新婚堀北真希主演「ヒガンバナ」、TOKIO長瀬智也主演「フラジャイル」同日同時刻放送、軍配が上がったのは!?

2016年01月14日13時29分ドラマ

各局1月期水10ドラマがスタート!熾烈な争いにサッカーリオ五輪アジア地区予選日本vs北朝鮮も加わり視聴率は大きく揺れた!新婚ホヤホヤ堀北真希主演「ヒガンバナ 警視庁捜査七課」(日テレ)TOKIO長瀬主演「フラジャイル」(フジ)同日同時刻に始まった連ドラ、視聴率競争の勝敗は…番組紹介と関連動画。

1月13日(水)夜10時からスタートしたのが日本テレビ、堀北真希主演「ヒガンバナ 警視庁捜査七課」とフジテレビ、TOKIO長瀬智也主演「フラジャイル」。同時刻には「サッカー・リオ五輪アジア地区最終予選グループステージ 日本vs北朝鮮」(テレビ朝日)が放送されていたため、視聴率の奪い合いもデッドヒートした。結果は…「ヒガンバナ」11.2%、「フラジャイル」9.6%、「日本vs北朝鮮」13.3%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)と、ドラマ対決は「ヒガンバナ」に軍配が上がった。

「ヒガンバナ」は2014年金曜ロードSHOW!枠でスペシャルドラマ「ヒガンバナ 女たちの犯罪ファイル」として放送され、2016年1月期、満を持して連続ドラマ化された。
主人公・来宮渚(堀北真希)は、人が持つ悪意に敏感に反応する体質をもつ警視庁捜査第七課の刑事。現場では被害者の感情にシンクロてしまい、犯人や被害者の強い感情を受け、その「声」を聞くことができる…という特殊な能力を持っている。特殊な能力をもつ刑事…といえばTBSで放送されていた戸田恵梨香×加瀬亮「SPECK」を思い出すのだが、ネットでも同様の意見が多数ツイートされていた。「SPECK」は堤幸彦作品なので、「ヒガンバナ」とはまったくテストが異なるが、今後、渚の特殊な能力が事件解決にどう発揮されるのか、連ドラとして楽しむことができる。

一方、フジテレビ「フラジャイル」は、ガテン系アイドルTOKIOの長瀬智也が、病理医というちょっとかわった立場の医療ドラマ。原作はコミック雑誌『アフタヌーン』で連載中、草水敏原作、恵三朗漫画『フラジャイル 病理医岸京一郎の所見』(講談社)である。普通、医療ドラマというと救命救急医、産科医、外科、内科などいわゆる患者を相手に医療を行う臨床医にスポットが当てられるが、「フラジャイル」は患者に直接接することのない病理医が主人公。
長瀬智也にとっても、いままで演じてきたものとは真逆のキャラで、新鮮みにあふれる。セリフも舌を嚙んでしまいそうなほどの難しい医学用語が羅列されるし、顕微鏡をのぞき込む長瀬智也の姿というのも、面白い。
ありきたりなキャスティングではなく、また病理医という既存の医療ドラマとは異なるテーマで今後の展開が非常に期待されるドラマである。

初回視聴率は「ヒガンバナ」が勝利したが、今後の展開としてどうなっていくのか注目したい。水曜日といえば不動の王者「相棒」(テレビ朝日)が夜9時から放送されており、その視聴者が同じ刑事ドラマの「ヒガンバナ」へ流れるか、医療ドラマ「フラジャイル」へ流れるか、そのまま同じテレビ朝日の「報道ステーション」へ流れるか、興味深いところである。

日本テレビ1月13日(水)夜10時スタート「ヒガンバナ 警視庁警視庁捜査七課」初回視聴率は11.2%、同日同時間スタート、フジテレビ「フラジャイル」初回視聴率9.6%(ともにビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。第2話の放送は両番組とも1月20日(水)夜10時より。各ドラマ予告動画は、番組公式サイトで視聴できる。

日本テレビ 堀北真希主演「ヒガンバナ 警視庁捜査七課」番組公式サイト
フジテレビ TOKIO長瀬智也主演「フラジャイル」番組公式サイト

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