遊亭円楽、笑福亭鶴瓶ら。年末スペシャルドラマだからこそ実現できたこの豪華キャストで、2015年を笑いと涙で締めくくる!TBS年末スペシャルドラマ「赤めだか」は12月28日(月)よる9時から放送、予告動画は公式サイトで視聴できる。
今、チケット入手が最も困難と言われる落語家をご存じだろうか。俳優としても大忙し。昨年放送「ルーズヴェルト・ゲーム」ではドラマ内のイヤなヤツ、いわゆる“悪役”坂東を憎たらしく演じた。かと思えば現在放送中のドラマ「下町ロケット」では銀行からの出向ながらも、必死に佃製作所を支えようとする殿村を愛嬌たっぷりに演じている立川談春だ。圧倒的な努力を重ね、今や、平成を代表する落語家、古典落語の名手となった男だ。
そんな彼が2008年に出版した著書が『赤めだか』 (扶桑社文庫)。落語家・立川談春が高校を中退し、7代目立川談志に入門してからようやく一人前とみなされる“二ツ目”になるまでの修業を描いたエッセイ。さすがは噺家、破天荒で偉大な師匠と、その周りの超個性的な人々をおかしく、そして愛しく描いたその著書は大ヒットを記録し、第24回講談社エッセイ賞を受賞した。
談春が憧れ、追いかけ続けた落語界の風雲児・立川談志役には日本が世界に誇るビートたけし。お笑い、映画監督、俳優、司会…と幅広く活躍を続けるビートたけしが、自らの師でもあった立川談志を演じる。ビートたけしのテレビドラマへの出演は、2014年の「松本清張 黒い福音~国際線スチュワーデス殺人事件~」以来。劇中、瑛太とのコンビが何ともいい味を出していたが、今回、ビートたけしとコンビを組むのは二宮和也。
二宮は物語の主人公、努力の虫・立川談春を演じる。国民的アイドルグループ・嵐のメンバーで、クリントイーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』での演技が高く評価されたハリウッド俳優だ。12月12日公開の山田洋次監督作品『母と暮らせば』で吉永小百合と共演する。⇒紹介記事名監督や大女優との仕事でさらに演技に磨きをかけた二宮が、ビートたけしとのタッグでどんな化学反応を生み出すのか楽しみなところだ。
脇を固める豪華なメンバーは…。
まず、落語界からは、三遊亭円楽、柳家喬太郎、春風亭小朝、春風亭昇太、が出演。歌舞伎界からも中村勘九郎が出演する。さらに、さだまさしやリリーフランキー、ラサール石井といった幅広く才能を発揮している人物を贅沢に起用。そして面白いのが、立川家の面々。濱田岳に宮川大輔、柄本時生、新井浩文という、名前を見ただけで、ドタバタっぷりを思い浮かべられそうな個性的なキャスト陣を配している。そのほかにも香川照之や、寺島進、岸本加世子、北村有起哉、坂井真紀、ナレーションに薬師丸ひろ子、ナビゲーターに笑福亭鶴瓶…と、脇を固める俳優陣だけでもドラマを作れてしまいそうな豪華なメンバーが集まった。
ここまでのメンバーを揃えて描かれるドラマ「赤めだか」。
立川談春が若き頃。立川談志がそこに居た頃。
“天才”立川談志の落語に魅せられた若き立川談春は、いかにして今、この地位まで上り詰めたのか。
笑って泣けて、心がポッと温まる。究極の師弟愛が時を超え、平成の世にもきっと響くはず。2015年の締めくくりは「赤めだか」で。
「赤めだか」は12月28日(月)夜9時から放送、予告動画は番組サイトで公開中。
◇TBS年末ドラマスペシャル「赤めだか」
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