イ・ビョンフン監督「馬医」実在の主人公を演じた実力派俳優チョ・スンウ紹介!予告動画

2018年05月23日15時00分ドラマ
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何度観てもまた繰り返して観たくなるイ・ビョンフン監督の名作「馬医」!本作で主人公のペク・クァンヒョン役を演じたチョ・スンウは、韓国ミュージカルを代表するミュージカルスターであり、実力派映画俳優!今回は主人公と俳優・チョ・スンウを紹介!YouTubeに予告動画が公開されている。
【「馬医」を2倍楽しむ】で紹介した記事をリライトしました。

■ペク・クァンヒョン役(子役:アン・ドギュ)
名家出身の医官カン・ドジュンの息子だが、訳あって奴婢のペク・ソックの息子として育つ。少年時代に馬医になるきっかけを得、やがて人の医者を目指し、ついには王の主治医になる。
モデルとなったのは、朝鮮王朝実録に数回しか名前は出ないが、第18代・顕宗と第19代・粛宗の時代に活躍した実在の医官。ドラマ同様、馬医出身で、外科的治療を初めて広めた医官。
時代については【朝鮮王朝系図】で確認しよう。また、同じ時代を描いたドラマには「推奴-チュノ-」「トンイ」「チェオクの剣」などがある。⇒【ドラマの朝鮮王朝(朝鮮時代)】で確認できる。

★チョ・スンウ(1980年3月28日生、173cm)
2000年映画『春香伝』で俳優デビュー。2003年『ラブストーリー』でソン・イェジンと共演し、韓国のベストセラー小説『走れ、ヒョンジン!』(パク・ミギョン著)を原作にした『マラソン 』(2005年)で知的障害者のマラソンランナーを演じ、韓国のアカデミー賞に当たる大鐘賞映画祭の主演男優賞を受賞。この作品は日本でもドラマ化され嵐の二宮和也がこの役を演じた。
舞台でも2000年『明成皇后』をはじめ、『若きウェルテルの悲しみ』(2002)、『ジキルとハイド』(2004、05、10-11)などの名作に出演。『ジキルとハイド』では韓国ミュージカル大賞 主演男優賞をはじめ、人気スター賞など多くの賞を受賞。2006年には日本でもリュ・ジョンハンと共にジキルとハイド役を演じ、今の日本での韓流ミュージカル人気を作ったともいえる。

兵役を終えた後、初ドラマとして主演したのがイ・ビョンフン監督の本作、「馬医」だ。イ監督は、映画界で若手実力派俳優のトップのチョ・スンウのキャスティングを以前から考えており、「薯童謠」(2005)、「トンイ」(2010)でもオファーしたが断られた。「馬医」でイ監督の念願がかなって、チョ・スンウ俳優歴14年にしてやっとドラマ出演に至った。
元々、ドラマの撮影が過酷なためにオファーを断り続けた彼だが、「ホジュン 宮廷医官への道」のファンでもあり、出るなら「ホジュン」のような作品と決めていたそうだ。
こうして相思相愛のタッグが実現した。

イ監督がチョ・スンウに惚れたところは、確かな演技力と手垢のついていない(ドラマに出演したことのない)フレッシュさ。そして、ヒロインを優しく見守り続けたあの優しい眼差しだ、とインタビューで答えている。詳しくはこちら⇒巨匠イ・ビョンフン監督が「馬医」を語る!インタビューレポ

同時間帯でクォン・サンウ×スエ×ユンホ(東方神起)の「野王~愛と欲望の果て~」などの強敵もあり、最終回こそ2位に甘んじたが、全50回の放送ではほぼ1位で、第37話で最高視聴率25.8%(AGB、首都圏調べ)を叩きだした。
チョ・スンウは本作でMBC演技大賞で最優秀演技賞と大賞を受賞。「馬医」は、「大長今-宮廷女官チャングムの誓い」「イ・サン」ほどの大ヒット作とはならなかったが、韓国ドラマ界に新たな実力派俳優を誕生させ、本作の後、「秘宝の秘密」(2013)、「神様がくれた14日間」(2014)、「秘密の森」(2017)、「Life」(2018)と次々にドラマ出演している。

「神様がくれた14日間」は「耳打ち」のイ・ボヨンと共演した作品で、娘を殺害された母親が2週間前にタイムスリップし、事件を解決していくサスペンスドラマ。チョ・スンウは、母親と一緒に事件を解決していくキ・ドンチャン役で、最高の演技を見せてくれている。サスペンス好きの方にはぜひお勧めしたい一作だ。

kandoratop 【作品詳細】 【「馬医」を2倍楽しむ】

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