コミックバザールで新人発掘!心(黒木)金の卵を見出せるか?!3日「重版出来!」第4話あらすじと予告動画
コミックバザール「バイブス」出張漫画編集部で心(黒木華)は中田伯(永山絢斗)と東江絹(高月彩良)を見出すが「ツブシの安井」こと安井(安田顕)に横取りされる!天才・中田泊はもしかして『進撃の巨人』諫山創がモデル!?TBS 3日(祝・火)夜10 時「重版出来!」第4話、予告動画は番組公式サイトで公開。
原作第3巻から登場する新人マンガ化の中田伯が、いよいよドラマに登場する。演じるのは永山絢斗。中田伯はひどい画力だが、原稿からあふれ出る不穏さに惹かれてしまう作品を描くというキャラ。中田伯のモデルって…SNSやブログなどで『進撃の巨人』の諫山創では? という意見が多く飛び交っていた。デビュー作『進撃の巨人』がいきなり大ヒット、累計発行部数5000万部突破と驚異的な数字をたたき出した人気コミックで、アニメ化、実写映画化もされ、『Atack on Titan』というタイトルで北米、ヨーロッパ、アジアで大ヒットしている。
初めて『進撃の巨人』を読んだ人は、巨人がバクバク人間を手掴みで食う!という内容に衝撃を受け、さらに諫山創の画力に驚かされた方も多いのではないだろうか。諫山は決して絵が上手いとはいえない。むしろデッサンも狂っているし登場人物の表情の変化も乏しい。
人気コミックとは、手塚治虫、萩尾望都、藤子不二雄A、藤子・F・不二雄をはじめ、鳥山明、浦沢直樹、井上雄彦など素晴らしい画力ありき、のはずだった。その概念を180度覆したのが諫山創である。2016年4月に第19巻が発行されたが、いまだ諫山の絵は上手くなっていないし、むしろそのヘタさがウリになっている。
ちなみに、ドラマ公式サイトでは第3話まで登場した作者:三蔵山龍作『ドラゴン急流』(執筆:ゆうきまさみ)、八丹カズオ作『タンポポ鉄道』(執筆:村上たかし)、高畑一寸作『ツノひめさま』(執筆:河合克敏)、成田メロンヌ作『黄昏ボンベイ』(執筆:のりつけ雅春)の「試し読み」が公開されている。どれも続きが読みたくなる作品ばかりで、各漫画家のファン必見である。
■前回のあらすじ
念願の担当作品を持つことになった心(黒木華)。「バイブス」の目玉作品の1つ、大ヒットコミック『ツノひめさま』の作者・高畑一寸(滝藤賢一)の担当になった。しかし高畑は付き合っている女性とうまくいっていれば作品の出来も最高なのだが、彼女とうまくいっていないとウツ状態になり作品もダウンしてしまう。現在、高畑が交際している梨音(最上もが)が家出してしまい、完全にダウン状態。次週分のネームが送られてきたが、納得できない心は、怒られるのを承知で高畑に描き直しを願いでる。案の定、心に激怒する高畑。
一方、壬生(荒川良々)が担当する成田メロンヌ(要潤)作『黄昏ボンベイ』の打ち切りが決まった。壬生は、成田のギャグについてこれない読者が悪いと思っており、読者カードに寄せられた意見を無視していた。しかし、かつて子どもだった自分も、せっせと読者カードを書いていたことを思いだし、改めて読み直してみた。
打ち切りにショックを受けた成田は「何をやったらウケるのかわからない。読者が敵に見える」と壬生に打ち明ける。壬生は1枚の読者カードを出した。そこには「『黄昏ボンベイ』の大ファンです」と書かれていた。中田と壬生は、再び新連載に向け、歩き出した。
「温泉に行ってた」という梨音がもどり、冷静を取り戻した高畑。心から言われたことを思い出し、ネームを描き直した。
■第4話あらすじ
漫画同人誌の即売会が行われるコミックバザールに、「バイブス」は出張編集部のブースを出典。心(黒木華)は金の卵となる新人発掘に全力を注ぐ。そんな心が見いだしたのが、中田伯(永山絢斗)と東江絹(高月彩良)。心はデビューに向け、一緒に頑張ろうと励ましたが、絹は安井(安田顕)のもとへ…。
出版界のリアルな現状をコミック誌を通して描くお仕事マンガが実写ドラマ化。TBS 5月3日(祝・火)夜10時より火曜ドラマ「重版出来!」第4話を放送。出演は黒木華、オダギリジョー、坂口健太郎、荒川良々、小日向文世、滝藤賢一、要潤、永山絢斗、ムロツヨシ、高田純次、松重豊ほか。番組公式サイトにて第4話予告動画を配信中。番組公式Twitterアカウントは「@koguma_tbs」。最新話は民放公式テレビポータル「TVer」にて1週間無料見逃し配信忠
◇TBS火曜ドラマ「重版出来!」番組公式サイト
◇民放公式テレビポータル「TVer」公式サイト
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