杏(相武紗季)、やっと自分の気持ちに正直になる!「仮カレ」最終回見逃した方のためにあらすじと関連動画
素直になれなかった杏(相武紗季)は周りの後押しもあってやっと自分の気持ちに正直になれた!実家へ帰ってしまうという直人(塚本高史)を追いかける杏、果たして2人の運命は…。NHK BSプレミアム「仮カレ」最終回(第8話)は12月22日(火)放送された。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。
キャリア思考の強い杏(相武紗季)と結婚して家庭に入りたいと思っている美樹(中越典子)、対称的な2人の恋愛を描いた「仮カレ」が22日(火)放送で最終回を迎えた。変なひねりもなく、ストレートなストーリー展開で毎週楽しく見ることができた。最終回は、イヤなヤツと思っていたあの人まで、善人になってしまったが、誰もが納得するハッピーエンドでよかったのではないだろうか。巨額な製作費をかけて…というドラマではなかったが、毎回あっという間の30分、見応えがありBSで放送されているのが少々もったいないぐらいだった。
“のれん男子”などと喜ばしくないあだ名をつけられていた直人(塚本高史)だったが、最後はやっぱりあの包容力で杏を包み込んだ。「ワイルド・ヒーローズ」(日本テレビ)など、割と硬派な役が多かった塚本高史だが、「仮カレ」の直人役はいままでと違った塚本高史だったように思う。「コウノドリ」の綾野剛もだが、コワイ系男子が優しい男性を演じると、普段優しい系男子を演じている俳優より、優しさ度が増すようだ。コワイ系男子が癒し系…もしかすると来年、これが流行るかもしれない。
■最終回「女たちの本命」あらすじ
杏(相武紗季)はサクラ(木南晴夏)から福岡支社への転勤を命じられる。単なるイヤガラセかと思ったが、サクラは杏の実力を買って、福岡支社で50人もの部下を抱えるチームマネージャーに任命したいと言う。しかし、どうしてもサクラの下で働くことがプライドが許さない杏は、日下部(眞島秀和)からのプロポーズを受けて結婚し、一緒にフィンランドへ行くことを決意する。
一方美樹(中越典子)の前に表れた佐野(田中直樹)は、結婚して一緒に実家の静岡へ行ってほしいと言う。美樹は見合いを断りその足で佐野のもとへ。しかし、佐野のプロポーズも断った美樹は、もう少し仕事を頑張って見ようと思い始めていた。
会社を辞めると決めた杏だが、自分より先に直人(塚本高史)が辞めてしまった。サクラの話によると、直人のお父さんが具合が悪くなったそうで、実家に戻る事にしたらしい。さらに美樹や沙耶(古畑星夏)から、直人を追いかけるようけしかけられた杏は、自分の本当の気持ちに気づいて…急いで直人を追いかけた。いつも2人が待ち合わせしている場所へ行くと、そこに直人がいた。杏は「やっぱり直人と一緒にいたいの!」と直人に抱きつく。直人は実家へは1週間帰るだけ、会社を辞めたのもフリーのWEBデザイナーになるためだと言う。「こんな俺でよかったら、結婚してください」とエンゲージリングを差しだす直人。杏は喜んでそれを受け取った。
NHK BSプレミアムよるドラマ「仮カレ」最終回(第8話)は12月22日(火)放送された。再放送は28日(月)夜11時45分より。出演は相武紗季、中越典子、塚本高史、白洲迅、古畑星夏、小宮有紗、我妻美輪子、田中直樹、木南晴夏、眞島秀和、秋山菜津子ほか。NHKオンデマンドにて見逃し配信。
◇「NHK BSプレミアムよるドラマ「仮カレ」番組公式サイト
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