ダウンタウン松ちゃん兄・松本隆博、子育て支援曲「親友」製作秘話をnaviconで初公開!!
CFFC理事の松本隆博が、子育てを支援するための楽曲を作詞作曲した。この記事は、naviconニュース子育て支援曲「親友」は兄から松本人志への贈り物?CD試聴とプレゼント受付中!からの続き。
この曲に感激したnaviconが、NPO法人であるCFFC事務局に問い合わせたところ、記事掲載の快諾に加え、未公開の“松本隆博「親友」製作秘話”を預かった。この手記は、すべらない話ではなく、ほっとする話として、近日中にCFFC公式サイトに掲載される予定。一足先にここでご紹介!
***** 松本隆博 「親友」製作秘話 *****
CFFC共同企画ソング「親友」を作った時の思いをお話します。
赤ちゃんの歌を作りたいと思ったとき、やはり最初に頭に描かれたのが、
自分の子供が生まれてすぐの時、小さなベッドで寝てるシーン。
小さいくせに、時より大きく息を吸い、大きく息を吐く。
深呼吸で自分自身の存在を確かめてる。
口をムグムグさせている・・。
何か、言いたそうだ・・・まだしゃべれないけれど。
何か、食べたいのか・・まだ歯はないけれど。
子供にほほずりした。 ヒゲが痛かったのか、ぴくっと動く。
僕の手荒い歓迎に、”ちょっと気を付けてよ”と忠告している。
プニュプニュした二の腕、太もも、おしり。
噛み付きたくなる、いや・・噛み付いた。
いつもやっていた事がある。
子供が、手のひらを大きく開いた瞬間に僕の人差し指を置く。
すると、その僕の人差し指をぎゅっと握るのだ。結構な握力だ。
離されないようにとしてるのか、強い力で。
いとおしいと思った。
ある時、そのぎゅっと握られたとき、何かしら僕の胸がキュンとなった。
大きな不安を覚えたのだ。
ちょうど転職したての僕は、仕事がうまくいかずこのままではまた転職か・・・
と思ってた時だった。
そんな時、僕の人差し指をぎゅっと握る子供。
不安が、次の瞬間に勇気に変わった。
「この子の為にも頑張らなければ・・」。
今回、この曲を作るとき、妊娠された方が突然の不安に襲われると聞き、それは恐らくこの僕が少しの時間感じた、「責任からくる不安」ではないか、と思ったのだ。
当然、男の僕が、”自分の命を懸けて子供を産む”女性(母親)の勇気と不安が全てわかろう筈も到底ないが、近い感情ではないかと思ったのだ。
もちろんそれら以外にも、今の妊婦さん達には、必要不必要も含めて情報は散在、それに反して身の回りに協力者や相談相手が少ないと聞き、そうなれば不安はなおさらだ。
これからの社会への不安もあるかもしれない。
「私が親でいいのだろうか・・・」。
そんな不安を勇気に変えてくれた子供に僕は感謝しています。
ふと思った。 「親友かぁ・・なぜ親の友と書くのだろう?」
ただの友達ではなくて、自分の成長に役立ってくれる尊い存在、
それが「親友」。
”いつもありがとう”と言い合える関係、それが「親友」。
「人差し指を握ることは、親友同士の握手じゃないか・・」。
とが結び付き、曲のイメージが出来上がったわけです。
ありがとう・・人差し指で握手する。
親の友と書いて・・・アナタとワタシは、親友。
- 以上 -
※CFFC子育て支援曲「親友」事務局と松本氏の特別のご配慮に感謝し、原文のまま掲載させていただきました。
◆ CFFC子育て支援ソング「親友」試聴
◆ 社会貢献的エンタティナー 松本隆博 公式HP
※ 「松本隆博 公式HP」でも、「親友」の試聴可能。