最終回!こいしの幼なじみ(すみれ)の過去とは?忽那汐里×萩原健一「鴨川食堂」第8話あらすじと予告動画

2016年02月27日19時00分ドラマ
(C)NHK

京都市の鴨川沿い、東本願寺にある小さな食堂を訪ねてくる人々の悩みを、思い出の料理で解決する、忽那汐里と萩原健一が親子役で共演する「鴨川食堂」(NHKBSプレミアム、よる10時から)、明日28日は第8話、最終回を放送!こいしの幼なじみの役ですみれが登場し、こいし(忽那汐里)は彼女の悲しい過去を知る…そして、こいしと浩(吉沢悠)の恋は?公式サイトに予告動画が公開されている。NHKオンデマンドで見逃し配信している。

前回は、大学生の水泳選手・北野恭介の依頼だった。父のギャンブルが原因で両親は離婚。妹は母についていき、一人になる父をかわいそうに思い恭介は残った。ところが、中学時代、父は、味は美味しかったが毎日同じ海苔弁しか作ってくれず、相変わらずギャンブル三昧。父にとって自分は面倒で迷惑な存在なんだと思った。そして、修学旅行のお金までギャンブルに使い込んだことで、恭介は鴨川とうとう家を出た。ところが、父親が入院し会いに来てほしいと叔母から連絡があった。恭介は、父の作った海苔弁を食べて、会いに行くかどうかを決めようと考えたのだった。
約束の日。流(萩原健一)は2つの海苔弁当を用意した。食べ比べた恭介はみごと父の海苔弁をいい当てた。
実は、恭介が惰性で作っていると思った父の海苔弁には、息子へのありったけの愛情がこもっていた。平凡に見えた弁当は、行きつけの料理屋で米の炊き方から教わり、滋養のつく太刀魚を手間をかけてそぼろにし、滋養があって腐りにくい弁当を毎日作っていたのだった。

一方、2月いっぱいで郷里の金沢に戻ることになった浩(吉沢悠)は、「似合い似合いの窯の蓋」というなんとも渋い言葉でこいしに再プロポーズ。流を一人に出来ないこいしは悩みに悩んだ。祖父・八十吉(麿赤児)はそんなこいしの悩みを知り、流に会いに来た。今も娘の掬子を流に嫁がせたのを後悔していると言いながらも、自分もまた掬子をそばにおいて縛りつけていたと自身を責め、こいしの好きなように生きていけばいいと。流もまたそう思っていると答えた。

そんな中、横峯(豊原功補)が現れ、こいしは母・掬子が家を出た本当の理由を知った。横峯が恨んだ通り、横峯の妻・悠子(いしのようこ)と流は一時心が通じた。もっとも、それはほんの一瞬で深い関係になってはいない。それでも、悠子は掬子に会いに行って、流への自分の気持ちをぶちまけ、これにショックを受けた掬子が家を出たのだった。
罪の償いとして売り上げの半分をもらうといっていた横峯だったが、流にビンタし、一緒に鴨川に倒れ込んで、すべてを水に流した。

父の過去を聞いても不思議とこいしは父を嫌いにはならなかった。そして、父の作ってくれたおにぎりを食べ、浩について金沢に行こうと思うと伝えた。

■第8話(最終回)「金曜日のチャーハン」
鴨川こいし(忽那汐里)と板前の父・鴨川流(萩原健一)のもとへ、こいしの幼なじみでモデルの白崎初子(すみれ)が訪ねてきた。婚約した自動車会社の御曹司に幼いころ母親が作ってくれたチャーハンを食べさせたいと言う。華やかなモデルが御曹司にチャーハン?こいしは想像もしなかった初子の悲しい過去を知る。流は初子の故郷・八幡浜に向かう。一方こいしは、恋人・浩(吉沢悠)との結婚問題に悩んでいた。父・流を一人残して浩の実家・金沢に行っていいものか?流に好意を抱く妙(岩下志麻)に後を頼むべきか...。

忽那汐里と萩原健一が父子役で悩める人に勇気を与えてくれるドラマ「鴨川食堂」は、NHKBSプレミアムにて毎週日曜日よる10時スタート。再放送はBSプレミアム 翌週土曜 よる23時45分から。予告動画は公式サイトで公開。

NHKBSプレミアムドラマ「鴨川食堂」
NHKオンデマンド「鴨川食堂」
NHKオンデマンド/GYAOストアで視聴
 

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