au、「三太郎」松田翔太、桐谷健太、濱田岳、前野朋哉、アリーシャ・コリンズ出演TVCM「海外の人」篇を公開
KDDI、沖縄セルラーは、松田翔太、桐谷健太、濱田岳、有村架純、菜々緒、菅田将暉、笹野高史、前野朋哉が出演するTVCMシリーズ「三太郎」を展開しているが、新たに、松田翔太、桐谷健太、濱田岳、前野朋哉、アリーシャ・コリンズが出演するTVCM「海外の人」篇を公開した。
主演映画『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』が9月3日から公開される松田翔太は桃太郎、ドラマ「水族館ガール」が放送中で、映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』が6月25日から公開される桐谷健太は浦島太郎、ドラマ「トットてれび」が好評のうちに終了し、映画『ヒメアノ~ル』が公開中の濱田岳は金太郎、主演映画『夏美のホタル』が公開中の有村架純はかぐや姫、映画『オオカミ少女と黒王子』が公開中で、ドラマ「好きな人がいること」が7月から放送される菜々緒は乙姫、映画『二重生活』が6月25日から、主演映画『セトウツミ』が7月2日から、それぞれ公開される菅田将暉は鬼、映画『クリーピー 偽りの隣人』が公開中の笹野高史は花咲爺さん、映画『秘密 THE TOP SECRET』が8月6日から公開される前野朋哉は一寸法師、をそれぞれ演じる。
昔話でおなじみの英雄たちが実はトモダチだった―、そんな自由な発想で、ストーリーを展開していく。既成概念にとらわれず、それを打ち破り超えていく”あたらしい自由”を提供していきたいという思いを、このCMを通じて届ける。
TVCMは、森の中、桃太郎、浦島太郎、金太郎、一寸法師が夏フェスに向かう。桃太郎が「一寸、フェスってどこよ?」と聞くと、一寸法師は振り返って動揺したような表情を浮かべたものの前を向いて歩き始める。
そのとき、金太郎が「あ、誰か倒れてる!」と前方を指差す。「え?」(浦島太郎)、「ちょっと!」(桃太郎)と4人があわてて倒れている女性のもとへ駆け寄り、抱き起こした桃太郎が「大丈夫かな?」と3人を振り返る。
金太郎が「きれいな人だな!」と驚きの声を上げると、一寸法師は「あ、これ海外の人だ!」と指摘。浦島太郎が「海外!?」と問いかけると、一寸法師は物知り顔で「実は、海の向こうには国があって・・・」と説明を始める。
それと同時に女性が目を覚まし、金太郎は「目覚めてもキレイだなぁ!」と盛り上がる。彼女が「Where am I ?」と聞くと、桃太郎は「Don't worry. What happened though ?」と流暢な英語でたずね、彼女は「I don't know.」と答える。それを聞いて、一寸法師は「通じてる・・・」と驚く。
彼女が「Hey Wanna bite ?」と梨を差し出すと、桃太郎は「No. I don't wanna pass out.」と応じる。その姿に、「え、桃ちゃんて・・・」(金太郎)、「海外の方?」(浦島太郎)と不思議になる。
彼女はすっかり元気を取り戻し、桃太郎は「大丈夫っぽい」と3人に報告。浦島太郎は「あ、はーん、母ちゃんのチャーハン?」と意味不明な言葉を並べて彼女に話しかけ、金太郎は「浦ちゃんもしゃべれんの?」とビックリするが、桃太郎に「いや、日本語、日本語」と冷静に指摘される。
撮影は、梅雨が嘘のような快晴の中で行われた。今回初登場のアリーシャ・コリンズは、三太郎シリーズ初の外国人キャストということもあり、現場は三太郎と外国人の掛け合いに大きな期待を持ちつつも不安にもなっていた。
しかし、いざ演技が始まると、松田翔太の流暢な英語に現場は釘付けで、それに負けじと対抗心むき出しの桐谷健太のアドリブにスタッフ一同は大爆笑。CMの本篇では使われていないが、浦島太郎のことを「ハイテンションフィッシャーマン」、桃太郎のことを「ピーチマン」と表現していた。
また、桐谷健太は「母ちゃんのチャーハン」がよほど気に入ったのか、「母さんのチャーハン今度食べに来てください。すごくおいしいんで」と、ただチャーハンを普通に勧めているだけになるパターンも何度かあった。
その楽しい雰囲気に巻き込まれ、濱田岳の「きれいな人だな!」というセリフも撮れば撮るほど、(本編のように)激しい言い方になっていった。
そして、スタッフ男性陣は、アリーシャ・コリンズのインターナショナルな魅力にメロメロ。いつもと少し違う環境の中、不思議なテンションで挑んだ演技がこの作品にアクセントを加え、ロケの開放感と英語の新鮮さでハイテンションな撮影現場になった。
◇au「三太郎」TVCM