下女イニョプに近づく父の死の真相!朝鮮時代の化粧って?「イニョプの道」第4話あらすじと予告動画

2016年04月23日17時10分ドラマ
©JTBC Co., Ltd.

ムミョンの目隠しで、父クク・ユのむごたらしい処刑の瞬間は見ずに済んだイニョプだが、奴婢の身分に落とされてしまった!次回は、イニョプが父の敵を討つために下女として生きることを受け入れ、父の死の真相に一歩近づく!「イニョプの道」、24日(日)の第4話「裏切りの連鎖」詳しいあらすじと見どころを紹介…予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

【「イニョプの道」を2倍楽しむ】では、詳しい時代背景やキャスト、実在の人物の紹介など、ドラマを楽しむための情報をまとめて紹介している。

※ここで紹介するあらすじは韓国オリジナル版視聴での紹介となるので、NHK放送と一部異なる場合もあることをご理解ください。
あらすじを読んでからもドラマ視聴を楽しめるように配慮していますが、詳しいあらすじを知りたくない方は、「おさらい」「豆知識」と(茶文字)の「見どころ」をお読みになり、「あらすじ」は視聴後の確認用にどうぞ。

※第4話視聴の前に、以下のことをおさらいしておこう!
<下男トックの存在>
下男トックが不利な証言をしたのが、キム・チグォンの差し金と見ぬいたクク・ユは、指をかみちぎって血の遺言を認め、処刑される前にそれをトックに渡している。
<イニョプがホ家の下女に>
イニョプがホ家の下女にさせられたのは、ユノクが父ホ・ウンチャムに頼み込んだため。もちろんイニョプをいたぶろうとしてだが、ウンチャムには別の狙いがあった。謀反人の唯一の身内であるイニョプをそばにおくことで、残党をあぶりだそうと考えたのだ。
<王・太宗の秘密>
上訴で明らかになった。即位前、太宗には寵愛する下女がいたが、王妃の嫉妬で宮殿には連れて来られなかった。身ごもっていたいた下女は行方不明に。出産したようで、数十年経った今、その下女が窮状を直訴してきたのだった。
太宗は、王妃に知れぬようホ・ウンチャムにことの真偽を確かめるよう密命を下し、ウンチャムはこの調査を下男のムミョンに命じた。
<イニョプを絶望させた2つのこと>
イニョプは、結婚式の行われた屋敷で、ウンギとその父キム・チグォンの会話を聞いてしまった。イニョプを助けると息巻いていたウンギが、「そうすることでウンギも謀反人として処刑されるか、奴婢となって家名断絶となる」と言われ、返す言葉なく父に従って立ち去ってしまったこと。
もう一つは、投げ縄で捕まえられしばりつけられたイニョプがいった「それでも人間か!」に対するムミョンの返答。「我々は人ではない」と前置きした上で、かつてイニョプが奴婢たちをモノ扱いしてきて、自分が奴婢の身分になった途端、奴婢を人扱いしろというのか、「お嬢様は人ではなく奴婢なのです」というムミョンの言葉だった。

■キャスト相関図(NHK)
イニョプ役:チョン・ユミ
ムミョン役:オ・ジホ
ウンギ役:キム・ドンウク
ユノク役:イ・シア
ユンソ役:イ・イギョン
タンジ役:チョン・ソミン

イニョプの■第4話「裏切りの連鎖」
絶望したイニョプは川の滝壺に身を投げるが、ムミョンに救いだされ、ホ家の連れ戻される。罰として、食べ物も水も与えられず地下室に監禁される。この上ない屈辱を味わったイニョプは、自分の体と引き換えに殺してくれと、ムミョンに泣いて訴えるが…。

台本をもらった時点で「大変だと分かった」というイニョプ役のチョン・ユミは、「引き受けたからには、決して大変だと言うまい」と、この役に臨んだ。とはいえ、第3話ラストから今回冒頭にかけてはの撮影は相当きつかったはず。チョン・ユミ決死の演技をお見逃しなく。そして、イニョプを助けたムミョン。第2話ではユノクをお姫様抱っこで屋敷に戻ったが、イニョプをどう連れて帰るのかに注目しよう。

ウンギも父キム・チグォンによって部屋に軟禁される。下男から、イニョプがホ・ウンチャムの家にいると聞いて部屋を飛び出し、ホ家へ。だが直接会うことはままならない。屋敷に戻ったウンギをにらみつける父キム・チグォンは、他の娘をめとればイニョプを助けると言い捨てる。
その頃、ホ家では、ウンギとユノクがこの上ない良縁だと見立てられ、ご機嫌のユン氏は二人の縁談を勧めることに。ホ家に舞い戻ったウンギは、ユノクを呼び出しイニョプへの手紙を託すのだが…。

「生きなければ敵を討てない」というムミョンの言葉に、生きる決心をしたイニョプは、出された家畜の餌を口にし、下女の服に着替えて慣れない仕事に精を出すようになる。

イニョプが食べた家畜の餌の匂いが、画面を通して匂ってきそうだ。このドラマはあまり描かれることのない、下男下女である奴婢たちの仕事や暮らしぶりも丁寧に描いているので、このあたりもお見逃しなく。

ホ・ウンチャムの許可をもらってムミョンと共に父の遺体を引き取りに来たイニョプ。だが、遺体はひと足先にトックが引き取った後だった。落胆して帰る途中、イニョプはウンギとすれ違い、悲しい再会を果たす。ウンギは手紙に書いたことを実行しようというが、イニョプには何のことかわからない。

切ない再会シーン。ウンギはすぐにイニョプだと気付くのか?そして、ユノクに託した手紙には何が書かれており、誰の手元に渡ったのか?

クク家の下女だったサウォルは、イニョプの元へ行くために何度も脱走を繰り返していた。

そんな中、イニョプは何者かから母親の墓所に来いという伝言を受け取り、ムミョンの刀を持ち出して駆けつける。指定された場所で待っていたのはトック。トックは、クク・ユから託された遺言をイニョプに渡そうとするが…。

イニョプ「コリアナ化粧博物館」HPより■豆知識:朝鮮時代の化粧文化
第4話では、ユンソの妻・カン氏が、夫の愛人だと知らずにタンジから恋のアドバイスを受けるシーンがある。そこで、タンジがユンソにとんでもない化粧を施してやるコミカルなシーンが登場する。
女性ばかりか男性までが美肌・美白を気にかける美容大国の韓国では、三国時代末期の7世紀ごろから、米と黍粟(きびとあわ)のパウダーで作った白粉(おしろい)を使って化粧していた。朝鮮王朝時代にも、鳳仙花水で洗顔したり、石臼で緑豆を挽いて作った粉をクレンジング代わりに使い、眉墨や頬を赤くするポイントメイクも行っていた。一般女性はきゅうり、蜂蜜、よもぎ等求めやすいものなどもコスメ用品として代用していたそうだ。「コリアナ化粧博物館」では、実際に使われた化粧品なども展示されている⇒展示室紹介(韓国語)
ドラマ「ファン・ジニ」では、妓生たちの女子トークとともに、化粧シーンがたくさん出てくるので、興味のある方は要チェックだ。

kandoratop【作品詳細】【「イニョプの道」を2倍楽しむ】

NHK「イニョプの道」番組公式サイト
 2015.4.3スタート 毎・日21:00-22:00