珍味を極める伍魚福の山中勉・山中勲父子の経営の極意に迫る「カンブリア宮殿」予告動画

2015年12月17日10時27分政治・経済
(C)テレビ東京

下請けスルメ工場から、ユニークな総合珍味メーカーを作り上げた父親と、そのワンマン会社をチーム経営に転換させた息子の、感動の父子鷹物語!今夜12月17日(木)テレビ東京「カンブリア宮殿」は、400種類の酒の肴を、全国に4000以上ある専用の売り場で売る珍味ビジネスを展開し、冷蔵商品では9割と圧倒的なシェアを誇る伍魚福の、父子で作り上げた経営の極意に迫る!番組公式サイトには、MC村上龍のコメントと予告動画が公開されている。

伍魚福は、神戸市長田区で昭和30年に創業した珍味専門メーカー。⇒会社HP
定番の「サキイカ」に「鮭とば」から「サラミのスライス」「網走のツブ貝」「ゴーダチーズ生ハムロール」「備長炭カシューナッツ」など、一度は食べたい400種類の珍味を統一ブランドで販売する。その圧倒的な品揃えを武器に、全国のスーパーに専用の棚を構え、4000の売り場で展開している。特に「チルド珍味」と呼ばれる冷蔵商品では、シェア9割という圧倒的な強さだ。その伍魚福の強さを支えるのが、毎年50以上もの新商品を生み出す源となる、開発部員からパートの女性まで参加する「ヒット商品開発コンペ」。さらに、「お客様繁盛係」が、店舗の棚作りを積極的に提案することで売れる売り場を作るのも、伍魚福流のビジネスだ。

そんな膨大な珍味を販売する伍魚福には工場がない。全国200もの協力工場とタッグを組む、いわゆるファブレスメーカー。
伍魚福の山中勉会長は、スルメイカを作る小さな工場を振り出しに、時代の変化に負けない様々なビジネスを模索、今のスタイルにたどり着いたという。
最初の転機は、アメ横で見た自分の作るスルメが驚くほど高い値段で売られている光景。当時広がっていたコカコーラのように、自分の商品も卸ではなく、直接小売に売るほうが儲かるのではと考えた。そして酒屋の立ち飲みに目をつけ、関西の酒屋にしらみつぶしに販路を広げていった。さらにニーズがあると分かれば、自分が作っていない珍味を買い、次々に取扱品目を増やす中、いつしか自社生産をしないメーカーになっていった。

次の転機は、阪神大震災。商社勤めから山仲勧社長が家業に戻った。ワンマンの父親に代わって、「チーム伍魚福」を旗印に社員全員が、経営や商品開発に様々なアイデア出し合う社風へと転換させている。全社員が毎日ちょっとした意見を出し合う提案制度から、部署を超えた新商品開発チーム、協力工場も巻き込み、チーム経営が根付き始めている。

今夜の「カンブリア宮殿」は、父子で作り上げた経営の極意に迫る!

【ゲスト】伍魚福 会長 山中勉、社長 山中勧
【メインインタビュアー】村上龍
【サブインタビュアー】小池栄子
【放送日時】 毎週木曜日22:00~22:54
【同時放送】TX・TVO・TVA・TSC・TVh・TVQ

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