石井ふく子プロデュースドラマSP、東山紀之×松たか子主演TBS 4日「ふつうが一番」あらすじと予告動画

2016年07月03日22時58分ドラマ

東山紀之と松たか子が初共演!エッセイスト遠藤展子著『藤沢周平 父の周辺』『父・藤沢周平との暮し』を実写ドラマ化!直木賞作家・藤沢周平とその家族の物語を「渡る世間に鬼はない」の石井ふく子がプロデュース!TBS 4日(月)夜9時より「ふつうが一番 作家・藤沢周平 父の一言」を放送!予告動画は番組公式サイトで公開。

直木賞作家・藤沢周平(1927‐1997)の代表作といえば映画化された『蝉しぐれ』 (文春文庫)『たそがれ清兵衛』(新潮文庫)をはじめ、『隠し剣』シリーズ(文藝春秋)『獄医立花登手控え』シリーズ(講談社)『用心棒日月抄』シリーズ(新潮社)など、江戸時代の庶民や下級武士の暮らしを描いた時代小説を数多くのこし、没後約20年経った今も、多くのファンに愛されている作家である。

1927年山形県で生まれた藤沢周平こと本名・小菅留治は終戦後、中学校の国語の教師になる。しかし肺結核になりやむなく休職。当時、結核は不治の病とされていたが、右肺上葉切除という大手術を受け無事生還。その後日本食品経済社に入社し、『日本食品加工新聞』の記者となった。

1963年、長女・展子誕生するも、妻・悦子は病死。その後、再婚した。4日放送「ふつうが一番 作家・藤沢周平 父の一言」では、藤沢周平(東山紀之)が新聞記者だったころ、そして妻・和子(松たか子)と再婚したころの物語で、藤沢周平死後、娘・展子が亡き父のことを書き綴ったエッセイが、今回実写ドラマ化された。

主演の東山紀之と松たか子は今回が初共演。ドラマをプロデュースするのは「渡鬼」こと「渡る世間は鬼ばかり」でお馴染みの石井ふく子。御年89歳(9/1で90歳)になる現在も、現役バリバリである。
また、本ドラマの脚本は映画『蝉しぐれ』でメガホンを取った黒土三男、演出は「渡る世間は鬼ばかり」を手がけた清弘誠。主演の2人のほか、石井ふく子ドラマでお馴染みの角野卓造、前田吟、佐藤B作ら実力派が顔を揃える。そして現在放送中NHK大河ドラマ「真田丸」でも活躍している草笛光子も出演。豪華出演陣に豪華スタッフが送る今夏一番のスペシャルドラマである。

■あらすじ
昭和38年。直木賞作家・藤沢周平がまだ「加工食品新聞」の記者だった頃、長女・展子が生まれてすぐ妻が病死してしまい、山形の実家から母・たきゑ(草笛光子)を呼びよせ、貧しいながらも3人で暮らしていた。
そんな折り、留治は以前から交際していた和子(松たか子)との再婚を決意するも、和子の父・庄太郎(前田吟)が大反対。そんな父を振り切って、和子は留治と再婚した。
小学校にあがった展子は、反抗期に入り、少しずつ母・和子と言い争うようになるのだが…。

TBS 7月4日(月)夜9時よりドラマ特別企画「ふつうが一番 作家・藤沢周平 父の一言」を放送。「渡る世間に鬼はない」の石井ふく子プロデュース、出演は東山紀之、松たか子、角野卓造、佐藤B作、前田吟、篠田三郎、熊谷真実、草笛光子ほか。原作は藤沢周平の娘でエッセイスト・遠藤展子著『藤沢周平 父の周辺』(文春文庫)『父・藤沢周平との暮し』(新潮文庫)。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

TBS 7月4日放送「ふつうが一番 作家・藤沢周平 父の一言」番組公式サイト



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