ドラえもん歴26年、笑いと涙の物語!13日NHKBS「ドラえもん、母になる 大山のぶ代物語」あらすじと予告動画
「ドラえもん」を26年間演じ続けた大山のぶ代。子どもたちに愛されるキャラになるため、大山が人知れず続けてきた努力、そして声優仲間たちと築き上げきた笑いあり涙ありの26年間をドラマ化!主演は鈴木砂羽。NHK BSプレミアム13日(日)夜10時より「ドラえもん、母になる 大山のぶ代物語」放送。予告動画は番組公式サイトで公開。
1979年4月から2005年3月までの26年間、「ドラえもん」を通じて日本中の子どもたちに夢と希望を与えてくれた大山のぶ代。
大山のぶ代ら「ドラえもん」の声優陣は、小さい子どもたちが見る番組だから、悪い言葉を使わないようにしよう、と約束していたそうだ。言われてみれば、ジャイアンですら、耳を塞ぎたくなるような暴言を吐いてない。
台本では、当初「ドラえもん」の一人称が「オレ」だったのを、大山が勝手に「こんにちは、ぼくドラえもんです」と変えてしまった。これでドラえもんのキャラが確定したと言っても過言ではない。それ以降、ドラえもんは自分のことを「ぼく」と読んでいる。
原作者の藤子・F・不二雄先生から「ドラえもんってああいう声をしていたんですね」と言われ、大山のぶ代は「役者冥利につきるホメ言葉」と喜んだそうだ。
かくして、私たちが知る「ドラえもん」は世界中の子どもたちに愛されるキャラとなった。
現在、認知症で闘病中の大山のぶ代。夫で俳優の砂川啓介がその闘病記を綴った本『娘になった妻、のぶ代へ 大山のぶ代「認知症」介護日記』(双葉社)が刊行された。
今回、ドラマで大山のぶ代役をやった鈴木砂羽は、国民的キャラクターを演じる声役を演じるのに、かなりのプレッシャーがあったと語っている。逆にそのプレッシャーを楽しんで、大山のぶ代役を演じきったそうだ。
鈴木砂羽のほか、しぶかちゃんの声優・野村道子役に田中美里、のび太の声優・小原乃梨子役の猫背椿、スネ夫の声優・肝付兼太役に鈴木拓(ドランクドラゴン)、ジャイアンの声優・たてかべ和也役に小川直也が出演している。さらに野村道子、小原乃梨子、肝付兼太らご本人たちも出演。大山のぶ代の夫・砂川啓介も出演している。
■あらすじ
1979年から2005年、26年間も国民的キャラクター・ドラえもんを演じ続けた大山のぶ代(鈴木砂羽)。そして小原乃梨子(猫背椿)、野村道子(田中美里)、肝付兼太(鈴木拓)、たてかべ和也(小川直也)らと歩んだ笑いと涙の26年間を描いた物語。
NHK BSプレミアム12月13日(日)夜10時よりプレミアムドラマ「ドラえもん、母になる 大山のぶ代物語」を放送。再放送は19日(土)午後11時45分から。出演は鈴木砂羽、豊原功補、田中美里、池田鉄洋、鈴木拓、小川直也、野村道子、肝付兼太、砂川啓介ほか。予告動画は番組公式サイトで公開。
◇NHK BSプレミアムドラマ「ドラえもん、母になる 大山のぶ代物語」番組公式サイト