1/4、湊かなえ・三浦しをん・角田光代×豪華女優陣でオムニバスドラマ放送、「美しき三つの嘘」予告動画

2016年01月04日00時07分ドラマ

1月4日(月)夜9時からフジテレビでは、「大人の鑑賞に堪えるミステリー」をテーマに、湊かなえ・三浦しをん・角田光代のベストセラー作家の短編小説を、永作博美×檀れい、土屋太鳳×門脇麦、鈴木京香×寺島しのぶといった3組の豪華女優で3つのオムニバスドラマ「女性作家ミステリーズ 美しき三つの嘘」として放送!番組公式サイトに予告動画が公開されている。

「ムーンストーン」は、湊かなえ著のハルキ文庫刊『サファイア』に所収されている物語。脚本は山室有紀子・深川栄洋、監督は「神様のカルテ」「白夜行」が担当。
主人公の私(永作博美)は、市議会議員の妻。高級住宅街に暮らし、何不自由なく暮らしているかのように見えたが、夫(滝藤賢一)から日常的なDV被害を受けていた。ある日、夫の暴力から娘を守ろうと抵抗したはずみで、夫を殺害してしまう。逮捕され警察から取り調べを受ける私のもとに、ある女性(檀れい)が現れる。物語は、私の中学時代の回想とシンクロしながら進行し、最後には驚がくの展開が待ち受ける。

「炎」は、三浦しをんの新潮文庫刊『天国旅行』に所収されている物語。脚本は加藤綾子。監督は、「ストロボエッジ」「余命一か月の花嫁」が担当。
毎朝、通学バスで登校する高校生の香川亜利沙(土屋太鳳)の日課は、憧れの先輩・立木尚吾(村上虹郎)の横顔を眺めること。そんな憧れの立木がある日突然、学校のテニスコートで焼身自殺。一瞬の出来事に衝撃を受けた亜利沙だったが、その後、立木と親しかった楢崎初音(門脇麦)とともに自殺の原因を探っていく。果たして、立木に死を選ばせたものとは?

最後の「平凡」は、角田光代著の新潮社刊『平凡』所収されている物語。脚本と監督は、「アントキノイノチ」「64」の瀬々敬久。
宮本紀美子(鈴木京香)は、結婚生活も20年を越え、近所のスーパーでパートをしている主婦。紀美子がテレビをつけると、紀美子の同級生・榎本春花(寺島しのぶ)が出ていた。春花は人気料理研究家で、彼女の活躍を見るにつけ、自分が地味で不幸に思えてしまう紀美子は、春花に会えば、退屈な毎日から脱却できるのではと考え連絡を取る。喫茶店で20年以上ぶりに再会を果たす2人。思い出話に花を咲かせる中、突然、春花が「わたし、人を殺したかも」とつぶやく。

3作通して、三浦友和が特別出演で登場する。

放送は、フジテレビ系にてよる9時~11時24分まで。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

フジテレビ系「女性作家ミステリー図 美しき三つの嘘」番組公式サイト