「華政(ファジョン)」貞明公主ってどんな人?実在のヒロインの結婚は?女優イ・ヨニ紹介!予告動画

2016年08月03日21時10分ドラマ
©2015 MBC

BSフジで好評放送中の韓国歴史エンターテインメント「華政(ファジョン)」、第45話~46話でホン・ジュウォン(ソ・ガンジュン)と貞明公主(イ・ヨニ)の間に大きな変化が起きるが、モデルになった実在の貞明公主はどんな人物だったのか?史実に残る貞明公主と演じた女優イ・ヨニをご紹介しよう!本作はDVDも全BOX大好評発売中で作品公式サイトで予告動画が公開されている。
※以下、ドラマのネタバレになる記述もあります。ネタバレが気になる方は、全65話版の45話、46話を視聴された後にお読みください。

ドラマについては【「華政」を2倍楽しむ】で、時代背景や豆知識、キャストの紹介、各話の詳しいあらすじと見どころなどをまとめている。

fajyon■貞明公主(1603-1685)の生涯
ドラマでイ・ヨニが演じた貞明公主は、朝鮮王朝14代王・宣祖と二人目の王妃である仁穆王后・金氏との間に生まれた唯一の嫡流王女。こちらの【朝鮮王朝系図】で見ても分かるように、貞明は、宣祖‐光海君‐仁祖‐孝宗‐顕宗-粛宗の14代~19代の6人の王の時代である、朝鮮王朝の激動の中期を生きた王女。
第15代王・光海君とは異母兄妹の関係。だが、光海君に弟の永昌大君を死に追いやられた後、母の任穆王后と共に慶運宮(現在の徳寿宮)に幽閉された。
仁穆王后は、光海君が貞明まで命を奪うのではないかと思い、貞明が死んだと話していた。
ドラマ「華政」では、下賜された田畑を無料で民に貸し出しているが、実際の貞明も清による2度目の侵攻を受けて船で江華島に避難する時、船に積載した自分の財物をすべて降ろさせて、先に民を乗せた。実際の貞明も謙虚でとても情に厚く、民に愛されていたと伝わっている。

fajyon■貞明公主の恋
ドラマではソ・ガンジュン扮するホン・ジュウォンと愛し合い、結婚することになるが、こちらも実在の洪柱元(1606-1672)がモデルになっている。洪柱元は貞明公主より3歳年下で、1623年9月26日に成婚。ドラマのようなロマンスがあったかどうかは定かではないが、2人の間には7男1女が産まれた。韓国史劇に詳しい方なら“洪”という姓を聞いて思い出す人物がいるはず。「イ・サン」「秘密の扉」に登場した洪鳳漢(ホン・バンホン)やその娘で、後に思悼世子(サドセジャ)の正妃となる恵慶宮洪氏、他にも「イ・サン」のメインキャスト洪国栄(ホン・グギョン)も彼らの子孫である。

華政■貞明公主の書道作品
貞明公主は幽閉中、母の仁穆王后の心を癒すために、石峰体と呼ばれる漢文の毛筆書体である筆法を習得。そして“華政”という一文字が73cm四方の大作を完成させた。ドラマのオープニングにも登場するタイトルロゴに使われた“華政”も貞明公主の筆跡。激動の中期を生き抜いた貞明公主らしい、意志の強さがうかがえると高い評価を得ている。

★イ・ヨニ(1988.1.9生、170cm、B型)
fajyon華政2001年 第2回SM青少年ベスト選抜大会 大賞を受賞して芸能界デビュー。ガールズグループ“少女時代”デビュー前の“スーパーガールズ”のメンバーの一人だったが、デビュー前に少女時代を辞め、女優に転身。歌手カンタ、ムン・ヒジュン、東方神起のミュージックビデオに出演し、注目を集める。「海神‐ヘシン-」(2004)でスエの少女時代を演じ、その凛とした姿に女優として認知度を高めた。「復活」(2005)ではオム・テウンの異父妹・シニョン役、2006年の映画『百万長者の初恋』ではヒョンビンの相手役・ウナン役で新人らしくない安定した演技を披露して次世代スターの仲間入りを果たした。その後は、「エデンの東」(2008)でソン・スンホンと共演、「パラダイス牧場」(2011)で東方神起のチャンミンと、「ファントム」(2012)ではソ・ジソブと、「九家の書」(2013)ではイ・スンギの実母役、「ミス・コリア」(2013)ではイ・ソンギュン、『朝鮮名探偵2』(2015)ではキム・ミョンミンといった日本でも人気のトップ俳優たちと共演。チャーミングな可愛らしさと凛とした美しさを兼ね備えた女優として存在感を見せている。

ドラマもいよいよ終盤。果たして貞明公主は激動の時代をどう生き抜くのか?

kandoratop【作品紹介】【「華政」を2倍楽しむ】

BSフジ「華政」番組公式サイト
 2016.05.26スタート 月~金14:59-15:59 無料BS初放送
「華政[ファジョン]」DVD公式サイト
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