壮大なる大河ファンタジードラマがスタート!綾瀬はるか主演「精霊の守り人」第1回あらすじと予告動画

2016年03月08日20時00分ドラマ
(C)NHK

原作ファン待望の実写ドラマ化!壮大なる大河ファンタジー「精霊の守り人」がいよいよNHK総合19日(土)夜9時よりスタート!綾瀬はるかが逞しい女用心棒で短槍の達人バルサを熱演!共演は小林颯、東出昌大、木村文乃、藤原竜也、吉川晃司、中村獅童、高島礼子、平幹二朗ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

「壮大な」という言葉がよく使われるが、上橋菜穂子原作『守り人』シリーズは、本当に壮大なファンタジー小説である。壮大すぎて一言で言い表すことは不可能。なにはともあれ、ファンタジーがお好きなかたにぜひオススメしたい。物語は三方を海に囲まれ、北方を険しい山脈に守られている、ヨゴ皇国から渡ってきた人たちが建国した新ヨゴ皇国が舞台となる物語。主人公のバルサ(綾瀬はるか)は女だてらにに短槍の達人で用心棒を生業としている。そのバルサにある重要人物の護衛が依頼されるのだが…。

上橋菜穂子が作り出した世界観は、とても素晴らしい。原作は児童文学なのだが、その域をはるかに超えている。一度この壮大な世界観に引き込まれたら、もう二度と出ることはできない…どっぷりハマってしまう物語である。ファンタジーと聞いて、「ハリー・ポッター」のような魔法使いが登場して、善と悪が戦う…なんてあり得ないようなことが描かれている物語ではない。まるで、どこかの国の史実にもとづいて書かれているような、リアリティーあるストーリー展開なのだ。「ファンタジーはちょっと苦手…」という方、ぜひ一度、騙されたと思ってご覧いただきたい。これは単なる「ファンタジー」というカテゴリーではくくれないほど、本当に壮大な物語なのだ。

ドラマは全22話を3年かけて放送する。あまりにも壮大すぎるので、まずは原作『守り人』シリーズ公式サイトをご覧になることをオススメする。『守り人』シリーズの世界観、登場人物、用語などを分かりやすく、かつ詳しく書かれている。原作小説は、単行本文庫本完全ドラマガイド、そして電子書籍化もされているので、ご興味もたれた方はぜひ、そちらも手にとっていただきたい。

上橋菜穂子作『守り人』シリーズ公式サイト

■第1回「女用心棒バルサ」あらすじ
用心棒のバルサ(綾瀬はるか)は、暴れる牛クルマから王子チャグム(小林颯)が川に転落するのを目撃し、身を挺して助け出す。ところが駆けつけた宮廷の密偵・狩人たちはバルサに礼を言うどころか身柄を拘束し、王宮に連れ帰った。地下牢に繫がれたバルサのもとにやってきたのは、チャグムの母・二ノ妃(木村文乃)だった。チャグムには“水の魔物”が取り憑いたので、帝(藤原竜也)がチャグムを殺そうとしている、だからチャグムを連れて逃げてほしいと二ノ妃はバルサに頼むのだが…。

放送90年 大河ファンタジーNHK総合2016年3月19日(土)夜9時スタート「精霊の守り人」(連続4回)。上橋菜穂子著、大人気ファンタジー小説を4K映像で実写ドラマ化。脚本は大森寿美男。主演は綾瀬はるか、その他東出昌大、小林颯、林遣都、吉川晃司、吹越満、神尾佑、松田悟志、加藤清史郎、藤原竜也、高島礼子、平幹二朗ほか。第1回予告動画は番組公式サイトで試聴できる。

2016年3月19日スタートNHK総合「精霊の守り人」番組公式サイト
NHKオンデマンド「精霊の守り人」視聴ページ

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