仲里依紗とやり合うシーンが楽しみ!1/9スタート水野美紀主演「逃げる女」あらすじと会見動画公開!

2016年01月08日14時30分ドラマ

水野美紀 主演、鎌田敏夫オリジナル脚本でお届けする、ヒューマン・サスペンスドラマ「逃げる女」が、毎週土曜日よる10時からのNHK土曜ドラマ枠で1月9日(土)より全6回で放送開始となる!予告動画がまだ未公開だが、NHK_PRサイトで11月末に開催された取材会動画が公開されている。

「逃げる女」は、親友に裏切られ8年も冤罪で刑務所に入っていた40歳の女が出所し、自分を裏切った親友を探す旅を始めるが、殺人を犯した若い女との出会いによって、逃避行へと変わっていく、無実の主人公を描いたヒューマンサスペンス。

「踊る大捜査線」シリーズ(1997年~フジテレビ)で、被害者家族から警察官になった柏木雪乃を可憐に演じた水野久美が、8年もムショ暮らしをした主人公・梨江子役を演じる。取材会では、演じる梨江子を「自分の価値観や、人生観、今まで積み上げたものを全部破壊されてしまい、恨みや怒りを抱えた」ところから、物語が始まります」、と紹介している。また、水野は同じく1月スタートのTBSドラマ「家族ノカタチ」にも、41歳ながら20代にしか見えない若見え主婦の役を演じる。
梨江子を追いかける女から逃げる女に変えてしまう、美緒と名乗る若い女を映画『ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-』や『時をかける少女』などでその演技にも高い評価を得た仲 里依紗が扮する。「とてもぶっ飛んだ役」と自ら演じる役を紹介し、「毎日、美緒を演じるのがすごく楽しくて、セリフをひとつひとつ言うのが快感なくらい」と、楽しんで演じている様子。
会見では、水野は、想像以上に美緒役になりきっている仲とのぶつかり、やり合うシーンがたのしみと話している。対する仲は、初共演シーンで水野がちゃんぽんを食べるシーンで、冤罪で刑務所暮らししたらこうなるのかと、震え上がるほど圧倒されたと語っている。
そして、梨江子を苛烈な取り調べた佐久間刑事役を、今夏は「民王」(テレビ朝日)で息子と入れ替わる総理大臣役をコミカルに演じ、15日最終回を放送したばかりの「結婚式の前日に」(TBS)ではヒロインの父親役を優しく演じたエンケンこと遠藤憲一が担当する。その他にも、NHK朝ドラ「花子とアン」や大河ドラマ「花燃ゆ」に出演した賀来賢人が遠藤扮する佐久間刑事の部下役を引き受ける。

主演の水野美紀が一筋縄ではいかない、人間が多面的に描かれたという脚本は、「金曜日の妻たちへ」「男女7人夏物語」「29歳のクリスマス」など昭和、平成の大ヒット恋愛物語手掛けた鎌田敏夫。

会見動画では遠藤や賀来が演じる役やお互いの印象などを語っている。放送は2016年1月9日より毎週土曜日、夜10時から全6話で。会見動画はNHK_PRで視聴できる。

■あらすじ
年ある刑務所を、えん罪が晴れて出所した梨江子(水野美紀)。勤務先の養護施設で児童殺月の罪に問われ、8年もの間、刑に服していたのだ。刑事・佐久間(遠藤憲一)の苛烈な取り調べに屈して自供してしまったことと、アリバイを親友・あずみ(田畑智子)に否定されたせいだった。
自分を裏切ったあずみを絶対に許すことはできない。探しだそうとする梨江子を、佐久間が追う。無実の者を刑務所に送ったことを悔いつつも、梨江子が怒りと恨みをあずみにぶつけるのではないかと、恐れているのだ。一方、梨江子をいまだに犯人扱いする無責任な声は、少なくない。後輩刑事の安藤(賀来賢人)は、梨江子を取り巻く状況を冷静な目で見ようとする。やがて梨江子の前に美緒と名乗る若い女(仲 里依紗)が現れる。梨江子の暗く激しい感情を、一瞬で見透かした美緒は、なぜか離れようとしない。梨江子は、美緒を薄気味悪く思いつつも、ともに旅を続けることに。
再会もつかの間、あずみは再び消えてしまう。そして梨江子と美緒が行き過ぎた道筋には、殺人事件が…。

第1話「無実の傷あと」は、若い女(仲 里依紗)が現れるまでが描かれる。

【出演】 水野美紀、仲 里依紗、賀来賢人、田畑智子、でんでん、高橋 努、水崎綾女、 高橋克典、加藤雅也、古谷一行、原田美枝子、遠藤憲一 ほか
【作】鎌田敏夫

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NHK土曜ドラマ「逃げる女」番組公式サイト
NHK_PR「会見動画」