優先すべきは正義より出世!田辺誠一主演のリアル警察ドラマ「撃てない警官」1/10WOWOWでスタート!予告動画
警察組織で繰り広げられる男たちの思惑!出世欲と正義のはざまで揺れるエリート警官の想い!リアル警察ドラマに新たな「アンチヒーロー」が誕生!安東能明の人気シリーズ「撃てない警官」を、WOWOW「連続ドラマW」にてドラマ化、2016年1月10日(日)より全5話で放送する!初回は無料放送、番組公式サイトに予告動画が公開されている。
番組では、1月8日(金)開催の完成披露試写会&田辺誠一、長崎俊一監督登壇予定の舞台挨拶へ40組80名様をご招待!応募は番組公式サイトにて。応募締め切りは12月25日(金)。
原作は、デビュー作「褐色の標的」で第7回日本推理サスペンス大賞優秀作を受賞後、数々の上質な警察小説を世に放ち続けている作家・安東能明の作品の中でも特に人気が高いシリーズ。
出世欲むき出しで警察組織を渡り歩こうとしていた本庁所属のエリート警官が、ある日の不可解な事件を機に所轄へ左遷の憂き目に。一体彼に罠を仕掛けたのは誰なのか?そして、誰が味方で誰が敵なのか?警察組織内部でうごめく出世争いや復讐劇をスリリングに描いたリアル警察ドラマの誕生だ。
主人公・柴崎令司役には「連続ドラマW 空飛ぶタイヤ」のほか、映画『紙の月』『おかあさんの木』など話題作に出演多数の田辺誠一。エリート街道のためならば同じ警察官をも平気で脅迫し利用するエリート警官を演じる。主人公にして正義よりも組織での出世を最優先するキャラクターは警察ドラマとしては斬新で、新たな「アンチヒーロー」の出現といえる。また、監督を『8月のクリスマス』『少女たちの羅針盤』などを手掛けた俊英・長崎俊一が務める。
演じる柴崎について田辺は、熱血漢なキャラクターではないが、ある種の人間として(組織や社会の)不正などを許せない、気持ち悪いという想いは誰でもあると思うので、柴崎なりに(不正などに)一つ一つ向き合っていくのは面白いなと思う、とキャラクターを分析し、自分としてもなるべくそういう風にありたいなと思うので、そこら辺は共感すると語っている。
■あらすじ
警視庁総務部企画課企画係・係長の柴崎令司(田辺誠一)は、警察組織の中でも一握りのエリート候補。現場での逮捕経験はなく、ただ昇進のみを考え出世街道をひた走ってきた。だがある日、直属の部下・木戸和彦が拳銃自殺したことにより運命は暗転する。うつ病を患っていた木戸だが、柴崎は上司である課長の中田(石黒賢)から電話で、木戸が快癒したため射撃訓練に参加させるよう告げられる。既に中田が押印した指示書も出ていた。柴崎はなんの疑問も感じず、所属長預かりになっていた拳銃を木戸に返還し訓練の参加を命じる。その直後の事件だった。
責任を問われた柴崎は、中田から指示の電話があったと訴えるが、その時間の中田にはアリバイがあった。そして指示書もすでに処分されていた。結局柴崎は中田から所轄への左遷という辞令を言い渡される。一体電話の主は誰だったのか?捜査を続ける柴崎は、事件の真相解明ではなく本庁復帰のためのある行動に出る。
初回放送は1月10日(日)よる10時から。第1話は無料放送となる。
■スタッフ
原作:安東能明『撃てない警官』 (新潮文庫)
監督:長崎俊一(『8月のクリスマス』『西の魔女が死んだ』『少女たちの羅針盤』)
脚本:安倍照雄(『やじきた道中 てれすこ』『at Home アットホーム』)
音楽:大友良英(『岸辺の旅』 連続テレビ小説「あまちゃん」「64(ロクヨン)」)
■キャスト
田辺誠一 石黒賢 中越典子 高橋和也 加部亜門 / 陽月華 菅田俊 ともさかりえ / 嶋田久作 山本學 ほか
◇WOWOW「連続ドラマW 撃てない警官」番組公式サイト