「とと姉ちゃん」昭和臭プンプンの敬語家族、視聴率22.6％の＜あさ＞超え好発進！予告動画

最終回27.0％の視聴率で、期間平均は23.5％と今世紀最高の視聴率をたたき出したNHKテレビ小説「あさが来た」の後を受け、満を持してスタートした高畑充希主演「とと姉ちゃん」が4日（月）第1話を放送し、平均視聴率22．6％％を記録したことが分かった！番組公式サイトには予告動画が、見逃した方はNHKオンデマンド、およびGYAO!で見逃し配信している。オンデマンドでは第1週（4/4～4/9）の計6話を各2週間ずつ無料配信している。（視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区）
また、【「とと姉ちゃん」関連・各話のあらすじ】では、毎週末に翌週毎日のあらすじと写真を紹介。放送後に詳しいあらすじに更新しているので、視聴の参考にどうぞ。

「あさが来たロス」まで引き起こした大ヒットドラマの後を引き継ぐだけに、注目度がいつも以上に増した新朝ドラだが、「あさが来た」の初回平均視聴率21．2％を上回り、13年前期の「あまちゃん」から7作連続の20％超えとなった。

SNSでは、初回から「どうしたもんじゃろの～」の決め台詞が出てきたり、漫画を挿し込む解説法が、「あさが来た」の「びっくりぽん」や紙芝居風解説に倣っているようで「狙いすぎ」との辛口批評もあったが、「頭ごなしに怒るのではなく、ちゃんと話を聞いてくれるお父さんに感激しました」「小橋さんちの3姉妹。子役ちゃん達とても可愛いです…！」「西島秀俊（兄）と向井理（弟）すごいDNAだ。両親もさぞや美形だったんでしょうね」など、好感を寄せている書き込みが多く散見された。

昭和の匂いが立ち込める映像の中には、平成の匂いのするものは一切なく、前作同様、今作のセットもなかなか豪華。また、畳の部屋をホコリが立たないように新聞紙を濡らして散らして箒（ほうき）で掃いたり、父親の帰宅を家族そろって玄関で正座に両手をついてお出迎えしたりする光景は昭和生まれの視聴者には懐かしかったようだ。
「家族で敬語は変！」という視聴者からの書き込みもあったが、昭和育ちの人間からすると、これは決して珍しい光景ではない。「あさが来た」でヒロインが嫁いだ白岡家でも家族間で敬語を使っていた。「言葉は時代と共に変化するもの」と頭では理解していても、「親しき仲にも礼儀あり」のこの家族の敬語は、あさイチで見るドラマとしてはなかなか心地よい。
言葉といえば、常子たち3姉妹が高価（？）な絵を汚したと謝った後、西島秀俊扮するとと＝父の竹蔵が「安心してください」といったセリフの後の一瞬の間に、とにかく明るい安村の「はいてますよ」と聞こえた視聴者も多かったようだ。

また、朝ドラ主題歌の放送をもって5年4ヶ月ぶりに再始動した歌手・宇多田ヒカルの「花束の君に」も優しくてドラマのイメージに合っていて、ナレーションを担当する檀ふみの優しい語り口もドラマにしっくりくる。

「とと姉ちゃん」は、雑誌「暮らしの手帖」を創った大橋鎭子をモデルとした第94作目NHK連続テレビ小説。ヒロインは高畑充希で第1週の幼少期は内田未来、その他共演は、西島秀俊、木村多江、相楽樹常（幼少期：須田琥珀）、 杉咲花（幼少期：根岸姫奈/川上凛子）、向井理ほか。

各話のあらすじは以下のページで写真と一緒に紹介。NHKオンデマンドの第1週無料配信スケジュールはコチラで紹介⇒第1週無料配信決定！

【春ドラマ】【NHK朝ドラ 一覧】【「とと姉ちゃん」関連・各話のあらすじ】

◇NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」番組公式サイト
　2016.4.4日(月)～10.01(土) ＜全156回予定＞
NHK総合
月曜〜土曜 午前8:00〜8:15/午後0:45〜1:00(再放送)
BSプレミアム
月曜〜土曜 午前7:30〜7:45/午後11:00〜11:15(再放送)
土曜日 午前9:30〜11:00(1週間分)
◇NHKオンデマンド