檀れいの大地真央ビンタも視聴率は7.9%!「ヒガンバナ」最終回見逃した方のためにあらすじと配信情報紹介
堀北真希主演の「ヒガンバナ~警視庁捜査七課」(日本テレビ、夜10時)は、宝塚歌劇団出身の檀れいと大地真央が共演しているが、16日に放送した最終回では、後輩の檀れいが大先輩の大地真央に痛烈なビンタを喰らわしたが、視聴率でも全10回の最低の7.9%と痛い結果となった!見逃した方のために最終回の詳しいあらすじを紹介、Huluで全話配信している。
放送スタート時から注目を集めていた日テレ「ヒガンバナ」とフジ「フラジャイル」の視聴率争いは、最終回7.9%と10.5%と、TOKIOの長瀬智也が主演する「フラジャイル」に軍配が上がった。 また、全10話平均視聴率も「ヒガンバナ」9.6%、「フラジャイル」9.8%と「フラジャイル」のほうが視聴率が高かった。
「ヒガンバナ」初回は11.2%とまずまずの滑り出しで第5話までは何とか二ケタをキープしたが、6話以降じりじりと数字を下げ、16日に放送した最終回ではなんと7.9%と全10話の中でもっとも低い数字を出してしまった。(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)
視聴率の方では結果を残せなかったが、第七課のロマンスは花開いた。事件解決後、凜(高梨臨)は新米刑事の東野(市川知宏)と結婚。二人の挙式後のブーケトスキャッチに失敗した雪乃(檀れい)は、捜査一課長の北条(平山浩行)と何やらモトサヤに戻りそうな雰囲気。ブーケを受け取る羽目になった渚(堀北真希)はフリージャーナリストの謙人(DAIGO)に文句を言いながらも、こちらもいい感じ。女性だらけの刑事ドラマの結末は、何やらラブコメのようでもあった。
そんな中でも、晴子(斉藤由貴)相手の激しいアクションがあったり、雪乃が上司のすみれに痛烈ビンタをくらわすシーンはなかなかの迫力。特に雪乃役の檀れいとすみれ役の大地真央はともに元宝塚歌劇団出身。檀は1993年~2005年まで月組、星組トップ娘で、1974年~1985年まで月組トップに君臨。上下関係が特に厳しい宝塚で、下級生が上級生をビンタという仰天の展開には視聴者も興味を示したようで、ネットにもこれに関する書き込みが多く見られた。
■前回あらすじ
資産家・長井(久保晶)の殺害容疑で弁護士の道重(山中聡)と長井の娘を名乗る女・優香(新妻聖子)が逮捕された。不可解な逮捕に渚(堀北)たちは警察上層部からの圧力を感じ取り、“ヒガンバナ解散”の噂を聞き休暇届を出して独自捜査を続けた。
捜査を進めると、晴子(斉藤)が家政婦として担当した資産家が10年間で複数人亡くなっていたことが判明。渚と雪乃(檀)は、その中でも晴子と同じ姓で彼女の顧客だった男性の遺族を訪ね、その息子・裕喜(飯田基祐)からの証言で、喜一郎は晴子と結婚の約束をしており、全財産を譲るという遺言を遺して死亡していたことが判明。
そんな中、渚は謙人から、20年前の大森南署であった裏金作りの告発についての話を聞いた。晴子が所属する人材派遣会社社長の海原(ダンカン)は、当時森南署で経理を担当していた。ところが渚の父親の事件が起きたので、告発がうやむやになったのだ。海原が自主退職した理由は、この裏金作りがバレためで、その不正を隠ぺいしたのが七課課長のすみれと刑事部長の神藤(佐野史郎)だった。
渚は、今回の資産家殺人事件で、家政婦の晴子と海原の関与を疑うが、決定的な証拠がない。しかも、何人もの男を騙しただろう晴子から何の悪意も感じられないのだった。
一方、上層部の方針に疑問を抱いた北条(平山浩行)と黒田(木本武宏)も“ヒガンバナ”と共に捜査に加わることに。
捜査が進み、晴子がかつて結婚した相手からDVを受け、そのために妊娠していた子供を流産したことが判明。そうした男たちへの恨みもあって、家政婦として献身的に尽くしては、遺書を書き変えさせ、遺産を手にしていたのだと推理。さらに、かつての晴子が今とは全く違った容姿で、どうやら男たちからだまし取った金を、晴子は全身整形などに使ったものと思われた。
そんな中、渚がシンクロした「お前なんか家族じゃない」という被害者・長井の言葉と、裕喜の妻からの証言で、長井宅に強盗に入ったのは裕喜だと判明。だが、裕喜は長井に晴子の魂胆を教えるために押し入り、殺人は犯していなかった。裕喜は突然帰って晴子におどろき、遺書が入っているだろう小さな金庫を持ち去っただけだった。長井は、信頼していた晴子の本性を知り、ショックで自ら呼吸器のチューブを抜いて自殺したのだった。
一方、道重と優香を逮捕した警視庁は、誤認逮捕を疑われ、副総監の久米はすみれに記者会見を開くように命じた。会見の内容では久米(寺泉憲)が書いたシナリオのはずだった。女性のための課を守るためには長いものに巻かれるしかなかった。だが、雪乃にビンタされ「いつまでも男の上司に利用されるな」という七課のメンバー達の言葉を思い出し、すみれは真実を語った。
20年前、久米副総監が署長を務めていた大森南署では組織的な裏金作りを行っていた。その隠ぺい会見を行ったのは会計担当の海原。その海原は現在、人材派遣会社を経営しており、社員を使って高齢者に詐欺を働いていたのが今回の事件の発端だと。そして、20年前の来宮刑事が殺害されたのは、自分のミスのせいで、その部下の死を裏金作り隠ぺいに利用したことも告白した。
一課に逮捕された海原は晴子の犯行を明かした。そして、渚たちは晴子を逮捕しに向かった。逃げようとする晴子を七課のヒガンバナたちが取り押さえ、詐欺容疑で逮捕した。
「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」最終回は、3月16日(水)よる10時から日本テレビ系にて放送された。主演は堀北真希、檀れい、知英(元、KARA)、高梨臨、YOU、大地真央、高橋惠子、DAIGO、平山浩行、木本武宏(TKO)、佐野史郎 ほか。
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