りんごの君との恋愛成就!日の出女子大学校開校!NHK朝ドラ「あさが来た」第24週見逃し配信と詳細あらすじ
第24週は、千代(小芝風花)の縁談を中心に物語が展開!難航していた啓介(工藤阿須加)との縁談もやっと調ったが、大仕事を終えたよの(風吹ジュン)は永眠…そしてついに日の出女子大学校開校!第1話冒頭のあさ(波瑠)の演説も聞けたが、大阪を大恐慌が襲う!NHK連続テレビ小説「あさが来た」2016年3月14日(月)~19日(土)「おばあちゃんの大仕事」を見逃した方のために詳しいあらすじを紹介、NHKオンデマンドおよびGYAO!ストアで見逃し配信もしている。
第24週は、りんごが大活躍。病院でりんごがきっかけで始まった千代(小芝)の恋は、一度は手のひらからするりと落ちた。りんごのすりおろししか受け付けなくなった祖母・よの(風吹)のためにりんごを買いに行った千代の前に啓介(工藤)が登場!りんごを手に「もしかして…、君がまだ独り身だなんて、そんな、奇跡はあるだろうか?」の姿は“りんごの君”?顔を赤らめコクリとうなずく千代。今どき少女漫画でも使わないような甘々な求愛で爽やかカップルの恋を実らせた。
そんな中、あさと新次郎はてっきり啓介が千代の初恋の人と思っていたが、榮三郎の妻・さち(柳生みゆ)から、千代の初恋が五代友厚(ディーン・フジオカ)だったという知る一幕も。相変わらずの“五代さま”人気を思い知った。
女子大設立や千代の縁談にも力を貸してくれた大隈重信の妻・綾子。ドラマでは松坂慶子がチャーミングに演じている。新次郎(玉木宏)とも初顔合わせし、見目麗しい男ぶりとあさを支える懐の大きさがいたく気に入ったようで、「内助の功で新次郎に負けた」と最大級の賛辞を贈った。
実際の綾子もドラマ同様、内助の功を発揮して「良妻賢母の鏡」とされた人物だ。大隈重信ともども再婚で、50年以上にわたって大隈を支えた。上品で控えめ、非常に礼儀も正しい貴婦人然とした外見。だが見かけとは裏腹に“あさに負けず劣らず”のかなり肝っ玉の据わった女性だったらしい。家内では大隈も逆らえないかかあ天下と伝わっている。ドラマでは、あさが綾子をまるで姉のように頼りにしているが、実際の綾子は1850年(嘉永3年)生まれで、1849年(嘉永2年)生まれの広岡浅子(あさのモデル)より1才年下。
ところで松坂慶子は、民放ドラマ「スミカスミレ」(テレ朝、金23:15~)では、桐谷美玲と二人ひと役のファンタジーロマンスで愛らしいヒロイン役を演じている。
さあ、本作冒頭の場面に戻った「あさが来た」。残すところ2週間で物語はここからがクライマックスに突入!
■第24週「おばあちゃんの大仕事」」詳細あらすじ
東柳啓介(工藤)との結婚を思い描いてご機嫌の千代(小芝)は、あさとも仲良く恋バナ。啓介とのお見合いを実現しようと、あさは新次郎と共に大隈綾子(松坂)に相談することに。成澤(瀬戸康史)の女子大学校発起人大会については快く手伝いを申し出た綾子だが、千代の見合いの相談については囲碁の勝負であさが勝てば、と条件付きで了承。接戦の末あさの勝利し、東柳家と話をつけてくれて見合いも行われることに。
ところが、後日、啓介から縁談辞退の連絡。かつてあさの烈女ぶりをみたことで断ってきたのでは?と気をもむあさ。千代の落胆ぶりを見てられない新次郎(玉木)とよの(風吹)は、啓介の真意を聞き出そうと連絡。来阪した啓介は、あさの烈女ぶりはむしろ好ましい。千代のことは好きだが、政府で働くつもりだったので、商家で働く自分が想像できないと。諦めきれないよのは千代を嫁に出してもいいからと頼んだ。あさも駆けつけたが、誠実そうな啓介に文句も言えない。新次郎は今は亡き友ちゃんの話を始めた。大阪経済の立て直しをした五代友厚(ディーン・フジオカ)の話だ。そして自分たちにも270年続いた加野屋ののれんで政府を裏から支えてきた商人としての自負があるといい、あさは、権力者を通して縁談を持ち込んだことを素直に謝罪した。
女子大学校設立へ向けた発起人大会は大成功し、大いに話題になったが、世間からの反発もより大きくなった。意気消沈する成澤に「叩かれるのはそれだけ世間から注目されていることでめでたいこと」と叱咤激励するあさ。そんなあさの姿と言葉に感銘を受けた成澤は、女子大学校の名前を「日の出女子大学校」に決定した。
その頃世の中は戦争景気の揺り戻しで不景気を極め、新たな保険事業も加入者の数が頭打ち。そんな中、炭坑事業だけは採掘量も増え優良企業となっていた。
和歌山では、栄達が亡くなり惣兵衛自身も老いを感じ、みかん山を手放そうと考えた。ところが、藍之助が県の会報でみたボルドー液を使った虫取り作業を軽減する方法を提案し、山を売らないでほしいと言った。
加野銀行では、せっかく育った女子行員たちが次々と寿退社を願い出て、せっかく学んでも女性が長く働くことの難しさをあさは改めて実感。そんな課題を抱えながらも、初代校長が成澤に決まり、女子大学校は本格的に動き出した。
月日が流れ、千代は体調を崩した祖母・よのを案じながらも新たな縁談に気乗りがせず、相変わらず花嫁修業中。だが、そんな千代の前に啓介が現れた。二人そろった姿を見て安心したのか、二週間後、家族や加野屋のみんなが見守る中、よのは静かに息を引き取った。
啓介は大学院を卒業後に千代と結婚したいといい、それまで加野銀行で銀行業務などについて学ぶことになった。
大阪の不景気は加速し、先を見越したあさは優良企業に育った炭坑をとうとう売り出した。時同じくして和歌山では、養之助が兵役から戻って来て、藍之助はまた大阪へ。
女子大学校の開校に向けた準備が急ピッチで進み、初年度は3学部で100名の入学者を募集することに。宜(吉岡里帆)は家政学部があることで花嫁学校とみられるのではと心配したが、成瀬は従来の家長制度ではなく、総合的な運用の方法を学んだ知性的な女性を育てるための学問だと言い、あさは、「家が楽しいのは社会みんなのためになる」と説明。
そして、宜に女子大学校の1期生となってもらうことにしたが、宜の母・フナ(高橋由美子)が猛反対。あさが説得に当たっている時、予想を遥かに上回る志願者が集まり、これをみたフナも折れた。
1901(明治34)年4月、ついに日本初の女子大学校創立の日。家政学部80名・国文学部90名・英文学部10名と予想超える数。北海道から鹿児島まで既婚者や職業経験者など様々な境遇の女子学生たちにあさは、「学問は特別なものではない。みんなが笑って暮らしていけるためには女性の柔らかい力が大切」と、自らの女子教育への熱い思いを語った。
授業も始まり、あさも月に一度の上京の際に学生たちと机を並べて授業を受けることに。そんな中、加野銀行に激震!大阪恐慌が発生‼
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■キャスト( )は原作役名⇒相関図(NHK)
白岡あさ役(浅子):波瑠
白岡新次郎(広岡新五郎)役:玉木宏
白岡千代(亀子)役:小芝風花
眉山はつ(春):宮﨑あおい
眉山惣兵衛(大眉五兵衛)役:柄本佑
成澤泉(成瀬仁蔵)役:瀬戸康史
田村宜(井上秀)役:吉岡里帆
東柳啓介(一柳恵三)役:工藤阿須加
■放送予定
平成27年9月28日(月)~平成28年4月2日(土) <全156回>
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