【韓国映画】妻夫木聡「ボート(ノーボーイズ、ノークライ)」舞台挨拶で韓国語台詞の苦労を語る!

2009年05月25日11時21分映画

今、韓国では日本のスターが人気で、ひところの日本のような、ちょっとした日流ブーム! 中でも“日流・花美男”妻夫木聡の人気は凄まじく、日韓合作映画「ボート」への期待が高まっている。

映画「ボート」のマスコミ向け試写会は22日に開催されたが、NHK大河ドラマ「天地人」の撮影で参加できなかった妻夫木のために、翌23日に改めて、マスコミ向け記者会見が開かれた。この様子をTVダイアリーが動画ニュースで報じている。

妻夫木はインタビュー冒頭に韓国語で挨拶をし、多くのフラッシュを浴びた。妻夫木は、韓国語の台詞の難しさなどを笑顔で語り、会見は終始和やかな雰囲気で進められた。主演の二人は、互いに相手との出会いをとても大切に感じ感謝していると語っている。

韓国では、今週末28日(木)公開される「ボート」だが、日本では「ノーボーイズ、ノークライ」という邦題で、今夏公開される予定。日本公式サイトでも予告編を公開している。


*** 以下、記事翻訳 ***

(写真:左から、妻夫木聡、ハ・ジョンウ、キム・ヨンナム監督)

[TVデイリー]韓日合作映画「ボート(監督、キム・ヨンナム)」が、23日ソウル鴨鴎亭 CGVで記者懇談会を開いた。

2007年映画振興委員会芸術映画支援作に選定された映画「ボート」は「私の青春に叫び」のキム・ヨンナム監督が演出し、「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」の渡辺あやが脚本を担当した。

キム・ヨンナム監督は「ボート」について、韓国で日本に麻薬を運ぼうとする男と、出迎え出た男との出会いと同時に、二人の孤独に対する話と映画を紹介した。家族に対する痛みを持つ男・ヒョングとトオルはそれぞれハ・ジョンウと妻夫木聡が演技した。

韓米合作映画の「二番目愛」で他国の撮影システムを経験したハ・ジョンウだが、日本の変わったシステムにとても驚いたようす。日本映画の撮影現場は雨が降っても強行するため、臨時の休みを期待することができなかったと話し、波が荒々しくてもボートに乗らなければならなかったと語り、「劇中ボートの上で食べ物を吐くシーンがあるが、実際このような状況だった」と撮影秘話を語った。

妻夫木聡は、劇中で慣れない韓国語を披露するが、彼は「韓国語はパチムが多くて発音が難しいので基礎から学ぼうと思った。ただ音だけを覚えるのではなく、意味を理解しようと努力した」と話しながら、相手役のハ・ジョンウのおかげで、楽しく演技することができたと感謝の言葉を口にした。

キム・ヨンナム監督とハ・ジョンウ、妻夫木聡は「ボート」が韓国と日本のエネルギーを併せて新しい味をつけることができる映画としながら、主人公と一緒にどこか旅するという感じを受けてもらえればいいと口を揃えて語った。ボートは 28日封切りする。

TVダイアリー「ボート、二人の男の孤独と家族に対する話」
「ノーボーイズ、ノークライ」日本公式サイト