奪われた領地と人質を取り戻せ!堺雅人主演、NHK総合21日「真田丸」第7回あらすじと予告動画
滝川一益(段田安則)vs北条氏政(高嶋政伸)戦勃発!そのすきに真田家は滝川に奪われた沼田城と岩櫃城を奪回しようと画策する。北条に傾く国衆たちをよそに、昌幸(草刈正雄)は上杉景勝(遠藤憲一)に会いに行くことを決意!NHK総合21日(日)夜8時より「真田丸」第7回放送!予告動画は番組公式サイトで公開。
「真田丸」は戦国時代の武将・真田幸村(信繁:堺雅人)が主人公の大河ドラマだが、とはいえ織田信長【本能寺の変】や羽柴秀吉が【山崎の戦い】で明智光秀を追い詰めたくだりなど、事後報告的に描かれただけで話は大きく端折られてしまった。ネットでも「真田丸、端折りすぎ」と視聴者からの声は寄せられているが、その分、真田家で何が起こっていたかが丁寧に描かれている。既存の戦国時代を描いた時代劇と一線を画していると言えよう。
そして、三谷幸喜脚本とあって、今回の「真田丸」でテレビ初出演という俳優が少なくない。まず注目をあつめたのは松(木村佳乃)の夫・小山田茂誠役の高木渉。この人は声優としてすでに活躍しているが、ドラマ出演は今回が初となる。
真田昌幸(草刈正雄)の弟・信伊を演じるのは劇団四季に25年在籍していたミュージカル俳優の栗原英雄。昨年栗原が出演したミュージカル『タイタニック』を見た三谷幸喜から直々のオファーがあったと言う。
そしてもう1人。前回放送(第6話)で初登場となった信幸(大泉洋)の妻・こうを演じた長野里美。元「第三舞台」の看板女優で小劇場の女王と呼ばれた逸材。長野も今回が初のドラマ出演となる。まだティーンエイジャーだと思われる信幸の妻役が、54歳の長野というのもすごいキャスティングだが、長野が演じた病弱ぶりがハンパなく、横たわっているだけにもかかわらず、存在感がみなぎっていた。
このように、キャスティングでも既存の大河では見られなかった面白みがたくさん詰まっている「真田丸」。ミュージカル界、演劇界にはまだまだテレビに出ていない逸材がたくさんいることを教えてくれ、さらなる逸材が登場するのではないかと、ワクワクさせられる。
■関連情報
4月29日(金・祝)、30日(土)、千葉県・幕張メッセ国際展示場で開催される「ニコニコ超会議2016」に「真田丸」が参戦。題字を手がけた狭土秀平氏が、超会議向けオリジナル題字「超・真田丸」を巨大土壁に描くライブパフォーマンスを予定している。
■前回のあらすじ
本能寺の変直後、安土を攻め入る明智勢から逃げる真田家。信繁(堺雅人)は姉・松(木村佳乃)を連れ真田の里・信濃へ向かうのだが、途中明智の兵に捕まってしまった。追い詰められた松は崖から海に落ちてしまい…。その後、松の遺体は上がることなく、信繁は泣く泣く真田の里へ戻った。
そのころ、昌幸(草刈正雄)は織田信長(吉田鋼太郎)死後、北条氏政(高嶋政伸)、上杉景勝(遠藤憲一)、そして滝川一益(段田安則)の誰に就くかを迷う。しかし信幸(大泉洋)は「君主信長の仇を討つべき」と正論を主張する。
そんな中、滝川が自分より先に昌幸が信長死去を知っていたのではないかと詰め寄る。もちろんそれを否定する昌幸だが、話の流れで滝川に就かざるを得なくなり、さらに人質まで要求されてしまう。そこで、母・とり(草笛光子)とお付き役としてきり(長澤まさみ)を沼田城へ送ることになった。
信濃に戻った信繁は、松が命を落としたことを報告。母・薫(高畑淳子)は涙を流し、信繁を責めた…。
そうこうしているうちに、北条が滝川を攻めに入った。昌幸は滝川と北条が戦っているうちに、沼田城と岩櫃城を、そして人質になったとりを取り戻そうと画策する。
■第7回「奪回」あらすじ
滝川一益(段田安則)と北條氏政(高嶋政伸)が戦っている最中、真田家は滝川に奪われた沼田城と岩櫃城、そして人質になったとり(草笛光子)ときり(長澤まさみ)を奪回しようと画策するのだが…。
NHK大河ドラマ2月21日(日)NHK総合は夜8時より、BSプレミアムは夜6時より「真田丸」第7回「奪回」を放送。三谷幸喜脚本、堺雅人主演。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_sanadamaru」、公式Instagramアカウントは「nhk_sanadamaru」、そのほかFacebook、LINE番組公式アカウントでも情報公開中。第7回予告動画は番組公式サイトで視聴できる。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。
【大河ドラマ紹介】 【2015年NHK大河「真田丸」各話のあらすじ】
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