金剛山の白虎の涙…「輝くか、狂うか」第19~21話:暴かれた婚礼~引き返せない二人 あらすじと予告動画
厳格な国婚の掟を破った罪に問われるワン・ソ(チャン・ヒョク)とシンユル(オ・ヨンソ)…二人を救うためにワン・ウク(イム・ジュファン)が下した決断とは?最終回を待たずして感涙必至の見どころ満載!テレビ東京にて放送(二カ国語放送)「輝くか、狂うか」6月14日(火)第19話~第21話のあらすじと見どころを紹介!本作はDVDも好評発売中で公式サイトに予告動画が公開されている。
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※【「輝くか、狂うか」を2倍楽しむ】では、ドラマの舞台となる高麗時代の背景や、同じ高麗時代を背景にしたドラマの年表、高麗王朝系図、各話のあらすじと見どころなどをまとめて紹介しているので、視聴にあわせて参考にどうぞ。
■キャスト⇒相関図(番組公式サイト)
■第19話「手を組む相手」
ワン執政の正体を明かそうとした定宗とワン・ソだったが、ワン執政の策略により銅鏡を使うことができなくなる。ワン・ソが熱弁をふるってワン執政たちの悪事を告発するが、すでに定宗は正気を取り乱して銅鏡を出さない。さらにワン執政はワン・ソが5年前に婚礼を挙げた罪を問い、シンユル共々捕えてしまう。ワン執政は1人になった定宗にある文書をチラつかせる。
郭将軍に裏切られたワン・ウクは青海商団を訪ね、シンユルの薬を受け取る。兄ギュダルたちが改めて5年前の婚礼が偽装結婚だったことを告げ、証人として出廷したいと申し出る。だが、そのためには皇帝が調査官にならねばならないが、すでにワン執政と西京に決定し、出廷は叶わない。
その頃、隣り合わせの牢に投獄されたワン・ソとシンユル。高麗まで探しに来て「ごめんなさい」と涙ながらの謝罪するシンユル。誰も守れなかったと力なく語りながらも、開封での婚礼が偽装だったことでこの場を切り抜けるといい、そのためには二人が特別な関係であってはならないと。面会に来た母・皇太后ユ氏に開京派の豪族たちに上書を出すように頼む。その夜、早衣仙人はワン・ソを脱獄させようとするが、ワン・ソは動かない。冷毒を心配するワン・ウクはシンユルに薬を渡す。この期に及んでも自分の身より青梅商団を心配するシンユルにあきれる。ウクはシンユルの頼みを聞いてワン・ソにも面会。ソはウクに跪き、手助けを求める。そんなソはシンユルが冷毒に冒されていることを教える。
気丈に振る舞うシンユルだったが、冷たい牢獄に耐えられず、とうとう意識を失ってしまう。
定宗が恐れる文書の中身は?
ワン・ソとシンユルの牢での対面シーン。「忘れられなくて」と謝るシンユルにワン・ソがなんと答えるのか。泣き笑いするシンユルが美しい。さて、ワン・ソはどんな上書を手配したのか?弱っているシンユルを元気づけるために、金剛山の笑い話をするワン・ソの目には涙…。楽しかった回想シーンには視聴者も号泣必至。
■第20話「助けるための道」
ワン・ウクはシンユルを助けるため、ヨウォンはワン・ソを助けるために、姉弟は再び手を結ぶ。解毒剤を使うことにするが定宗はワン・ソ以外の誰も信用しない。そこである作戦を立てる。ワン・ウクは医師と温かい布団を持ってシンユルの牢へ。ワン・ソに定宗の解毒剤を渡すワン・ウク。意識を取り戻したシンユルはヨウォンに青海商団を救ってほしいと訴える。なぜ商団を助けなければならないのかと問うヨウォンに、商団がワン・ソの癒しであり助けになるからと答えるシンユル。
翌日、ワン執政が二人を斬首刑にしようとした瞬間、解毒剤で正気を取り戻した定宗が現れ、定宗が調査官として仕切り直す。婚礼が偽装だったという証言が続く。裁きを一旦中断し、定宗と二人になったワン執政は、連判状を持ち出し定宗を脅そうとするが、今日ばかりは引かない定宗。だが簡単にあきらめる執政ではなかった。再開した裁きで、婚礼は上げたが婚姻はいしていないと言い張るワン・ソに、ワン・執政は床入れの事実を持ち出す。すると、ワン・ウクが自分とシンユルとの国婚を定宗に願い出て…。定宗は苦渋の選択をする。
さあ、ワン・ソは正気を失くした定宗にどう解毒剤を飲ませるのか?ワン・ウクのこの作戦で3兄弟がやっとひとつになる。お裁きの場で青梅商団やキルボクまで出て来て証言。すべてが真実の証言、2人の恋心以外は…。定宗はどんな苦渋の選択をするのか、すっかりたくましくなった定宗とワン執政の対談に注目。再開したお裁きでワン・ソが何を訴え、どんな上書が出てくるのか?最後までシンユルとの関係を問うワン執政に、ワン・ソはなんと答えるのか?定宗の苦渋の選択とは?最終回を待たずして、涙涙のラストをお見逃しなく。
■第21話「引き返せない二人」
国婚に向けて淡々と準備を進めるシンユルを心配するワン・ウクは、青梅商団で暮らすことにし、ヨウォンにも高麗一の医師を探すように頼む。ウクは、大量の人参を持参してやって来る。
一方、ワン執政は西京遷都のために非常態勢の徴集令を発布する。ヨウォンは、黄州家が生き残るために敵対していた忠州家と手を組み、ワン執政と敵対する決断を下す。
その頃、シンユルは奴婢に関する“人”という帳簿だけが紛失していることに気づく。ワン・プンの下で働き始めたワン・ソは、青海村を使ってワン執政が何かをたくらんでいることに気付く。
そんな折、シンユルが亡国の渤海の公主であることがワン執政とワン・ソの知るところとなるのだったが…。
シンユルは、商団運営に関するすべてを分野別にまとめた書をギュダル、ペクミョ、カンミョンにそれぞれ渡す。まるで長い別れのような手配に不安になるワン・ウク。シンユルがダニョンのように死を選ぼうとしているのではないかというヨウォン公主の言葉に愕然とし、セウォンとシンユルを会わせる。すでにシンユルが妹だと知るセウォンは…。
ついにワン執政が非情な命令をセウォンに下し、ワン・ソはそれに対抗すべく西京に行くことに。
心は兄ソにあると知りながら、皇帝になる道も捨ててシンユルを守ろうとするワン・ウクの優しさが切ない。兵徴集の時、ワン・ソが立ち会った民の婚礼の場で、女たちの「高麗は豪族と奴婢の国」の言葉に、民たちの厳しい暮らしを教えてくれる。渤海については、こちらで紹介⇒【ドラマの歴史入門】。今回ラストでヨウォンの言葉からダニョンの死について語られる。ワン・ウク扮するイム・ジュファンの美しい涙に注目。
セウォンの前で久々に笑顔を取り戻すシンユル。今回は、セウォン(ナ・ジョンチャン=現ナ・イヌ)にも泣かされる。
◇テレビ東京「輝くか、狂うか」番組公式サイト
2016.5.19スタート 月~金8:15-9:11
◇DVD公式サイト
【作品詳細】【「輝くか、狂うか」を2倍楽しむ】