「イルジメ」イ・ジュンギからのコメント動画-てれとWatch!

2009年06月12日19時19分ドラマ
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女性よりも美しい俳優と言われるイ・ジュンギが義賊となって活躍する「イルジメ(一枝梅)」が、15日(月)テレビ東京から放送開始する。てれとWatch!「注目ラインナップ」でイ・ジュンギのコメントと予告動画が公開されている。

イ・ジュンギは、大ヒット韓国映画「王の男」で妖艶な女形芸人を演じ、“女より美しい男”といわしめた韓国の若手トップ俳優の一人だ。「イルジメ(一枝梅)」は、韓国で、最高視聴率31.4%を打ち立てた2008年の大ヒットフュージョン時代劇。「イルジメ」とは中国から朝鮮半島に伝わり、語り継がれた古典の盗賊で、日本で言えばちょうど鼠(ねずみ)小僧のような民衆から愛された義賊だ。

舞台は、朝鮮王朝中期。謀反の罪を着せられて父が殺害されるところを目撃したギョム(イ・ジュンギ)は、あまりのショックに記憶をなくしてしまう。養父母のもとで実子として育てられたギョムは、13年後記憶を取り戻す。これがきっかけとなって、奴婢になったはずの母と姉を探し、父の仇討ちを果たすことを誓う。その手段としてギョムが選んだ方法は、金持ちや貴族の家に忍び込み、お金と情報を盗み出し梅の花の墨絵を残すこと。盗んだ金品を庶民に与えたギョムはいつしか“イルジメ”と呼ばれ、権力者を懲らしめる義賊として庶民の間で英雄となった。

かつてこの役は元祖韓流四天王のチャン・ドンゴンが演じている。チャン・ドンゴンといえばその容貌の美しさから「彫刻のような」という形容詞がつくほどのイケメンだ。そのイルジメを演じるのだから、そんじょそこらのイケメンではファンは納得しない。そこに配役されたのがイ・ジュンギ!彼の美しさは「王の男」で実証済。後はアクションの腕前だけだ。彼は外見こそ女性のようだといわれているが、性格は大変男気があり、“脱いだらスゴイ”肉体も彼のファンは先刻承知。安心して彼のイルジメを期待した。

イ・ジュンギはこの役で、いいかげんなヨンという役と両班の息子でイルジメとなって闇に生きる二役を見事に演じ分けて、演技面でも十分ファンの期待にこたえた。泣かせるシーンもおちゃらけるシーンも、シリアスなシーンもどれもいい!

共演者には若手のフレッシュな俳優たちを顔を並べる。イルジメを捕らえようとする一般官吏サフ(義禁府羅将)役には「家門の栄光」のパク・シフ。イルジメに思いを寄せるウンチェを演じるのは「春のワルツ」のハン・ヒョジュ。女恐喝詐欺団のボンスンには、「黄金の花嫁」のイ・ヨンア。この若手演技派俳優たちを演出するのは、「銭の戦争」「新入社員 Super Rookie」のイ・ヨンソク監督だ。

そして、極めつけは音楽。なんと音楽監督を引き受けたのは、あの「篤姫」「風のガーデン」を作曲した吉俣良だ。吉良はオファーを受けた時、ドラマのプロットを読んで内容が気に入り、その場で音楽監督の依頼を引き受けたという。

イ・ジュンギ演じる「イルジメ」は、6月15日から毎週月・火曜日昼12時5分から全20話で放送される。

てれWacth「イルジメ(一枝梅)」イ・ジュンギ動画
※ 朝鮮王朝時代の説明や年表は、ナビコン「『韓ドラ』ここが知りたい!」を参考に!