道を照らしてくれた五代(ディーン・フジオカ)!NHK朝ドラ「あさが来た」第16週あらすじ・みどころと予告動画
新次郎や榮三郎の尽力で五代バッシングが収まったが、第16週は、あさたちにもどうにもできない病魔が五代を襲う!週後半、五代のあさへの熱い思いに涙腺決壊必至のNHK連続テレビ小説「あさが来た」第16週、1月18日(月)~23日(土)「道を照らす人」のあらすじと見どころをご紹介!ドラマ番組公式サイトに予告動画が公開、NHKオンデマンドで見逃し配信中。
前回見逃した方はコチラで詳しいあらすじを紹介⇒各話詳細あらすじ
次回は、コミカルな演技に定評のある炭坑の支配人・宮部(梶原善)や、はつ(宮﨑あおい)と菊(萬田久子)が久々に登場し、ちょっぴり成長した千代役で鈴木梨央が再登場する。また、日本資本主義の父と呼ばれた渋沢栄一役で三宅裕司が登場する。
そして何とも悲しい2つのエピソードも描かれる。
ひとつは五代…。ディーン・フジオカが演じた五代は、原案:古川智映子「小説 土佐堀川」では、ヒロインとの関わりはあまり多くないが、大阪経済を立て直したのは小説でも描かれている。
江戸時代末期から明治時代中期(1836年2月12日~1885年9月25日、満年齢49歳没)の激動期に生きた五代は、薩摩藩士で明治維新の後、大阪経済を立て直すために、商工業の組織化、信用秩序の再構築を図った人物。彼の残した大仕事が、ドラマでも登場する大阪商法会議所。後の大阪商工会議所だ。
この役で大ブレイクしたディーン・フジオカは、1月スタートのTBS新ドラマ「ダメな私に恋してください」で深田恭子相手にメガネのドS男を演じている。どんな時もあさを励まし、ファーストペンギンの進む道を照らしたディーン(五代)が、今度はダメな女を厳しく叱り飛ばす。「あさが来た」とは全く違うキャラもまた素敵だ。
もう一つは雁助とうめの切なくも大人の恋心。亀助(三宅弘城)とふゆ(清原果耶)はめでたく添い遂げたが、雁助とうめは?山内圭哉と友近の大人の演技に要注目だ。
そして新キャストも発表。大隈重信役に高橋英樹、大隈綾子役に松坂慶子、東柳啓介役に工藤阿須加、田村フナ役に高橋由美子らが新キャストで第20~22週で登場する。
■キャスト( )は原作役名⇒相関図(NHK)
今井あさ役(浅子):波瑠/東出奈々・鈴木梨央・小芝風花
姉・はつ(春):宮﨑あおい/守殿愛生
白岡新次郎(広岡新五郎)役:玉木宏
眉山惣兵衛(大眉五兵衛)役:柄本佑
五大友厚(五大友厚)役:ディーン・フジオカ
うめ役:友近
ふゆ役:清原果耶
【第16週(2016/18/11-01/23)】
■第91話(月)
あさ(波瑠)は、頻繁に九州を訪れ、炭坑を買い進めていた。あさが大阪に連れ帰ってきた炭坑の支配人・宮部(梶原善)は、あさの炭坑経営の手腕をほめちぎる。ほめられ慣れていないあさは、照れてしまうがそんなあさをみた雁助の胸中は複雑。あさは、改めて銀行設立の必要性を当主の榮三郎(桐山照史)と雁助(山内圭哉)に話す。翌日、五代友厚(ディーン・フジオカ)を訪ねたあさは、顔色が悪いことを心配する。
■第92話(火)
加野屋の当主、榮三郎(桐山照史)と番頭の雁助(山内圭哉)は、あさ(波瑠)が目指している銀行設立について話し合う。よの(風吹ジュン)も今後、加野屋がどうなっていくのか気になっていた。あさと話し合ったよのは、あさの説明を聞いて店の者たちの処遇を配慮するようにあさに求める。雁助はうめ(友近)と今後について話し合っていた。今後のことを不安に思っている雁助は、ふと本音が出てしまう。うめは当惑してしまい…。
■第93話(水)
雁助(山内圭哉)は、ついに内に秘めていた想いをうめ(友近)に打ち明ける。すると、うめは…。榮三郎(桐山照史)は、加野屋で働くみんなを集め、これから加野屋は銀行の看板を上げることを発表する。盛り上がるみんなにあさは銀行運営の厳しさを語り、みんなは気を引き締め。そして、銀行以外の炭坑事業の社長には、新次郎が任命される。驚いた新次郎が五代友厚(ディーン・フジオカ)を訪ねてみると…。
■第94(木)
五代(ディーン・フジオカ)は、体調を崩していた。新次郎(玉木宏)は心配し、五代とふたりであさについて語り合う。そして新次郎と五代は、ある約束を交わす。あさ(波瑠)は新次郎に社長就任を受けてほしいと説得し、よの(風吹ジュン)も新次郎に社長を務めてほしいと言う。すると、新次郎は…。五代の体調を心配していたあさは、なかなか五代に会えないでいた。するとある日、五代の秘書が、あることを伝えにやってくる。
■第95話(金)
あさ(波瑠)のもとにやって来た五代(ディーン・フジオカ)の秘書は、五代の体調が危ないことを伝える。あさは新次郎(玉木宏)とともに五代のもとに駆け付ける。横たわっている五代が目を覚ますとあさが来ていて…。五代にあさは、死なないでほしいと必死に訴える。五代は、これまでのあさとの思い出を語りだす。そして、まだまだ死ぬわけにはいかない、やり残していることがたくさんあると語り…。
■第96話(土)
五代友厚の葬儀が大阪で行われていた。あさ(波瑠)は美和(野々すみ花)と故人をしのんでいると、身を削って働いていた五代の姿を知る。あさは、五代の話していた「後世になにを残せるか」ということを考え始める。加野屋には、「へぇ」しか言わない平十郎(辻本茂雄)が雇ってほしいとやって来る。あさは平十郎と話をして…。そしてある日、はつ(宮崎あおい)が菊(萬田久子)と息子の藍之助(森下大地)を連れやってくる。
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■スタッフ
原案:古川智映子「小説 土佐堀川」
脚本:大森美香
音楽:林 ゆうき
演出:西谷真一、新田真三、佐々木善春
プロデューサー:福岡利武、熊野律時
制作統括:佐野元彦
■放送予定
平成27年9月28日(月)~平成28年4月2日(土) <全156回>
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