史劇ファン必見の「秘密の扉」はここが見どころ!予告動画

2016年04月19日14時50分ドラマ
©SBS

朝鮮時代(1762年)に実際に起きた悲劇の「米櫃事件(米びつ事件)」を、時代に翻弄された“父子の愛と葛藤”という新たな視点で描いたミステリー時代劇「秘密の扉」のドラマの見どころをたっぷりご紹介!公式サイトには予告動画が公開されている。
(※2016年4月の記事に追記しました)

ドラマの時代背景や悲惨な事件のあらましについては【「秘密の扉」を2倍楽しむ】で詳しく紹介しているので、ドラマ視聴の前にぜひともご一読を。
また、放送にあわせて各話のあらすじも場面写真と一緒に紹介するのでお楽しみに。

■見どころ1:悲惨な事件につながるスリリングなストーリー
秘密の扉政争に苦しめられた英祖が、政治勢力の均衡と民の税負担を減らそうとするが、即位の決め手となった“連判状が”のために阻まれる。そして身分差のない世の中を目指した世子ソンを巡り、英祖と老論派との駆け引きの末、ついに英祖が最愛の息子を処刑することに…。
「イ・サン」の序盤につながる本作のクライマックス、英祖と重臣たちとの駆け引きをスリリングに描いている。なぜ、英祖は息子を無残に処刑したのか、フィクションで紐解く謎解きではあるが、「イ・サン」「ペク・ドンス」「トキメキ☆成均館スキャンダル」ファンにとっては、ハラハラドキドキしながらも「あー、そうだったのか!」と納得がいく。
また、連判状を手にした画員が遺体となって発見されたことから始まるだけに、同時代の画員を主人公にした「風の絵師」ファンも必見だ。

■見どころ2:意味ありのキャスティング
秘密の扉主人公ハン・ソッキュは、「根の深い木-世宗大王の誓い-」で第4代王・世宗に扮し、SBS演技大賞に輝いた。ハングルは、1446年世宗によって“訓民正音”として公布されたが、実際に広く使われるようになったのは1900年代になってからという事情がある。ところが、本作でジダムたちが描く小説はハングル(当時は“諺文”と呼んだ)で書かれている。この小説を正式に認めようとしない重臣たちの思惑は、「根の深い木」を視聴された方には納得できる展開だ。「根の深い木」で命懸けでハングルを広めようとしたハン・ソッキュが、「秘密の扉」の英祖役ではこれを禁じている役を演じたところが面白い。
秘密の扉そして、もう一人興味を引くキャスティングが、ジダム役のキム・ユジョン。2012年の「太陽を抱く月」でハン・ガイン扮するヒロインの少女時代で確かな演技力で魅せてくれた子役女優だ。その2年前、彼女は「トンイ」でヒロインの少女役を初々しく演じたが、このヒロインこそハン・ソッキュが演じた英祖の母、トンイ(後の淑嬪チェ氏)。こうした遊び心も、韓ドラファンにとってはたまらない。キム・ユジョンは「雲が描いた月明り」で若手女優として確固たる地位を築いた。

■見どころ3:新・旧の名史劇俳優が勢ぞろい
秘密の扉もう一人の主人公ソン役を演じたイ・ジェフンは、若手実力派俳優。「シグナル」の大ヒットで日本でも大ブレイク。だが当時時代劇は初めて。そんな彼を名作時代劇で光る演技を見せた若手俳優たちが支える。
世子妃・ホン氏役はパク・ウンビン。「千秋太后」「太王四神記」「善徳女王」「階伯〔ケべク〕」…などの名作で欠かせない子役出身の女優。そして、ソンと身分を超えた友情を築く画員シン・フンボク役に「根の深い木」など出演のソ・ジュニョン。同じく画員のホ・ジョンウン役に「ペク・ドンス」など出演のチェ・ジェファン。「太陽を抱く月」出演のイ・ウォングンも登場する。
秘密の扉
もちろんベテラン名史劇俳優も勢ぞろい。老論派の最高権力者に「馬医」「華政」のキム・チャンワン、少論派には「奇皇后-ふたつの愛 涙の誓い-」のチョン・グクファンとイ・ウォンジョン。他にも「夜警日誌」のチェ・ジェゴン、「善徳女王」のオム・ヒョンソプ、「火の女神ジョンイ」の女優パク・ヒョンスク…。公式サイトのキャスト相関図には、史劇ファンが喜ぶ名脇役が勢ぞろいしている。
また、「ジキルとハイドに恋した私」に出演したクァク・ヒソン(EDENギタリスト)、「キルミー・ヒールミー」のペク・チョルミンといった時代劇初出演のイケメンの好演も見逃せない。

DVD公式サイト
 DVD-BOX1&2 各22800円
 発売:2016.4.21スタート
 レンタル:2016.3.2より
 販売元:ポニーキャニオン
BSフジ「秘密の扉」番組公式サイト
 2016.4.21スタート 月~金 14:59-15:59

kandoratop【作品詳細】【「秘密の扉」を2倍楽しむ】